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今から18年前の8月6日、『ロックマンエグゼ』シリーズの外伝的作品『4.5 リアルオペレーション』がリリースされました。そこで今回は、従来と一風変わったシステムやファン待望の新要素など、同作ならではの魅力を振り返っていきます。
ファンの夢を叶えたシリーズ初の要素
『4.5 リアルオペレーション』は、お馴染みの光熱斗ではなく、プレイヤー自身が主人公となってネットナビたちと「オフィシャルトーナメント」の優勝を目指すストーリー。システム面では、ゲームと連動した周辺機器「バトルチップゲート」に対応しており、専用のバトルチップを差し込んでプレイできる「オペレーションバトル」が持ち味です。
なお、操作形態は従来と違い、戦闘中の移動はネットナビ任せ。プレイヤーは間合いや攻撃の指示、バトルチップの転送といったサポートが役割になっているので、アニメシリーズのような2人の信頼関係がカギになっていました。
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そして何と言っても、同作の目玉といえばロックマン.EXE以外のキャラクターとタッグを組める点。たとえば、初期段階ではガッツマンやロール、ナンバーマンら仲間たちのネットナビを相棒にしてネットバトルに興じることができます。
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隠し要素でビッグサプライズも
また「オフィシャルトーナメント」を優勝することで、『ロックマンエグゼ4』に登場したアクアマンやファイアマン、サーチマンやブルースといったライバルも解禁。さらには別売りの「ナビデータチップ」を差し込むことで、シリーズ恒例のボスキャラ・フォルテを相棒として迎えることもできます。
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同作ではパートナーとしてスケジュール管理や日常会話を繰り広げてくれるので、普段は絶対に拝めないツンデレな一面を披露することも。人間とは決して関わることのない孤高の存在が次第に親しみやすくなっていく様は、ある意味シュールですが、ファンにとっては一番のサプライズだったのかもしれません。
その一方、ユーザーの間でしばしばネタにされているのが、綾小路やいとのパートナーであるグライドの存在。お金持ちである綾小路家の財力で強烈なカスタマイズが施されていると言われているのですが、バトルする機会が無いため実力は未知数とされてきました。
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そんなグライドが参戦するとしたら、様々なネットナビが操れる『4.5 リアルオペレーション』は格好の舞台。しかし、実際には登場せず。それどころか、後にシリーズ皆勤賞を達成したにもかかわらず最後までお披露目されることは無かったのです…。
サプライズやネタに事欠かない不朽の名作である『4.5 リアルオペレーション』ですが、現在はゲームボーイアドバンス版以外にWii Uのバーチャルコンソールでラインナップされています。
ただし、ニンテンドーeショップへの残高追加は8月30日まで。そして、2023年3月28日には購入サービスが終了してしまうので、お買い求めの際はお早めに!