肌寒さも本格的になってきた12月。インサイド読者ならば『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』を筆頭にして、ゲームで“文化の秋”を堪能した人も多いのではないでしょうか？
しかし、11月末から気温が一桁台になる日も増加。すっかり冬を感じる気温になりました。こうなると年末はすぐそこ。相変わらず、季節が過ぎるのは早いですね。
本記事では、そんな差し迫った年末をより早く感じるだろう新作ゲーム5つをピックアップします。2023年のラストスパート、このゲームを遊んで楽しみながら2024年を待つとしましょう！
◆2023年12月1日発売『ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅』（ニンテンドースイッチ）
スクウェア・エニックスが久しぶりに発売する「ドラゴンクエストモンスターズ」シリーズの最新作が、この『ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅』です。
本作は『ドラゴンクエストIV ～導かれし者たち～』で高い知名度と人気を誇るキャラクター「ピサロ」が主人公。父である魔王に“魔物に攻撃できない呪い”をかけられた彼を操り、モンスターの力を借りながら魔界を冒険します。
登場するモンスターは500種類以上。見ているだけでお腹の空いてきそうな「スライムコロネ」や、雷と風で嵐を巻き起こす「ふうらいスライム」、花と共生する「はなまきドラゴ」が新規に参戦。その他『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』に登場した「魔軍指令ホメロス」なども出現します。
また、フィールドでは時間経過にあわせて季節が変わる要素なども搭載。この季節や天候などの変化で、出てくるモンスターも変わってきます。さらに、シリーズおなじみの配合システムが進化し、産まれてくるモンスターがイメージしやすくなっています。
もちろん、多彩なモンスターでパーティを組み戦うシステムはしっかりそのまま。ぜひ、いつもと違う「ドラクエ」の面白さを楽しんでみてください！
◆2023年12月7日発売『アバター：フロンティア・オブ・パンドラ』（PS5/Xbox Series X|S/PC）
2009年に公開され、大きな人気を得た映画「アバター」。『アバター：フロンティア・オブ・パンドラ』はその後を描く一人称視点のオープンワールド・アクションADVです。
舞台となるのは、映画と同じ星「パンドラ」にある未知の大陸の西部辺境。ここでは予想だにしないことが起こるため、少しの油断が命取りになります。キャラクターのカスタマイズも可能で、プレイスタイルに合わせた新しい装備をクラフトしたり、スキルと武器をアップグレードしたりもできます。さらに自分だけのバンシーと絆を結めば、空中の散策も楽しめます。
武器はナヴィ伝統の武器に加え、近代的なアサルトライフルやショットガンなども使用できます。さまざまな戦い方で、戦闘を優位に進めましょう！
◆2023年12月21日発売『スパイファミリー オペレーション ダイアリー』（ニンテンドースイッチ）
アニメも大人気で劇場版の公開を控える『SPY×FAMILY』。その初めてとなるゲームが『スパイファミリー オペレーション ダイアリー』です。
主人公はイーデン校の課題で絵日記を描くことになった「アーニャ」。平日は学校に通いつつ、休日は家族で公園、ビーチ、水族館などいろんな場所へお出かけし、絵日記の題材を集めていきましょう。蝶々やブランコなど、気になるものを見つけたら写真撮影することで、さまざまな思い出が溜まっていきます。
またゲームを彩るのが、15種以上のミニゲーム。こちらは「SPY×FAMILY」らしいちょっとおかしな日常を体験できます。その他、フォージャー家の服・アクセサリー・髪型などを変えられる要素も用意しています。
本作はPS5/PS4版も2024年に発売予定です。
◆2023年12月21日発売『バルダーズ・ゲート3』（PS5/Xbox Series X|S/PC）
世界初のロールプレイングゲームとされるテーブルトークRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ』をベースにしたRPGゲーム『バルダーズ・ゲート3』。ダイスロールでの成否判定といった要素をゲームシステムに取り入れつつ、プレイヤーの選択によって展開が変化します。
戦闘は大変奥深いターン制バトルとなっています。自分の分身として好きなように改造できる「カスタムキャラクター」や、作品の背景に深く関わる「オリジンキャラクター」などとも交流しつつ、冒険を進めましょう。
海外では既に高い評価を得ており、2023年度のさまざまな「GOTY」にノミネートされている注目作。年末年始は重厚なファンタジー世界にどっぷり浸かってみてはいかがでしょうか。
◆2023年12月22日発売『ONE.』（ニンテンドースイッチ/PC）
1998年に登場し、いわゆる“泣きゲー”ジャンルを作り上げた『ONE ～輝く季節へ～』。こちらをネクストン創設30周年記念としてリメイクしたのがADV『ONE.』です。
オリジナル版と同じく「樋上いたる」氏が原画を担当。新たなイラストと最新機らしいグラフィックによってシリーズ集大成ともいうべき出来映えになっています。
かつて多くのプレイヤーの涙腺を崩壊させた名作を、ぜひニンテンドースイッチでも体感してみてください！
RPGからアクション、それにアドベンチャーゲームまで幅広く揃った2023年最後の新作ゲームたち。年末にまだ遊ぶゲームを決めていないなら、ここから選んでみてはいかがでしょうか？
