『Fate/Grand Order』(以下、FGO)は、ゲームアプリをはじめアニメやコミカライズなど、多彩な展開を続けています。その作品のひとつ『Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない』は、主人公の藤丸立香に振り回されるサーヴァントたちのドタバタコメディを描いた漫画作品。昨年末からはショートアニメ化も始まり、その人気と勢いが更に活気づいています。
タイトルの「わからない」や想像の斜め上を突っ走る主人公の行動ぶりなどから、「謎丸」という通称も広まっている本作。漫画とアニメはいずれも、1話あたりの分量が短いながらネタの密度が非常に高く、手軽に楽しめる上に満足度も高い作品に仕上がっています。
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ショートアニメ版は現在火曜日に新作が配信されており、昼頃に公式Twitterで、そして夕方頃にはオマケを追加したものを公式YouTubeチャンネルにてお披露目。本日5月2日に公開された第16話では、緊急事態の発生に伴う「ちょっとした事故」をきっかけに、今回もあらぬ方向に話が転がっていきます。
視聴する楽しみを奪わないよう詳しい内容の説明は避けますが、この第16話で『FGO』第2部におけるキーマンのひとり「シオン」が登場。『Fate』シリーズでは『MELTY BLOOD』で初登場を飾った彼女ですが、今や『FGO』でも欠かせない大事な人物となりました。(厳密には、それぞれのシオンは同一人物ではありませんが)
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そんな『FGO』のシオンがアニメで喋ったのは、実は今回配信された「謎丸」第16話が初めて。『FGO』のアニメ化はこれまで第1部を中心としたものが多く、お祭り騒ぎの「Fate/Grand Carnival」にもシオンはまだ出演していません。
アニメ版「謎丸」は原作と同じ声優を使う場合が多く、2分前後の映像ながら出演する声優陣が豪華だと話題になることもしばしば。ですが今回は、『FGO』版のシオンに初めて声がついたと注目を集め、Twitterのトレンドに入るほどの盛り上がりを見せました。
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気になるシオン役は、青木志貴さんが担当。『FGO』では「ジャック・ド・モレー」役としても知られており、この第16話では彼女が演じるシオンからお決まりの「問題ナイナイ」も飛び出します。果たして青木さんはどんな演技でシオンを表現したのか、最新話を直接チェックして確かめましょう。第16話は、公式Twitterと公式YouTubeチャンネルにて公開されています。
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