「ホロライブEnglish」3期生デビュー記念! EN先輩メンバーの今だからこそ見返したい名場面【英語がわからなくても楽しめるって本当?】

双子の新人フワワ&モココをはじめ、新人5名が加入して話題のホロライブEN。今からENメンバーを追いかけたい!という方にオススメしたい、視聴ガイドも兼ねた過去の名場面をお届けします!

配信者 VTuber
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7月30日より順次デビューしたホロライブEnglish(EN)の3期生「Advent」の5名。(ENでは〇期生というくくりはないので、以下「Advent」のみ表記)

5名はそれぞれの理由で己を閉じ込めていた「監獄」から解き放たれたという存在。まさに「Advent」(出現する・到来する)のテーマにふさわしいメンバーです。

いきなり「俺の嫁」を発表して視聴者の度肝を抜いたシオリ・ノヴェラさん。

モアイの姿で登場し、魔法少女のような変身アニメーションを経てその姿を現した古石ビジューさん。

高い歌唱力で視聴者を魅了したネリッサ・レイヴンクロフトさん。

流ちょうな日本語で日本人視聴者のハートを射抜いたフワワ&モココのアビスガード姉妹

皆さんデビュー配信からファンをザワつかせるタレント性あるメンバーばかりでした。

そんな新人たちもデビューしてそろそろ1か月というタイミング。今後はほかのENメンバーや国内メンバー(JPメンバー)との絡みも増え、意外なキャラクター性やおもしろい関係性がどんどんと構築されるはず。

そこで本稿では、おもに「今まではJPメンバーで手一杯だったけど、ENメンバーももっと知りたい!」という方へ向け、おすすめの視聴方法や過去の名場面などを紹介したいと思います!

▲「Advent」5名のプロモーションアニメ「BREACH」。

◆もっともハードルが低いのはJPメンバーとのコラボ配信

ENメンバーの配信で大きなハードルとなるのは、やはり言語の壁です。そんな時に敷居を下げてくれるのがJPメンバーとのコラボでしょう。通訳を挟んだり、JPメンバーがフォローしてくれたりして、「わかる部分」がグッと増えます。おまけに関係性も楽しめるのでオススメです。

そんなJPメンバーとのコラボで楽しかったのは数々の大型企画・名物企画でした。

例えば大空スバルさんの人気企画「大空警察」の2023年版には、ENメンバーから一伊那尓栖(にのまえ いなにす)さんと、がうる・ぐらさんが出演。通訳として、やはりENメンバーのハコス・ベールズさんも参加し、スバルさん&ハコスさんの警察コンビに対し、あの手この手で言い逃れする楽しいやり取りを見せてくれました。

▲大空スバルさんのYouTubeチャンネルで配信された「大空警察2023」。左から大空スバルさん、ハコス・ベールズさん、がうる・ぐらさん。/【#生スバル】大空警察2023~!OOZORA POLICE2023【ホロライブ/大空スバル】(2023年2月13日)

続いて2021年にスタートし、今年で3回目となる「ホロ鯖夏祭り」。各メンバーがそれぞれ個人枠やコラボ枠で参加するのですが、2022年の夏祭りにはイナニスさんと角巻わためさんがいっしょに「夏祭りデート」を楽しみました。

本企画はマイクラを舞台にした大型企画で、立案者は獅白ぼたんさん。花火の打ち上げ時間が決まっていること以外は、参加の可否も、参加時間も、誰と回ってもOKという「のんびり系」の企画で、屋台も各タレントが自由に作れるものです。(各メンバーによる夏祭り準備配信もおすすめです)

他のENメンバーも大勢参加する中、イナニスさんはわためさんをパートナーに選んで、競馬大会、アスレチック、おばけ屋敷などを満喫。特におばけ屋敷では、ホロライブメンバー(以下、ホロメン)らしいハプニングを見せてくれました。

▲角巻わためさんのYouTubeチャンネルで配信された「ホロ鯖夏祭り2022」(わためさん視点)。紫の髪が一伊那尓栖さん、その隣が角巻わためさん。/【Minecraft】ホロ鯖夏祭り with イナちゃん!!!【角巻わため/ホロライブ4期生】(2022年8月29日)

ストーリー仕立てで進行するおばけ屋敷内では、本来は呪いの人形を捨てることで怨霊に襲われる……といった筋書きが用意されていました。ところが雰囲気づくりのためにゴミ捨て場に設置した看板「ゴミ出しは火曜と木曜」が思わぬ波紋を広げます。

夏祭りの実施日は月曜。つまり「今日は何曜日だっけ?」「ゴミの日じゃないから捨てません」と、想定外の行動をとるホロメンが続出したのです。イナニスさんとわためさんもその中の1組でした。

