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Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)は、11月11日から京都市の2会場にて開催する「Sony Park展 KYOTO」の内覧会を実施しました。
「Sony Park」は、ソニービル(東京都銀座)の跡地を活用するリニューアルプロジェクトとして開園されていた施設です。実験的な公園として2018年8月のオープン以来、様々なイベントやライブが行われていましたが2021年9月末に建て替えのため閉園していました。
この度、このSony Parkにて行われてきたイベントの中から特に注目を集めた2つの催しが融合し、京都に登場。その開催にともない初日にはメディア向け内覧会が行われ、銀座以外では初出展となる「Sony Park展」の全貌が明らかとなりました。
第一会場となる京都新聞印刷工場跡(京都新聞ビル地下1階)では、ソニーか展開する「ゲーム、音楽、映画、エレクトロニクス、半導体、金融(ファイナンス)」の6つの事業をそれぞれテーマに変換し、6組のアーティストとのコラボによる体験型企画として展開されていました。
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このうちゲーム分野では「ゲームは、社交場だ。」をテーマに、地元京都出身のアーティストである岡崎体育さんとのコラボ企画が展開。歴代PlayStationの実機展示はもちろんのこと、岡崎体育さん自身による思い出やエピソードを交えてゲームや豆知識を紹介する音声コンテンツなどが用意されていました。
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また、一部のタイトルは実際に試遊することが可能となっていました。実機に接続されているモニターは各世代のPlayStationが発売された当時のモデルのテレビを使用しているという拘りっぷり。今や時代を感じさせるブラウン管テレビではありますが、その画質で遊ぶ初代PlayStationのゲームにはやはりどこか独特な雰囲気や味わいを感じます。
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このほか、第ニ会場のロームシアター京都では歴代のソニー製品やエンタテインメント作品の特別展示が実施。ソニーグループの展示物としては歴代最大級となる800以上ものプロダクトが一堂に会しており、そのスケールは圧巻の一言でした。
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ゲームのプロダクトでは、初代~5までや携帯型の歴代PlayStationはもちろん、コントローラーやメモリーカードといった周辺機器までもが多数展示。カラーバリエーションなどもあまねく網羅されていました。他にも、ウォークマンや携帯電話、VAIOといったエレクトロニクス、MDやベータといった懐かしのメディアも展示されており、自分が過去に使っていた製品を見つけてはついつい足を止めてしまう、といったこともしばしば。ソニーの過去のプロダクトを通して自身の思い出を見つめ返す、というコンセプトに筆者も見事にはまってしまいました。
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「Sony Park展 KYOTO」は11月23日(水・祝)まで開催中。会場は京都新聞ビル地下1階およびロームシアター京都で入場料はいずれも無料です。