終末世界とアジアが融合!NetEaseが放つ新作MMOシューター『Ashfall』発表会レポ【TGS2022】

NetEase Gamesによる完全新作MMOシューティングゲーム『Ashfall』。その発表会で明かされた、独特な世界観の秘密について紹介します。

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終末世界とアジアが融合!NetEaseが放つ新作MMOシューター『Ashfall』発表会レポ【TGS2022】
終末世界とアジアが融合!NetEaseが放つ新作MMOシューター『Ashfall』発表会レポ【TGS2022】 全 7 枚 拡大写真

9月16日、NetEase Gamesは、Legendary Star Studioが制作する完全新作ゲーム第一弾、PC/iOS/Android向けMMOシューティングゲーム『Ashfall』の発表会を「東京ゲームショウ2022」で開催しました。発表会で明かされた本作の魅力をご紹介します。

『Ashfall』は、人工知能との核戦争によって廃墟と化した世界が舞台。主人公は生き残った人々が暮らす避難所を離れ、「創世のコア」を見つけ出すために旅に出ます。

このゲームが生まれたきっかけは、Legendary Star Studioのメンバーが“wasteland”、つまり戦争などによって荒廃した世界が非常に好きであり、バーチャルの世界に唯一無二のwastelandを作りたいという思いからスタートしていると明かされました。

そのため、古くからあるwastelandを扱った作品を参考にしつつ、そこにアジアの文化を融合することで、化学反応を起こし、新しい世界を構築していったとのことです。

写真はHans Zimmer氏
写真はSteve Mazzaro氏
写真はInon Zur氏

音楽には、数々のオスカー賞を受賞しているHans Zimmer氏とSteve Mazzaro氏、そして『Fallout』シリーズを手がけたInon Zur氏を迎えます。『Fallout』と言えば、まさに核戦争後の終末的世界を描いた作品で、Inon Zur氏は、そういった終末後の世界がアジアの要素を取り入れることに多くのインスピレーションを得ていると語りました。

発表会後の試遊では、主人公のいる避難所からスタート。避難所はいかにも終末世界といった雰囲気で、ジャンク品をかき集めたような機械類がありつつ、NPCの服装や床に敷いた絨毯などからはアジアの文化が感じられました。確かに独特の空気感が漂っています。

バトルでは銃などで武装した人間のほか、変異した虫のクリーチャーなどもいて、いかにも核戦争後の世界といった様子。戦闘は派手な銃撃戦ではあるものの決して難しくなく、マウスで遊ぶシューティングゲームにそれほど慣れていない筆者でも、気持ちよく敵を倒すことができました。

『Ashfall』は2023年発売予定。必要に応じて、小規模なクローズドテストなども行うかもしれないということですので、続報を期待してお待ちください。

《田下広夢》

毎週金曜ゲームイベントしてます 田下広夢

1984年5月、埼玉県生まれ。2006年からゲームを専門とするライターに。毎週金曜、ゲームを持ち寄って遊ぶイベント「ゲームルーム」開催、2022年で10周年を迎える。メギド72攻略ブログ「メギド部!」運営。イシイジロウ氏主催のゲームクリエイター人狼会所属。たまにゲーム業界解説でテレビやラジオなどに出演したり、YouTubeなどの人狼ゲーム配信にも登場。2021年からインサイドで執筆。

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