
自由の女神が和服をまとい、ハリウッドには“NEO YOKOHAMA”の文字…。日本の文化的植民地となった「昭和66年」のアメリカが舞台という驚きの設定のゲーム『昭和米国物語(Showa American Story)』のPVが公開され、ネット上で話題となっています。
このゲームを製作したのは中国の開発スタジオ「NEKCOM Games」。同作は主人公の千草蝶子が、強大な経済力を手にした日本の文化的植民地となったアメリカでゾンビや化け物たちと戦う…という、非常にB級映画感溢れる内容です。
公開されたPVを見ると、大事MANブラザーズバンドの「それが大事」をBGMに、砂漠に立つ崩れかけた千手観音像やハリウッドの丘の上に踊る“NEO YOKOHAMA”の文字、和服をまとった自由の女神の看板など、日本人の我々から見るとかなり“トンチキ”な映像が流れていきます。



製作者はかなりの日本通!?“例のプール”登場にネット上で大興奮の声
さらには、わかる人にはわかる“例のプール”の愛称で知られる有名なスポットも登場。製作者の(かなり偏った)日本への愛が感じられるPVに、ネット上では「昭和米国物語ってゲーム面白そうやな。中国の方が開発してるみたいだけどちゃんと日本って感じがわかるのがいい。例のプールまであるのさすがとしか言いようがないw」「ゴールデンゲートブリッジ→金門のセンス、例のプールの実装、ストーリーの舞台である1991年(平成3年、昭和66年)リリースの『それが大事』をPVに使う構成力。昭和米国物語、素人の犯行ではない」「例のプールが出るだけでもあれなのに昭和だからって遊びも昭和だし世紀末だしネタが大渋滞していてトレーラー見ているこっちも、え??ってなるゲーム昭和米国物語、気になる」などと大きな反響を巻き起こしています。
プラットフォームはPS4/PS5/PCを予定しており、発売日は未定とのこと。B級映画の雰囲気が好きなゲーマーにとっては見逃せない作品となりそうです。