MOROHA UKが「パニック障害」の正しい知識を啓発…「突発的に「死」が迫ってくる感覚的な辛さ」

自身もパニック発作に苦しんだUKさんが馬鹿にしたり茶化したりしないよう呼びかけています。

配信者 ニュース
MOROHA UKが「パニック障害」の正しい知識を啓発…「突発的に「死」が迫ってくる感覚的な辛さ」
MOROHA UKが「パニック障害」の正しい知識を啓発…「突発的に「死」が迫ってくる感覚的な辛さ」 全 2 枚 拡大写真

ラップグループ「MOROHA」のUKさんは、10月20日に自身のX(旧Twitter)で「パニック障害」に対する正しい知識を啓発しています。

◆SNSで「パニック障害」という言葉が話題

UKさんはミュージシャンとしてだけでなくゲーム配信などでも知られており、ストリーマーが集合するオンライン企画「スト鯖」などにも度々登場。ゲーム内ボイスチャットでギターを披露するなどで話題を集めました。

今年9月にはパニック発作の症状が続いていることを公表。リハビリに励みつつ10月までのライブツアー・出演などを休止しています。

そんななか、10月20日のSNSではYouTuberグループ「東海オンエア」のメンバーに関するトラブルをきっかけに「パニック障害」という言葉が話題に。ところが一部にはその意味を知らぬまま使い、意見を述べているユーザーも少なくありませんでした。

UKさんはこれについて「あえて触れるが」と前置きしつつ、パニック障害を「バカにしたり茶化しちゃいかん」と述べ、「フィジカルな辛さではなく突発的に「死」が迫ってくる感覚的な辛さ」であると説明しています。

続く投稿では、頭と身体の乖離した感覚を「スーファミ本体にカセットがしっかり刺さってないような」と例え、どんなポジティブでも突然「死」が迫ってくる感覚的な辛さであることを強調しています。

厚生労働省のHPではパニック障害について「なんの前触れもなく、めまいや呼吸困難などとともに激しい不安に襲われる」と説明されています。また、発作に伴って「また発作が起きたらどうしよう」と不安に思う予期不安などの影響により、日常生活における行動が制限されてしまうのです。

決して軽いものではないということを肝に銘じて言葉を使いましょう。

《Okano@RUGs》

この記事の写真

/
【注目の記事】[PR]

関連ニュース