モンハン風オープンワールドの名作!10周年を迎えた『ドラゴンズドグマ』を振り返る

国産オープンワールドゲームの先駆けの1つとも言われる不朽の名作。

任天堂 Nintendo Switch
モンハン風オープンワールドの名作!10周年を迎えた『ドラゴンズドグマ』を振り返る
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今年5月24日、CAPCOMの人気アクションRPG『ドラゴンズドグマ』シリーズが10周年を迎えました。お得なセールも実施され、ますます注目が集まる名作ゲーム。本稿では、国産オープンワールドの先駆けでもある同作の歴史を振り返ってみましょう。

自由度の高いキャラメイクが魅力的

記念すべきシリーズ第1作となる『ドラゴンズドグマ』は、2012年にPS3/Xbox 360用ソフトとして発売されました。剣と魔法の正統派ハイ・ファンタジーの世界を舞台とした、3人称視点のアクションRPGです。

日本でオープンワールドゲームがそれほど一般的でなかった当時、王道ファンタジーの世界を「冒険する感覚」を追求した同作は、高い注目を集めました。

1分ぐらいでわかるドラゴンズドグマ:ダークアリズン 第1回 オープンワールド

何よりもその魅力は、自由度の高さにあります。キャラクターメイクでは、主人公である「覚者」はもちろんのこと、NPCである「ポーン」も設定可能。外見から戦いのクセや職業、性格、口調まで、こだわりをたっぷり詰め込めます。キャラクターの設定はムービーにもしっかりと反映されるため、ゲーム世界への没入感を高めてくれるでしょう。

その他にもオープンワールドとしての優れた要素があり、ロールプレイがますます捗ります。主人公の目的はドラゴンを倒し、奪われた心臓を取り戻すことにありますが、そこに至るまでの道はプレイヤーの選択によってさまざま。

ゲームは基本的にクエストを受注することによって進行しますが、酒場に貼られた張り紙やNPCとの会話など、いろいろな受注方法がありました。クエスト内容も、モンスターを討伐するものだけでなく、護衛やアイテム収集、逃げる子どもを捕まえるものなど、バリエーション豊か。

今となってはオープンワールドの定番とも言える要素ですが、当時は衝撃的な自由度の高さでした。

『モンハン』顔負けの本格戦闘システム

自由度の高いオープンワールドゲームであるだけでなく、戦闘システムも高い完成度。CAPCOMの人気シリーズである『モンスターハンター』と同じく、スタミナやアイテムを管理しつつ、強大なモンスターに立ち向かっていくアクションRPGとなっています。

また、同シリーズならではの魅力として特徴的なのが、冒険の仲間となる「ポーン」まわりのシステム。プレイヤーとともに戦うことで学習・成長するようになっており、最高の“相棒”を生み出せます。理想のパーティーを作って、ファンタジーの世界を冒険するのは、なかなか得がたい体験でしょう。

なお、シリーズ第1作については、ダンジョンやキャラクターエディットのパーツなどを追加した拡張版『ドラゴンズドグマ:ダークアリズン』が存在します。現在は10年を記念して、そんな同作のNintendo Switch向けソフトが990円のセールで発売中。

セールは6月19日までの期間限定となっているので、この機会にプレイしてみてはいかがでしょうか。


《サワディ大塚》

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