※本記事は『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』の内容に触れています。ネタバレにご注意ください。
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『ポケットモンスター』シリーズにて、高みを目指すトレーナーの前に立ちはだかってきたジムリーダーたち。作中世界では職業扱いされることもあるのですが、ファンの間では“薄給説”が囁かれることもあるのだとか…。
◆ジムリーダーだけでは食っていけない?
ジムリーダーは、各タイプのプロフェッショナルとして君臨する凄腕トレーナー。挑戦者と戦い、負けたらジムバッジを渡すのが主な業務となっています。
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ところで、ジムリーダーはどうやって生計を立てているのでしょうか。『ポケットモンスター』の世界でも“先立つもの”がなければ生活は困難になるはず…。おそらくは、ちゃんと給料が出ているのでしょう。
しかし、なかには“別の顔”を持っている人も。たとえば「カントー地方」では、カツラが科学者という肩書を持っており、ロケット団のボス・サカキも実質的に兼業していましたね。
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他にも「イッシュ地方」だと、デント、ポッド、コーンの三人組がレストランでウェイターとして勤務しており、カミツレはモデルとして活躍中。フウロも貨物航空機のパイロットとして有名なのだそう。
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いずれも、ジムリーダーを本業としているわけではなさそうですね。むしろ片手間にやっている人が多い印象です。ジムリーダーとしての収入を当てにしていない、あるいは大した額を貰えていないのかも…?
◆ジムリーダーはブラック業務?
そんな“薄給説”の象徴ともいえるのが、『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』に登場した「チャンプルタウン」のジムリーダー・アオキ。ポケモンリーグ営業部に所属するサラリーマンらしいのですが、猫背で死んだ魚のような目をしており、鬱屈とした雰囲気が漂っています。
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話す内容も仕事の愚痴だったり、常に上司を気にしていたりと、社会人としての悲哀が…。もしかすると、普段から苦労が絶えない生活を送っているのかもしれません。
ちなみにアオキは、四天王も兼任しています。自ら「面倒なことに」と語っているあたり、渋々引き受けている様子でした。
事情については明らかになっていませんが、ひょっとしたらジムリーダーとしての査定額が低く、四天王を兼業しないと満足な収入を得られないのかも。もちろん、上司から無理やり押し付けられている可能性もありますね。
ちなみに、「パルデア地方」のジムリーダーはインフルエンサーのナンジャモやラッパーのライムなど他の仕事で活躍している人ばかり。プレイヤーからも、「ジムリーダーってそれだけだと薄給できつい感じなのかな」「ジムリーダーの人たち、みんな副業してるけどジムリーダーって仕事は名誉職で薄給なのかな…」と心配されているようです。
ますます気になる、各ジムリーダーの給料事情。願わくは、それなりの収入を得ていたほしいものですが…。