ホロライブ大運動会2021 珍プレー好プレー集! 奇跡の瞬間、感動の大団円をプレイバック

2020年に第1回大会を開催して感動の嵐を巻き起こした「ホロライブ運動会」が、パワーアップして2021年11月に第2回大会を開催! ホロライブプロダクションに所属する女性タレントが国境を越えてしのぎを削ったその大会のもようを振り返ってみよう!

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ホロライブ所属のさくらみこさんと大神ミオさんによる「ホロライブ大運動会」が今年も開催!

第2回となる今回は、ホロライブID(インドネシア)とホロライブEN(イングリッシュ)のいわゆる「海外組」も加わり、ホロライブプロダクションに所属する女性タレントが一堂に会する大規模なものとなった。

大会当日は、主催者視点、赤A・B・Cチーム視点、白A・B・Cチーム視点の、合計7つの視点で大会のもようを約5時間半配信。運営視点ではさくらみこ選手と大神ミオ選手による実況が、各チーム視点では参加者それぞれのクロストークが繰り広げられて大会を盛り上げた。

奇跡の瞬間が連発し、驚くべき結果で大団円を迎えた「ホロライブ大運動会2021」。
本稿ではその奇跡の瞬間を含む「珍プレー・好プレー」をピックアップし、独自の視点を交えながら大会を振り返りたいと思う。


【開催日】
2021年11月6日(土)13時~18時30分
運営視点+各チーム視点×6の全7視点

【参加者】
運営さくらみこ(赤組総大将)、大神ミオ(白組総大将)

赤組A兎田ぺこら、常闇トワ、潤羽るしあ、角巻わため、ときのそら、ロボ子、猫又おかゆ、AZKi

赤組B白上フブキ、宝鐘マリン、夏色まつり、天音かなた、白銀ノエル、雪花ラミィ、アキ・ローゼンタール(体調不良により不参加)

赤組Cムーナ・ホシノヴァ、クレイジー・オリー、アーニャ・メルフィッサ、パヴォリア・レイネ、オーロ・クロニー、七詩ムメイ、セレス・ファウナ、IRyS、森カリオペ

白組A大空スバル、獅白ぼたん、癒月ちょこ、姫森ルーナ、百鬼あやめ、夜空メル、戌神ころね

白組B港あくあ、紫咲シオン、不知火フレア、尾丸ポルカ、桃鈴ねね、赤井はあと、星街すいせい

白組C小鳥遊キアラ、がうる・ぐら、一伊那尓栖(にのまえ いなにす)、ワトソン・アメリア、ハコス・ベールズ、九十九佐命(つくも さな)、アイラニ・イオフィフティーン(体調不良により不参加)、アユンダ・リス


第1種目「障害物競走~天国と地獄R~」


「障害物競走~天国と地獄R~」は各チームの代表者が4名ずつゴールを争う個人種目だ。コースは天国コースと地獄コースの2ルートあり、地獄コースに落ちると2度と天国ルートに這い上がれないばかりか、マグマやフグなど殺意の高いトラップが行く手を塞ぐ。

▲競技のようす。天国ルートは比較的簡単に突破できる。
▲地獄ルートはマグマだらけ! クモの巣も多く、一度捕まると脱出まで時間がかかってしまい大幅なタイムロスとなる。
▲珍プレー続出の「毒フグのプール」。フグにはそれぞれ名前がつけられていたのだが、さくらみこ選手が深夜テンションで名付けたことからネタ要素の多いトップとなった。ちなみにこちらの画像は「はあちゃまのドク料理」にあたった桃鈴ねね選手。中央で泡と化しているのが桃鈴ねね選手だったモノだ。

「障害物競走~天国と地獄R~」の好プレーといえば、やはりこの場面。赤Bチームの白上フブキ選手と白Cチームのワトソン・アメリア選手がデッドヒートを展開した第1レースだ。

地獄コースのマグマ地帯につかまってしまうと5分、10分と手間取ってしまうこの競技だが、白上フブキ選手はなんとノーミスで33秒を記録! 一瞬遅れてゴールしたものの、ワトソン・アメリア選手も全出場選手の中で2番手となる好タイムを叩き出した。

▲まっすぐ天国コースを疾走する白上フブキ選手。
▲折り返し地点からコース後半へ。
▲白上フブキ選手は地獄コースに落ちることなく、まっすぐゴールへ!

