MIXIの最新作『キュービックスターズ』は、思わず身体も「傾く」新感覚STG! わちゃわちゃ感な「合体」も印象的【プレイレポ】

本日5月23日に、MIXIの最新作『キュービックスターズ』が幕を開けます。正式サービスに先駆けて行った試遊体験を通じて、本作の魅力や特徴を分かりやすくお届け。こちらをチェックし、新たな作品にアクセスするかご一考ください!

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MIXIの最新作『キュービックスターズ』は、思わず身体も「傾く」新感覚STG! わちゃわちゃ感な「合体」も印象的【プレイレポ】
MIXIの最新作『キュービックスターズ』は、思わず身体も「傾く」新感覚STG! わちゃわちゃ感な「合体」も印象的【プレイレポ】 全 14 枚 拡大写真

未だ高い人気を誇る『モンスターストライク』(以下、モンスト)を擁するMIXIが、先日iOS/Andorid向けの新作ゲーム『キュービックスターズ』を発表しました。

「シャーロック・ホームズ」、「ソロモン」、「ノストラダムス」、「ロビン・フッド」といった『モンスト』でもお馴染みの面々が、本作のメインキャラクターとして登場。さらに公開済みのゲーム紹介トレーラーでは、「アーサー」や「ラファエル」などの姿も確認できました。

キャラクター面では『モンスト』色が濃厚な『キュービックスターズ』ですが、ゲーム性は全く異なっており、『モンスト』ファンに新たな刺激を提供すると共に、全く知らないユーザーも戸惑うことなく遊べる内容になっています。

ですが、単に「『モンスト』ファン以外も楽しめる」と言ったところで、ピンと来るはずもありません。幸運にも正式サービスに先駆けて『キュービックスターズ』に触れる機会に恵まれたので、そのプレイ体験を通して、本作の特徴や魅力などをお届けします。

本日5月23日の正式サービス開始に合せて、このプレイレポートで予習するもよし、遊ぶかどうかの判断材料にするもよし。MIXIが贈る注目作にどう接するか、こちらの記事を参考にじっくりとお考えください。

■『モンスト』とは全く異なるアプローチとゲーム性

多くの方がご存じだと思いますが、まずは軽く『モンスト』のゲームシステムを振り返り、その違いに迫ります。『モンスト』のバトルは、モンスターを引っ張って飛ばし、敵にぶつけてダメージを与えたり、味方に当てて有利な効果を得ながら戦う形です。

また『モンスト』は、スワイプ操作で引っ張って飛ばすため、狙いの巧みさが勝利を左右します。進行はターン制なので、「どこに飛ばすか」をじっくり考える、戦略的な判断も重要な要素です。

「引っ張って飛ばす」「敵や味方にぶつける」「ターン制」といった特徴が『モンスト』のバトルですが、主だった点だけ見ても、『キュービックスターズ』は全く異なります。

『キュービックスターズ』はステージごとに決められたフィールドを移動し、敵を倒してクリアを目指します。移動とバトルが一体化しており、戦闘の流れはリアルタイム。バトルにおけるゲーム性は、アクションシューティングに近い形です。

かたや一点集中で、時間をかけて戦略を練る。かたやリアルタイムに動き、敵の攻撃を躱しつつ攻撃を当てていく。登場キャラクターなどの共通性を持ちながら、ゲームジャンルは大きく異なる『キュービックスターズ』。『モンスト』ファンにはその違いが刺激的に映るでしょうし、『モンスト』未経験者は全く新しいゲームとして楽しめます。

■「傾き」で動くキャラに、思わずこっちの身体も傾く!?

『キュービックスターズ』が持つ大きな特徴的のひとつが、キャラクターの移動です。『キュービックスターズ』のキャラ移動は、ほとんど画面に触れません。スマホのジャイロ機能に対応しており、スマホの「傾き」を検知してその方向にキャラが移動します。

フィールドは見下ろし型なので、例えば奥に傾ければ上方向に、手前に引けば下方向に操作キャラが移動。例外として、「ダッシュボタン」をタップすると短い距離を素早く移動しますが、速い分だけ微調整が利きません、そのため、敵の攻撃を避ける時も、ダッシュと傾きによる移動を併用します。ちなみに、ダッシュ発動の瞬間は少しだけ無敵時間が発生します。そのタイミングを合わせ、的確に避けるのも効果的です。

実際にこの移動を体験しましたが、傾ければそのまま移動でき、操作感は文字通りの意味でダイレクト。普段のゲームでは、タップやスワイプ、据え置き機ならコントローラを使っての操作がほとんど。スマホを傾けて移動するプレイ感自体が新鮮で、また刺激的でもあります。

このキャラクター移動が生まれたのは、小型のボートに乗った際の体験がきっかけとのことですが、確かに頷ける操作感です。川下りのような強制スクロールではないものの、安定させないとふらつく動きや、行きたい方向に傾けて移動する感覚は、ボート体験を連想させるものがあります。

プレイ中、画面を追ってつい身体を傾けることもあり、これは追従してしまうほどの没入感を味わっていた証かもしれません。レースゲームでカーブを曲がる時に、つい身体を倒してしまうあの感じを思い出してもらうと想像しやすいかと思います。

ちなみに、傾けて移動すると聞いたため、最初はスマホを水平にして遊んでいました。ですが、この状態で奥に向かって進むと画面が見づらく、覗き込むような体勢が頻発しました。これは、筆者の持ち方が悪くて発生したアクシデントです。

スマホを水平にしなくとも、基準点からの傾きを判定してくれるので、見やすい角度の状態でステージを開始すれば問題なし。スマホを正面から相対し、適度に傾けた状態……つまり、普通にスマホを見る角度でプレイすれば、前後左右に移動しても見づらいことはありません。

また、プレイ中に傾きの基準点がツライと感じたら、画面左上にある「キャリブレーションリセットボタン」(円状の矢印ボタン)をタップすればOK。その時の傾きを基準点に再設定してくれます。この機能のおかげで、プレイ中でも快適な角度に戻すことが可能です。



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《臥待 弦》

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