ヤンキー漫画「チキン」は『アイマス』ネタ満載!?宮本フレデリックに「暗帝禍」まで

人気ヤンキー漫画に隠された、壮大なメッセージの数々…。

その他 特集
ヤンキー漫画「チキン」は『アイマス』ネタ満載!?宮本フレデリックに「暗帝禍」まで
ヤンキー漫画「チキン」は『アイマス』ネタ満載!?宮本フレデリックに「暗帝禍」まで 全 4 枚 拡大写真

きらびやかなアイドルたちの活躍を描く『アイドルマスター』シリーズが、意外なところで“ヤンキー”と交わっていた様子。「月刊少年チャンピオン」で連載中のヤンキー漫画に、同作のパロディが指摘されているのです。

ヤンキー漫画にアイマス要素が!?

その作品とは、映画化もされたヒット作「ドロップ」の前日譚にあたる「チキン 『ドロップ』前夜の物語」。不良たちが抗争を繰り返しながら友情を紡いでいく、バイオレンス&エンタメ作品です。

現在、コミックスが30巻以上発売されていますが、前半は『アイマス』とは関係ないストイックなヤンキー漫画でした。しかし15巻頃から、さりげなく『アイマス』のサブリミナル的な描写が増加。

とくに有名なのが、とある喧嘩の最中、ミツルというキャラクターが腕ひしぎ十字固めを狙うシーンです。ミツルが腕を「ガッ」と取ると、相手は「なっ」という言葉とともに「ハッ」と反応。

腕を取ったミツルが「ヒュッ」と後ろに倒れ込むと、腕ひしぎ十字固めが完成。相手の肘から「ビキッ」といやな音が…。

何も知らなければ、単なる不良同士の喧嘩を表現したワンシーン。しかし「ガッ」「なっ」「ハッ」「ヒュッ」「ビキッ」の言葉をつなげると、人気アイドル・我那覇響の名前が完成します。おまけに、肘を極められた相手は「うぎゃ…」と呻くおまけ付き。

アイマス要素は数知れず…

他にも、喧嘩前の掛け合いで「どっち? どっち? どっちもだよ」というフレーズが登場。これはおそらく「アイドルマスター ミリオンラジオ!」のテーマソング「U・N・M・E・Iライブ」の歌詞が元ネタでしょう。

また、宮本フレデリカならぬ宮本フレデリックという名前の不良が存在したり、「暗帝禍」(アンティーカ)という暴走族グループが登場したりと、『アイドルマスター シンデレラガールズ』『アイドルマスター シャイニーカラーズ』にも対応。

何気ない不良の立ち姿で、『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ』のカードイラストの構図をオマージュするなど、枚挙にいとまがありません。

『アイマス』ファンの間では、単行本が発売されるたびに“特定班”が忍ばされた要素を探すのが恒例に。そんな「チキン 『ドロップ』前夜の物語」について、「アイマス界のダ・ヴィンチ・コード」と評する声もあるようです。

『アイマス』の知識に自信がある人は、濃密な謎解きに挑戦してみてはいかがでしょうか…。



U・N・M・E・I ライブ【BD付限定盤A】
¥5,480
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

《サワディ大塚》

この記事の写真

/
【注目の記事】[PR]

関連ニュース