ちなみに各レース勝利者のタイムがこちら。(編集部計測)
・第1レース……白上フブキ(赤B) /33秒
・第2レース……夏色まつり(赤B) /1分15秒
・第3レース……潤羽るしあ(赤A) /1分30秒

またトップを走りながら地獄コースに落ちてしまい、大幅にタイムを落としたアーニャ・メルフィッサ選手や、スタート直後に地獄コースに落ちてしまった癒月ちょこ選手も、ギャラリーの応援に後押しされるように最後まで走り抜いて美しい汗を見せてくれた。


第2種目「玉入れ」


各チーム3名を選出して競う団体種目。フィールドに設置されたジャンプ台を駆使しつつ、雪玉を補充しながら時間いっぱいまでホッパーに雪玉を投げ入れていく。
チームメイト1名が雪玉の補充係になって玉入れ要員をアシストする作戦に出るチームが多かった。

▲「玉入れ」の競技風景。

悲喜こもごもあった「玉入れ」の好プレーは、赤Bチーム(白銀ノエル、宝鐘マリン、天音かなた)の謎の掛け声だ。
詳細は事前練習のカオスな配信をご覧いただければお分かりになると思うが、赤Bチームは事前練習で綿密にチームプレーを確認しており、雪玉がなくなった時の掛け声として「花子」、雪玉を補充する際の掛け声を「太郎」と決め、つねに声を出すよう心がけていたのである。
補充担当と玉入れ担当を分ける作戦は他のチームも採用していたが、赤Bチームは特にその作戦が噛み合ったのか、なんと出場チーム最多を誇る134点を獲得していた!

▲赤Bチームの練習風景。

なお本競技の試合結果は以下の通りとなる。
・赤A(そら、AZKi、わため) vs 白A(スバル、ころね、あやめ)……96点-92点
・赤B(ノエル、マリン、かなた) vs 白B(シオン、ねね、ポルカ)……134点-69点
・赤C(カリオペ、オリー、ムメイ) vs 白C(キアラ、リス、サナ)……61点-90点

さらに好プレーがひとつ。それは赤Cチームのオリー選手だ。
オリー選手は事前練習では絶好調だったものの、本番では緊張のあまりうまくジャンプできず、自分のせいでチームが敗北したと本気で号泣したという。
その悔しさこそ本気の証であり素晴らしいプレーだった。

▲試合終了とともにフィールドの隅っこで小さくなるオリー。Ollie, Good game!!


第3種目「鳥人間ダーツR」


各チームで代表選手を1名選出し、順番に飛翔していく個人種目。空中にあるリングをくぐるたびに10点追加、着地ポイントの中心に近いほど高得点となる。
なおリングをすべてくぐると最高30点加算、見事中央に降り立つと30点、そこから外側に離れるほど、25点、20点、15点と、ほぼ5点刻みで得点が少なくなる。

この競技の好プレーは、まず天音かなた選手のフライトだろう。
実はこの日、天音かなた選手が所属する赤Bチームは、アキ・ローゼンタールことアキロゼ選手が飛ぶことになっていた。しかし体調不良のため応援に回り、急遽、天音かなた選手が代役を引き受けることになったのである。

そんな中での緊張のフライト……。なんとコメント欄に現れたのは、身体を休めているだろうアキロゼ選手の姿だった!

▲コメント欄に現れたアキロゼ選手。出場の形は異なるものの、応援役で大会に参加してくれた。

そして「鳥人間ダーツR」といえばこの場面。赤Aチーム・兎田ぺこら選手である。

トップバッターである兎田ぺこら選手は、1回目のフライトでリングを3つクリアし、2番目に得点が高い銀色(シーランタン部分)に着地。これだけでも十分な結果だったが、あえて2回目のフライトにチャレンジした。

本競技は2回飛ぶチャンスがあるが、最新の記録がポイントになるため、ここで失敗したら最悪0点に……。しかし周囲の期待を背負って再チャレンジしたぺこら選手は……。

▲3つのリングを危なげなくクリア。
▲円の中心点へ向かって……。
▲金ブロックに見事着地!

なんと最高得点の60点を叩き出した! この見事なフライトに、見守っていた相手チームの湊あくあ選手も思わず「ナイス!」と声をかけてしまうほど。

ちなみに各選手の得点は以下のとおり。
兎田ぺこら(赤A)……60点
獅白ぼたん(白A)……55点
天音かなた(赤B)……55点
紫咲シオン(白B)……55点
ムーナ・ホシノヴァ(赤C)……55点
小鳥遊キアラ(白C)……55点

最高得点とは行かなかったものの、全員、次に高得点の55点という驚きの成績だった。


第4種目「だるまさんが転んだ!」


本競技は誰もが知るあの「だるまさんが転んだ」だ。

予選と決勝で行われる競技で、予選通過者の上位5名が決勝進出。決勝で1位なら30点、ゴールするだけでも3点はもらえるので逆転が可能となる。

珍プレーは海外組を対象とした「赤C vs 白C」の練習場面でのこと。
この競技は「止まれ」のタイミングで一歩でも動くと死亡扱いとなるデスゲームなのだが、最初の「だるまさんが転んだ」の時点で、なんと出場17名中、9名が一発アウト! ゴールまでたどり着けたのは、人数調整で参加した大空スバル選手を含むわずか3名だった。

