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1997年に発表された『ハリー・ポッターと賢者の石』から、20年以上も愛され続けているハリポタシリーズ。4月から劇場版最新作『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』の公開も始まり、その変わらぬ人気ぶりをアピールしています。
また、2022年のホリデーシーズン中にはゲーム『ホグワーツ・レガシー』が発売される予定。魔法ワールドを舞台に、1人の魔法使いとして学業や冒険に励むことができる…と、まさに全世界のハリポタファンが望んだゲームの登場に、発売を待ちきれない!という人も多いようです。
そこで今回は、「今こそやりたい『ハリー・ポッター』のゲーム3選」と題して、過去に発売された『ハリー・ポッター』の名作ゲームをご紹介。『ホグワーツ・レガシー』の発売前に、ゲームでハリポタの世界を振り返ってみるのはいかがでしょうか。
(1)初めてハリポタ世界に触れた興奮が蘇る!『ハリー・ポッターと賢者の石』
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ハリポタシリーズの始まりである、小説『ハリー・ポッターと賢者の石』。PSのゲームソフト『ハリー・ポッターと賢者の石』も、ハリポタ初のゲーム作品として登場しました。
同時期にPC版やGBカラー、GBA版も発売され、後にはPS2版も発売された『賢者の石』。ハードの違いもあり、それぞれ全く違うゲーム体験を味わえるのですが、特にオススメしたいのがPS版です。
その内容は、プレイヤーがハリー・ポッターとなり、3Dポリゴンで描かれたホグワーツを冒険しながら原作のストーリーを追体験するというもの。グラフィックは流石に最新のゲームと比べると見劣りしますが、20年以上前のゲームとは思えないほど鮮やか。キャラクターも特徴を掴んで描写されています。
なにより、“3Dで描かれたホグワーツを探検する”という、ファンが求める要素がしっかりと詰まっているのが同作の魅力。自分の意志で自由にホグワーツ内を歩き回るという、夢のような体験が味わえます。
(2)ハリポタゲームの最高傑作?『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』
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その後も『秘密の部屋』『アズカバンの囚人』と、順調に作品を重ねていったゲーム版ハリポタシリーズ。各作品それぞれ表題の物語を追体験でき、どの作品も人気があるのですが…。その中でも特にオススメなのが第5作『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』です。
本作では初めてWii/PS3/Xbox360の3機種に対応。当時最先端だったグラフィックは、「まるで実写映画のようだ」と話題になりました。音にも非常にこだわっており、映画に登場する俳優の声・サウンドトラックをそのまま収録。もちろん、日本語字幕を表示することもできるので安心です。
アクションゲームとしても非常によくできており、多人数での魔法戦闘は非常にやりごたえがあります。魔法のエフェクトも美しく、見ごたえも充分…と、まさに最高傑作と呼ぶにふさわしい完成度。思い出補正を抜きにしても楽しめると思うので、ぜひプレイしてみてください。
(3)あの魔法スポーツを完全再現『ハリー・ポッター クィディッチ・ワールドカップ』
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最後にご紹介するのは、ちょっと変わり種のゲーム。PS2の『ハリー・ポッター クィディッチ・ワールドカップ』では、魔法界の大人気スポーツ「クィディッチ」を楽しむことができます。
「クィディッチ」は「チェイサー」「キーパー」「ビーター」という役割の違う3種類のポジションと「クアッフル」「ブラッジャー」「スニッチ」という3種のボールが入り交じる、非魔法族(マグル)にはちょっとわかりづらい複雑なスポーツ。ですが、同作ではこのスポーツを完全再現。しかも簡単な操作で遊ぶことができます。
パスによるコンボシステムやタメ撃ちのシュート、洗練された箒アクションが見られるスペシャルムーブなど戦略性・ゲーム性にも富んでおり、遊びごたえは充分。時には空中格闘技のような激しい試合となることも。
『炎のゴブレット』に登場した「クィディッチ・ワールドカップ」をモチーフとしていますが、「グリフィンドール」や「スリザリン」など、ホグワーツのチームももちろん登場。キャラクターのモデリングも原作を意識したものとなっており、高い没入感を味わえます。箒で自由に飛び回る快感は、マグルのスポーツゲームでは味わえないやみつきものです。
『ファンタスティック・ビースト』で「ハリポタ」熱が再燃しているという人は、この機会にプレイしてみてはいかがでしょうか?