30年を経ても愛される「ロードス島戦記」の魅力とは─ライトノベルの原点に隠れた意外な過去、今なお続く新展開まで

ライトノベルの原点のひとつに数えられていることも多い「ロードス島戦記」の魅力や人気の背景へ迫ると共に、今も続く新たな展開について紹介します。

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30年を経ても愛される「ロードス島戦記」の魅力とは─ライトノベルの原点に隠れた意外な過去、今なお続く新展開まで
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■この令和の時代でも、なお現役で輝き続ける「ロードス島戦記」

KADOKAWAオフィシャルサイトより

「ロードス島戦記」が今なお続いているとの表現は、比喩ではなく文字通りの意味です。まず、三部作でひとつの区切りを迎えた小説版ですが、舞台を100年後に移した新たな物語が始動しています。

パーンと共に戦乱を駆け抜けた仲間「ディードリット」は、長寿で知られるハイエルフの女性。そんな彼女を主要人物のひとりに迎えた新たな小説「ロードス島戦記 誓約の宝冠1」が、2019年8月に刊行されました。

ロードスの歴史における新たなこの展開は、まだ始まったばかり。今からでも十分追いつけるので、見落としていたファンの方は今からでも手に取ってみてください。

そしてもうひとつ、12月16日に発売されたばかりの家庭用ゲーム機向けアクションRPG『ロードス島戦記 -ディードリット・イン・ワンダーラビリンス-』も、ファン心をくすぐる一作です。

本作はディードリットを直接操作し、精霊や様々な武器、魔法の力を使いこなしながら、2Dで表現された広大な迷宮を探索するメトロイドヴァニア形式のゲーム。国内外でファンが多いジャンルなので、その意味でも注目が集まることでしょう。

さら本作では、小説「ロードス島戦記 誓約の宝冠」へと至るまでのディードリットに何があったのか。その空白を描く物語が紡がれます。そのため、小説のファンにとっても大いに興味が惹かれるタイトルになりそうです。

『ロードス島戦記 -ディードリット・イン・ワンダーラビリンス-』は一足先にSteam版がリリースされており、このたびニンテンドースイッチをはじめ、PS5やPS4、Xbox Series X | SにXbox Oneと、一気に広がりを見せました。なお、「Xbox Game Pass」にも対応しているので、そちらで楽しむという手もあります。

30年の時を経ても、最新の展開が後を絶たない「ロードス島戦記」。その輝きは、この令和でも長らく続くことでしょう。かつてのファンは、今の新たな動きをお見逃しなく。そしてシリーズ未経験の方々は、長年愛されるその魅力を覗いてみてはいかがでしょうか。


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《臥待 弦》

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