■『餓狼伝説2 新たなる闘い』の裏技が出しやすくなった!
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『餓狼伝説2 新たなる闘い』には、コマンド入力による裏技がいくつか存在します。そして、今回の「メガドライブミニ2」収録に向け、裏技のコマンド入力をやりやすくしたと、番組内で明かされました。
発言内容としては、「例のコマンドが出しやすくなっています」と述べるに留まっており、具体的な内容については触れていません。ですが、“ゲームを起動してTAKARAのロゴが表示されている間に入力するコマンド”との補足もありました。
ロゴの表示中に入力する裏技はいくつかあるので、出しやすくなったのはどの裏技なのか、もしくは全部なのか、詳細までは分かりません。とはいえ、コマンド入力をミスしてやり直し、といった手間が減るのは、間違いなく嬉しいポイントのひとつです。
■『激闘! 東京マージャンランド編』ではなく『片山まさゆきの麻雀道場』が選ばれた理由
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時代ごとに様々な麻雀漫画が人気を集めていますが、当時その一翼を大きく担っていた作品のひとつに「ぎゅわんぶらあ自己中心派」があります。そして、この漫画を原作としたメガドライブソフト『ぎゅわんぶらあ自己中心派 片山まさゆきの麻雀道場』も、「メガドライブミニ2」への収録が決定しました。
「ぎゅわんぶらあ自己中心派」のゲームは、当時だけで2桁に上るほど作られており(移植含む)、これだけでも人気の高さが窺えます。メガドライブ系列だけでも、今回収録される作品に加え、メガCDソフト『ぎゅわんぶらあ自己中心派 2 激闘! 東京マージャンランド編』がリリースされました。
「メガドライブミニ2」はメガCDソフトも対象に含まれるため、技術的には『ぎゅわんぶらあ自己中心派 2 激闘! 東京マージャンランド編』が収録される可能性もありました。ですが、「令和のご時世、(登場する)キャラクターたちが多彩すぎて、復刻するのが難しい」「東京マージャンランド編はすごくいいゲームなんですが、収録することができませんでした」とコメント。その理由について詳しくは語られませんでしたが、現在のコンプライアンスに抵触する表現などがあったのかもしれません。
こうした事情から『激闘! 東京マージャンランド編』の収録は叶いませんでしたが、「1作目ならOKなんじゃないか?」と考え直し、その方向で調整したところ、『ぎゅわんぶらあ自己中心派 片山まさゆきの麻雀道場』の収録にこぎ着けた模様です。
様々な裏話は開発秘話などで盛り上がりましたが、このほかにも『ルナ ザ・シルバースター』『ルナ エターナルブルー』のキャラクターデザインを務めた窪岡俊之氏による主要キャラの描き下ろしイラストの公開や、定価8万円を超える「ワンダーメガ」でしか遊べなかった『ワンダーメガコレクション』の収録決定など、今回の配信番組も見どころが満載でした。
「メガドライブミニ2」の収録タイトル発表は、あと2回残されています。残り20本ほどのラインナップも気になりますが、開発秘話などもまた新たに飛び出すことでしょう。次回以降の発表も待ち遠しいばかりです。