▲だるまさんが……。
▲……転んだ! 体力回復用の肉を残して9名が一瞬で消えてしまった。ゴールできたのは、がうる・ぐら選手、アユンダ・リス選手、大空スバル選手の3名。

珍プレーであり好プレーだったのは、決勝に進出した白Bチームの赤井はぁと選手だ。
続々とゴールを決める決勝進出者の中で、唯一フィールドに残ってしまった赤井はぁと選手は、運営コンビに忘れられ放置されることに。

その場から動けなくなってしまい、最後の最後まで取り残されてしまったのだが、それでも諦めずジリジリとゴールを目指した。

獲得したのはわずか3点。しかしこの時、赤井はぁと選手は笑顔で「あの3ポイントの差で白組が優勝することになるんで!」とコメント。しかもその「予言」は現実のものに……!

▲フィールドにハマってしまい動けなくなる赤井はぁと選手。


第5種目「鉱石PvP」


「鉱石PvP」はコロシアムに設置された3種類の鉱石を奪いあう3対3の団体種目だ。
注目ポイントはなんと言っても争奪戦。掘削用のツルハシで相手をなぎ倒し、相手陣地に運び込まれた鉱石を盗んでポイントを加算していく。

本競技でもっとも重要なのは、いかに相手選手を倒して略奪のチャンスを作るかだ。
そのため各チームには自然とキルリーダーが誕生し、その選手を中心にゲームが展開していく。キル数が多いチームほど勝利する確率は高い。

▲「ホロライブ運動会2020」でもっとも人気だった「鉱石PvP」。

ちなみに今大会のキル数を数えてみると以下の通りとなる。

ロボ子(赤A)……3
常闇トワ(赤A)……9
角巻わため(赤A)……3
夜空メル(白A)……1
癒月ちょこ(白A)……3
姫森ルーナ(白A)……0
夏色まつり(赤B)……6
宝鐘マリン(赤B)……3
雪花ラミィ(赤B)……2
湊あくあ(白B)……5
星街すいせい(白B)……1
不知火フレア(白B)……0
オーロ・クロニー(赤C)……2
パヴォリア・レイネ(赤C)……3
アイリス(赤C)……5
がうる・ぐら(白C)……6
イナニス(白C)……6
ハコス・ベールズ(白C)……1

チーム別キル数
赤A vs 白A……15:4(赤勝利)
赤B vs 白B……11:6(赤勝利)
赤C vs 白C……10:13(白勝利)

▲攻撃時に、いかにクリティカルを出すかがバトルのポイント。この場面では赤チームの鉱石貯蔵庫の前で湊あくあ選手と雪花ラミィ選手が交戦していた。


また本競技はどれだけ相手チームに悟られず略奪できるかがカギとなる。そこで大活躍したのが白Cチームのハコス・ベールズ選手だ。
ハコス選手は相手チームが出払っている隙に、相手チームのダイヤを根こそぎ略奪。今回の「鉱石PvP」で最高得点となる166点を白チームにもたらした。

▲「ぬすっとっとこハコ太郎」爆誕の瞬間!(画面右側)。リスポーンした赤チームはハコス選手に気づかず相手フィールドへ一直線!


最終種目「オールスターリレー」


最後は全員でバトンをつなぐ「オールスターリレー」だ。今年はこの競技ではじめてさくらみこ選手と大神ミオ選手が競技に参加し、仲間たちと円陣を組むなどした。

▲スタートラインにつくさくらみこ選手と大神ミオ選手。


好プレーは第3レースの赤C vs 白C。
白組はこの一戦で勝てば優勝が確定、赤組は勝利すれば同点になるとあり応援に力が入る。出場選手も闘志がメラメラと燃えており、抜きつ抜かれつの大勝負を展開した。その熱すぎる勝負のもようは実際の動画をご覧になってほしいが、真剣勝負だからこそ感じられる感動があった。

▲海外組の一部選手は、現地時間で午前2時頃から朝までという時間帯ながら、最後まで楽しそうに大会に参加していた。
▲会場を見守るように、蒼空には「ドラゴン」の姿が……。小鳥遊キアラ選手によると、大会前日の深夜にさくらみこ選手と大神ミオ選手が用意したものだとか……。

こうして笑いあり涙ありで幕を閉じた今年の「ホロライブ大運動会」。
「また来年もやるぞ!」とさくらみこ総大将が意気込んでいたのでお楽しみに!!

▲「ホロライブ大運動会2021」主催者視点
▲「ホロライブ大運動会2021」赤Aチーム視点
▲「ホロライブ大運動会2021」赤Bチーム視点
▲「ホロライブ大運動会2021」赤Cチーム視点
▲「ホロライブ大運動会2021」白Aチーム視点
▲「ホロライブ大運動会2021」白Bチーム視点
▲「ホロライブ大運動会2021」白Cチーム視点


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《気賀沢昌志》

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