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現在『Fate/Grand Order』(以下、FGO)にて、期間限定の新イベント「連続活劇神話 ミシシッピ★ミササイザーズ」が開催中です。
『FGO』の期間限定イベントは、ものによってバラつきはあるものの、2週間の開催が最もポピュラーでした。しかし、前回に続き今回も、3週間と長めの期間が設定されています。
新イベントの概要などを発表した配信番組内で、『FGO』第2部開発ディレクターのカノウヨシキ氏が、今回だけでなく今後のイベント開催期間も3週間にしたいとの方針を明かしました。またイベントのボリュームについては、これまでと同程度が想定されており、実質的にプレイできる期間が1週間延びる、という形になりそうです。
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◆多くのユーザーが「3週間」を好意的に受け止める
この新たな方針を、『FGO』ユーザーはどのように受け止めたのか。Twitter上でのコメントを見ると、「ゆっくり焦らず出来るの嬉しい」「やっぱりイベ期間は少しでも多くあるといいよね」「本当に助かる…」と、かなり多くの方々が好意的に受け止めていました。
仕事の繁忙期や学業との兼ね合い、他のゲームとイベント期間が被るケース、体調不良や急用など、状況や理由は様々ですが、『FGO』に没頭できない期間はどうしてもあります。ですが、開催期間が延びることで、不測の事態にも対処しやすくなります。こうした想定や実体験から、期間延長を喜ぶ声が多く見受けられました。
『FGO』の場合は、イベント終了後に少し間を置く場合も少なからずあり、そうした隙間時間を「虚無」と呼ぶ一部ユーザーもいます。その関係から、「虚無期間をなくすのはいい方策」と理解を示す方もいました。また、「3週間開催ありがたや。本編も進めたい」といった声も。事情はプレイヤーの数だけありますが、概ね好意的に受け止める方が多い印象です。
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◆「3週間はちょっと暇」「微妙にだれる」といった否定的な声も
しかし3週間の開催になっても、「余裕ぶっていて、結局間際で焦るんだけれどもさ…」「結局、最後の週にためちゃうんだよなぁ」「1週間延びたところで、今までクリア出来なかった人はやはりクリア出来ないと思う」といった意見も飛び出しています。
期間に余裕があると、精神的な油断も招きやすいもの。夏休みの宿題を最終日にまとめて片付けるように、3週間の余裕があっても最後に駆け込む形になるユーザーもいることでしょう。
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そして、開催期間が長くなることに否定的な声もあります。「3週間の方が助かる人いるのはわかるけど、私は正直ちょっと暇」「イベント期間3週間あれば自然回復でほぼやりきれるのはいいが、微妙にだれるんだよな」といった中だるみなどを懸念する意見や、「それはつまり内容が薄くなるということでは」とクオリティを不安視するコメントも。
また、3週間になるなら「周回ボリュームはそのままに、メインシナリオのテキストを増やしてほしい。毎日の更新の楽しみをもう少し長く味わいたい!」と、密度を高めて欲しいとの声もありました。
カノウ氏は、延長分の1週間にイベントとは別のキャンペーンなどを挟みたい、といったコメントも発していました。こうした取り組みを実際に望む声も多く、この施策が成功するためには、今後の動きも重要な鍵になりそうです。