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7月29日、『ウマ娘 プリティーダービー』に新育成ウマ娘として追加された「[RUN!乱!ランチャー!!]ゴールドシップ」、通称“水着ゴルシ”。そのセリフが同ゲームの設定に深く関わるものとして、ファンの間でざわめきを呼んでいるようです…。
ウマ娘たちの髪色問題
話題を呼んでいるのは、水着ゴルシがホーム画面で発する「小っせぇ頃は茶髪だったんだけど、白玉粉を頭からかぶってからこうなっちまったんだよなー」というセリフ。なんてことのない発言にも見えますが、なぜこれが『ウマ娘』の設定に関わってくるのでしょうか。
実は、ゴールドシップのモデルとなったリアル競走馬の「ゴールドシップ」も、幼少期の毛色は茶色でした。「ゴールドシップ」の毛色は芦毛と呼ばれ、生まれた時は黒や茶色をしていますが、成長するにつれて白っぽくなっていくのが特徴。だとするとそんな競走馬をもとにしたゲーム内のゴールドシップも、本当に小さい頃は茶髪で、成長していくことで現在の美しい白髪に至ったのかもしれません。
さらに言うと、ことはゴールドシップだけでなく、オグリキャップ、セイウンスカイ、ビワハヤヒデにも関係してきます。彼女たちも現在は白い髪色となっていますが、そのモデル馬は芦毛。つまり幼少期のゴールドシップと同じように、幼少期には茶髪の見た目だったと考えられるでしょう。
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どこまで本気の発言だったのか…
ちなみに、競走馬「ゴールドシップ」の毛色が幼少期、茶色だったことは競馬ファンの間では有名な話。そのため、知識のある『ウマ娘』ファンは幼少期のゴールドシップをイラスト化する際、あえて茶髪にしている人も多かったのだとか。今回の水着ゴルシの発言は、コアなファンの解釈が正しかったという公式の“お墨付き”とも取れそうです。
ただし、問題はセリフの発言者があのゴールドシップだったこと。白毛になった理由に「白玉粉」を持ち出してくるあたり、いつもながらの適当さがあふれだしており、すべてが冗談だったようにも思えてきます。
もし他の芦毛ウマ娘たちが証言すれば、真実が確実なものとなるはず。いつか答えがハッキリする日を楽しみにしておきましょう!