ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、三上真司氏率いるTango Gameworksの新作PC/PS5タイトル『Ghostwire: Tokyo』のショウケースを2月4日午前7時から放送することを明らかにしました。なお、動画の概要欄ではPS5版の発売日が3月25日となることが記載されており、予約は番組配信の同日となる2月4日からスタートすることも記載されています。
本作は、2019年のE3で発表されたTango Gameworksが開発するPC/PS5向け一人称視点アクションアドベンチャーです。中村育美氏(2019年9月に退社)によるプレゼンも世界中で話題になりましたが、発表から3年弱の時を経て遂に発売を迎えます。物語の舞台は、危険なオカルト主義者によって引き起こされた大規模な超常現象により、人々が一瞬にして消失してしまった東京。プレイヤーは超常現象の生き残りとして、「般若」を名乗る仮面の狂信者と対峙し、東京を救うべく「マレビト」と呼ばれる異界の亡霊を倒しながら東京を救う戦いに身を投じることになります。
プレイヤーは、マレビトとの戦いを重ねることで多彩な技術を身につけていきます。中でも特徴的な「ハンドスペクトラル」は、火、水、風の霊的エネルギーを使役し、元素の力で強力な攻撃を繰り出すことができます。ほかにも強力な能力を習得することで、東京のスカイラインの頂上まで駆け上がり、通りの上を飛んで新たなミッションを発見したり、敵に急襲したりといったアクションが楽しめるようです。気になるアクション部分については、『DOOM』(2016年)のプッシュフォワード戦闘およびグローリー・キルを開発した原慎一郎氏がコンバットディレクターを務めています。
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今回公開されたYouTubeのプレミア公開を知らせるページでは、公式の発表はないものの「未知との遭遇『Ghostwire: Tokyo』2022年3月25日発売。本日予約で特典コンテンツプレゼント」と記載されており、さらに3日間の先行アクセスが可能な「デラックスエディション」の存在も明かされています。2月4日のショウケースでは、発売日などの情報や、詳細なゲームシステムなどが公開されるものと見られます。
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『Ghostwire:Tokyo』は、3月25日発売予定で、これまでの情報に変更がなければ、PS5版と同日にPC版もリリースされるということです。また、PS5版向けの機能としてDualSenseのハプティックフィードバックやアダプティブトリガー、3Dオーディオにも対応します。なお、Tango Gameworksの親会社であり、本作のパブリッシングを担当するベセスダ・ソフトワークスはマイクロソフトに買収されていますが、21年リリースの高評価FPS『DEATHLOOP』と同様、買収以前の契約は尊重するとして、予定通り1年間のPS5時限独占となる模様です。(海外向けのラインナップ動画に発売後12ヶ月の独占の旨が明記されている。)
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