これに対し怨霊の「メリーさん」を担当していた星街すいせいさんは、「人形を捨てた恨み」で襲うのではなく、「感謝の気持ちからのつきまとい」というストーカー路線に変更。アドリブで対処したようです。そのあたりのまじめさ、対応力の高さが視聴者の話題になっていました。

なお今年の「ホロ鯖夏祭り」は8月29日に実施されるとのこと。準備配信も各ホロメンがおこなっているので注目してはいかがでしょうか。「Advent」の5名も、もしかしたら参加するかも……とのことです。

大型企画といえば「ホロライブ大運動会」も外せません。2020年よりスタートした本企画はすでに3回行われており、今年も実施するのであれば10月あたりに告知があるはずです。

本稿で注目したのは第2回目にあたる2021年。ENメンバーはIDメンバー(ホロライブインドネシア)とともに赤Cチームと白Cチームに分かれて参加しました。

▲さくらみこさんのYouTubeチャンネルで配信された「ホロライブ大運動会2021」(主催者視点)。黒髪が大神ミオさん、赤髪がさくらみこさん。/【 #ホロライブ大運動会2021 】ホロライブ集結!!秋のマイクラ運動会 主催者視点【Minecraft/さくらみこ】(2021年11月6日)

第1種目「障害物競走~天国と地獄R~」ではENメンバーのワトソン・アメリアさんがJPメンバーの白上フブキさんとデッドヒートを展開。後続を大きく引き離す形でアスレチックコースを激走し、どちらも大会最速を争うほどのスピードでゴールへと突入して行きました。第1種目から大きく盛り上がる展開に、ホロメンはもちろんコメント欄も大興奮! コースの難易度調整が難しかったと語るさくらみこさんでしたが、その苦労が報われた形となったようです。

また第5種目の「鉱石PvP」では白Cチームのハコス・ベールズさんが大活躍。本競技は鉱石を奪い合うチームマッチなのですが、両チームが争っている隙を突いてハコスさんが相手チームのダイヤを根こそぎ奪うファインプレイ! ネズミの見た目をしていることから「ぬすっとっとこハコ太郎」と呼ばれ会場を沸かせていました。

▲今まさに赤組の陣地から鉱石を強奪しようとしているハコスさん(右側の画面)。その大胆な行動にさくらみこさんも大爆笑です。

◆日本語が完璧なENメンバーも!

アビスガード姉妹の日本語のうまさが話題になっていましたが、そのほかENには日本語が堪能なメンバーが多数所属しています。小鳥遊キアラさん、イナニスさん、IRySさん、ハコスさん、東京観光大使を務める森カリオペさん。特にキアラさんやハコスさんは企画で通訳を務めることもあり、JPメンバーとの懸け橋になってくれています。

そんな彼女たちの配信では、日本語を交えたり、日本語オンリーの配信だったりと、日本のファンを意識した内容になることもあって言語の敷居を下げてくれています。

例えば森カリオペさんは日本語の勉強を兼ねた配信を定期的に実施しています。その中のひとつ、「【英語禁止】JAPANESE STREAM! 色んなおつまみ食べてみたい。」の飲酒雑談配信では、ラッパーとしてパワフルに歌う姿が嘘のようなキュートな一面を見せてくれました。

またその配信の中で映画「仁義なき戦い」のシリーズを全作制覇したと語っていたカリオペさん。広島弁が難しかったと言いつつも作品の面白さを熱弁しており、ENメンバーならではの海外視点が興味深い配信となっていました。

▲森カリオペさんのYouTubeチャンネルで配信された、英語禁止の日本語配信。/【英語禁止】JAPANESE STREAM! 色んなおつまみ食べてみたい。(2022年5月8日)

Vシンガーとして活躍するIRySさんは今年5月8日に『Among Us』の突発コラボに参加。呼びかけ人の戌神ころねさん、そしてロボ子さん、白上フブキさん、尾丸ポルカさん、桃鈴ねねさん、沙花叉クロヱさん、博衣こよりさんらJPメンバーに混ざって日本語でゲームをプレイしました。

『Among Us』といえば宇宙を舞台にした人狼ゲーム。誰かがインポスターとなり仲間の中に潜んで妨害行為を行います。

IRySさんは9回目のプレイでそのインポスターになったのですが、なかなかプレイヤーを始末できずに少し焦りぎみ。しかも疑いの目を向けられているばかりか、タスクももう少しで終わってしまいそうで、このままではIRySさんらインポスター側が負けてしまいます。

