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小学生から大人まで、誰しもがこぞってプレイするニンテンドースイッチの『スプラトゥーン3』。きっとこのゴールデンウィークもナワバリバトルに明け暮れるプレイヤーも少なくないことでしょう。
しかし、このゲームはTPS(サードパーソンシューティング)であるが故に最初は操作に難儀してしまいます。シューターというものは、最初のうちは負け続けてナンボ……という世界。それはもう、経験の浅いプレイヤーは容赦なくインクを浴びせられます。
「ねぇ、ナワバリバトル何回やっても勝てないよ!」
もしも愛する我が子にそう言われてしまったら、親としてはどのように対処するべきでしょうか?
そんなこと言われたって、パパ(ママ)もこういうゲームはしたことないからなぁ……と言ってしまうよりも「よし、パパ(ママ)に任せなさい!」と返したほうが、親としての株も急上昇するはず。というわけで、この記事では「とりあえずここをこうすればナワバリバトルの勝率が上がる!」というテクニックをご紹介します。
わかばシューターの「狙い方」
『スプラトゥーン3』で最初に触れるブキはわかばシューターです。
このわかばシューターは、名前の通り初心者用のブキ……と言いたいところですが、実は上級者でも好んで使用することがあります。インクの持ちが良く連射が利き、しかも発射されたインクが左右にバラつく特性があるからです。
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「それって命中精度が悪いという意味では?」というのは確かにその通りかもしれませんが、そもそも連発銃というものは数十発を一気にぶっ放してその中で1発でも相手に当たれば上々という代物。言い換えれば、全弾を相手に命中させる必要はないというわけです。
その上でスプラビギナーのイカもしくはタコが今すぐ取り入れることのできるナワバリバトル上達法は……
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敵の足元を狙うということにつきます。これは断言しておきますが、敵の身体にピッタリとエイムをあわせようとすると、なおさら敵を討ち取ることができず、活躍もできません。
相手の行動を制限する戦い方
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『スプラトゥーン3』のナワバリバトルは、ご存じの通り自分たちのチームのインクで床を塗るルールです。
そして自陣の色のインクに潜って進むことができますが、敵陣のインクに潜ることはできません。足を取られて「おっとっと」となってしまい、満足に歩くこともできないのです。
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ということは、敵プレイヤーの足元にこちらのインクを塗ってやれば、向こうは行動を制限されてしまうということになります。
わかばシューターのインクは案外広範囲に飛び散るため、敵からすれば足元に塗られるのは厄介以外の何ものでもありません。そんな中で敵が無理やりにでも前進してきたら、それこそしめたもの。向こうの足元狙って塗っているはずのインクが敵に当たって……ということもよくあります。
高所からプレッシャーをかけよう!
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それに加味して「高所に陣取る」ということも心がければ尚良です。
高い場所に行けば、敵がどこにいるのかを見渡すことができます。そしてそこから敵の足元を容赦なく塗っていき、プレッシャーを与えます。あとは味方がどう動いてくれるのか……という問題になります。
何度も書いてしまうようですが、無理に敵の身体にエイムを合わせてキルを狙いに行く必要はありません。「プレッシャーをかける」ということは「それ以上の前進を止める」ということでもあり、もっと言えば「敵は思うように床塗りできなくなる」ということだからです。
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そして、この戦い方に徹すればわかばシューターというブキが極めて優秀なものであるということが理解できるはず。
「最初の装備」といえば、どうしても「貧弱」「最低性能」「中級者以上は使わない」というイメージがあります。ですが、任天堂はやはり「上手な人でないと楽しめない内容のゲーム」を嫌う会社のようです。シューター初心者でも手軽に扱うことができ、なおかつ使い方次第で上級者キラーにもなってしまうようなブキ。わかばシューターは、ある意味で任天堂というメーカーを象徴している……ともいえますね。
連敗が続いた場合は……
YouTubeでは、『スプラトゥーン3』の超絶テクニックやファインプレーの動画が数多く配信されています。
それらを参考にしてみよう……と考える人もいるはずです。しかし筆者としては、正直おススメできません。なぜなら、シューターは超絶テクニックを覚える前に「プレイ感覚」を身に着けないといけないからです。映画「燃えよドラゴン」でブルース・リーが「考えるな、感じろ!」という名言を放っていますが、まさにそれ。知識ではなく、感覚としての操作や試合展開を把握することが最初のステップとしては重要です。
そのためには場数を重ねる必要があるというのはその通りですが、連敗が続いた場合は少し休んでみるというのもひとつの手段。
『スプラトゥーン3』は、野球やサッカーと同じくスポーツ競技です。そうである以上は適度な休憩は取るべきで、心身共に万全な状態でいることが勝利への近道。てか、ズルズルと負け続けているところに突然ポンと勝つことはあまりないので、そのあたりは親として「そろそろ一区切りしたらどう?」と声をかけてあげるのが吉です。
その時の体調や集中力の度合いを鑑みるのも、このゲームの攻略法です。具体的なアドバイスをしつつも、メンタル面の指導も怠らない……こうしてきっとあなたも子どもからリスペクトされる親になれるはず……!?