
『VALORANT』の競技シーンはリスペクトに満ちており、プロ同士で国境を超えた友情が芽生えることもしばしば。最近では「ZETA DIVISION」のLaz選手が披露した“とあるポーズ”が、海外プロたちに大きな影響を与えているようです。
約1万3,000人の前に広がった驚きの光景
流行の発端となったのは、6月26日に行われた国内大会「2022 VCT Stage2 - Challengers JAPAN Playoff Finals Day2」でのワンシーン。さいたまスーパーアリーナで約1万3,000人が見守る中、「ZETA DIVISION」と「Northeption」による決勝戦が行われました。
超満員の観衆に囲まれて、誰もが緊張を強いられそうなシチュエーション。しかし試合前に各選手が準備する様子が映し出されると、Laz選手はチェアの背もたれを倒してリラックスしたポーズを披露します。意外な一幕に、ファンたちが思わずほっこりしたことは言うまでもありません。

“世界のLaz”にリスペクトを送る海外プロたち
そしてLaz選手の寝姿はクリップ化され、海の向こう側にも拡散されることに。さらには世界大会「VCT Stage2 Masters Copenhagen 2022」で戦うライバルたちによって、次々とオマージュされていきます。
「VALORANT Champions Tour KR」公式Twitterでは、Laz選手と親交の深い韓国代表「DRX」のstax選手が同じポーズを披露。「DRX」の日本代表を務めるBuddha氏は、ポーズの意図について「多分これはLazへのメッセージ」と補足していました。
さらに、7月14日に行われた「VCT Stage2 Masters Copenhagen 2022」のDay5では、ヨーロッパ地域の名門「Fnatic」のリーダーであるBoaster選手も同じくイスを倒してリラックス。

Boaster選手もまた、Laz選手と深い関わりがあり、5月18日には「ZETA DIVISION」のYouTubeで対談動画が投稿されたことも。明言こそされていませんが、もしかすると、コペンハーゲンの地からリスペクトを送っていたのかもしれませんね。
トッププロたちによる海を超えた友情に、ファンからは「BoasterもstaxもLazのこと好きすぎだろww」「NICE!」「staxもBoasterもLazさんのファンボってかわいい」などと、興奮の声が続出していました。
日本のファンを魅了するだけでなく、海外のプロたちにも波及していったLaz選手のリラックスポーズ。「ZETA DIVISION」の代名詞となった「NICE!」に続いて、ミーム化が進んでいくかもしれません。