■アクションゲームを、あなたの戦略で向かい撃て!
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タイトルにもある通り、『FE無双 風花雪月』は「無双」のゲーム性を取り入れたアクションゲームです。原作はシミュレーションRPGだったので、大きく路線が変わりました。そのため、ファンによっては不得手なジャンルになってしまった一面も否定できません。
ですが、「アクションゲームがちょっと苦手」くらいなら、それだけで諦めるのはまだ早計。アクションがメインなのは間違いありませんが、同時に戦略要素も重要な鍵になっているのも事実です。
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細かく挙げていくとキリがないので、最も大きな戦略要素について説明すると、本作には「FE」シリーズでもお馴染みの「相性」があります。剣なら斧に強く、斧は槍に強く、槍は剣に強い。こうした相性を理解すれば、相手の倒しやすさが格段に変わります。
また本作は、戦場に出ている他のメンバーに「指示」を出すことが可能。「あの敵将を倒して欲しい」「あの砦を占拠してくれ」と指示を出せば、その目的を果たすために行動してくれるのです
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こうした指示が出せるゲームはいくつもあり、例えば「無双」コラボ作品のひとつ『ゼルダ無双』シリーズでも指示自体は出せます。が、敵に狙いを定めたり、敵拠点に送り込んでも、華々しい成果はあまり得られず、実感としては敵の足止めや移動の労力を任せるといった程度になります。
しかし『FE無双 風花雪月』の場合、相性を踏まえて有利な相手に向かわせると、しっかり撃破してくれる場合が少なくありません。倒す速度自体は、操作に慣れたプレイヤーにこそ敵いませんが、有利な状況なら戦いをある程度任せられるので、アクションゲームですが「信頼する将兵に任せる」といった指揮官気分を味わえます。
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事前に敵の傾向を調べ、有利な布陣を敷いてから戦いを始める。これは、「FE」ファンなら身体に染み付いた工程のひとつでしょう。また、戦闘中もこまめに指示を出すことで、アクションが多少苦手でも、戦局を有利に運ぶことができます。
ちなみに成長要素も大きいため、自分の腕前をレベルアップで補うという手もあります。フリーマップのある「FE」シリーズの作品と同様に、しっかり成長させ、十分な戦力で立ち向かうという手段は、本作でも有効です。こうした要素は数多くあるので、ジャンル違いで気後れする必要がないのも、注目を集める理由のひとつでしょう。
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『FE 風花雪月』を踏まえた上で、新たな物語に期待し、生徒たちのちょっと違う側面や新たな姿を堪能でき、アクションゲームに「戦略」で立ち向かう楽しさがある『FE無双 風花雪月』。
今回挙げた要素も、本作の特徴の一部に過ぎませんが、ジャンルを越えてなお原作ファンから関心を寄せられる事情がお分かりいただけたかと思います。もし気になっている方がいれば、『FE無双 風花雪月』のプレイ予定を立ててみるのも一興ですよ。
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