そんな中で放った何気ないひとこと。「誰かやらなきゃ。やべ。タスクが終わる……!」

それがまさかミュートになっておらず、プレイ中のメンバー全員に筒抜けに! メンバーからのツッコミで気づき、笑い転げていたIRySさんは、照れが混じった様子でふにゃふにゃと弁解しつつ、普段とはまた違う愛らしい姿を見せてくれました。

▲IRySさんのYouTubeチャンネルで配信された『Among Us』(IRySさん視点)。うっかりミスでひとりごとを聞かれてしまい、思わず爆笑するIRySさん。/【#突発ホロライブ】Sudden Holo Sus IRyS POV【Among Us】(2023年5月8日)

ホロライブリスナーを騒然とさせた配信といえば、2020年に実施した小鳥遊キアラさんと兎田ぺこらさんのマイクラコラボも忘れられません。マイクラのJPサーバーを小鳥遊キアラさんが初観光した時にナビゲートしてくれたのがぺこらさんでした。

元々キアラさんはENオーディション以前からのぺこらさんの大ファン。落ち込んだ時にぺこらさんの配信を視聴しては元気づけられたそうです。JPサーバーの初観光では他のJPメンバーからもお誘いがあったそうですが、「最初」はやはりぺこらさんに案内をお願いしたいということで辞退し続けていたそうです。

奇跡はそんな中で起こりました。当時、ぺこらさんはIDメンバーのムーナ・ホシノヴァさんととても仲が良く、熱いラブコールを送るキアラさんと懐いてくれたムーナさんの間で三角関係になっていました。

そのムーナさんがJPサーバーで作業をしており、ぺこらさん&キアラさんのコンビとバッタリ遭遇! まさかの「正妻戦争」に視聴者は大盛り上がり! ムーナさんも武器を片手にキアラさんの前に立ちふさがり、視聴者が期待する立ち回りで配信を盛り上げてくれました。

なおぺこらさんに憧れてホロライブENに加入したキアラさんですが、現在は反対に憧れられる立場に。「Advent」の新人の中には、いわゆる1期生にあたるキアラさんたち「Myth(神話)」 のメンバーに憧れてVTuberになったと話すメンバーも多く、英語圏におけるホロライブENやホロライブIDの人気と影響力を感じさせてくれました。

▲小鳥遊キアラさんのYouTubeチャンネルで配信された、兎田ぺこらさんとのマイクラコラボ。まさに今、目の前に立ちふさがっているのがムーナさんです。/【PEKORAxKIARA】Senpai! Be my guide for the day! 【ぺこら先輩と夢のコラボ】(2020年11月27日)

◆やっぱり最後は有志による字幕翻訳!

ENメンバーの強みはほかにも、海外組だからこその視点があります。仕事で来日した際の日本の印象、ジャパンカルチャーの感想などがそれです。

一例としておもしろかったのは、2020年に配信された「Myth」5名のコラボ配信です。デビュー1か月というまさに「Advent」と同じ状況だったカリオペさんたちが雑談をしながら日本のお菓子を食べ比べするという内容でしたが、はじめてお菓子を購入した時の驚きや、各メンバーの好みの味など、海外組らしい感想も伝わってきて大変興味深くおもしろい内容でした。

ただその配信は全編が英語。会話の内容を理解するにはハードルがあります。そんな時に助けになるのが有志ファンによる日本語字幕つきの切り抜き動画です。

あくまで切り抜きなので全編ではないものの、ENメンバーのキャラクター性に合ったセリフまわしや、テンポよく見せてくれる編集、補足情報など、ファンならではの愛ある翻訳で楽しませてくれます。

▲森カリオペさんのYouTubeチャンネルで配信されたお菓子の食べ比べ企画。/【COLLAB】SNACK TIME! 4th Collab Stream (The Best Number)(2020年10月4日)

本来ならENメンバーのオリジナル動画を見ていただきたいところではありますが、もしも言語の壁が邪魔をして食わず嫌いをしているのであれば、切り抜きでそのハードルを解消してはいかがでしょうか?「Advent」の5名についても、デビュー1か月のタイミングであれば色々とアップされているはずです。

また2023年2月には「Myth」5名の3Dモデルを、8月20日にはIRySさんの3Dモデルもお披露目するなど現在注目株のホロライブEN。4月におこなわれたEN初の全体ライブも大成功を収めましたし、今後ますますの活躍が楽しみです。

▲がうる・ぐらさんのYouTubeチャンネルで配信された、ぐらさんの3Dお披露目配信。冒頭のショートアニメもクオリティが高く話題になりました。/【3D LIVE !】SHARK 3D LIVE!(2022年9月18日)

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《気賀沢昌志》

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