2024年2月注目タイトル4選!『FF7 リバース』や『スカル アンド ボーンズ』などガッツリ遊べるゲームが揃う

今月は名作ラッシュが止まらない!筆者はお酒好きなので『BAR ステラアビス』と『ファイナルファンタジー7 リバース』が特に気になっています!

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2024年2月注目タイトル4選!『FF7 リバース』や『スカル アンド ボーンズ』などガッツリ遊べるゲームが揃う
2024年2月注目タイトル4選!『FF7 リバース』や『スカル アンド ボーンズ』などガッツリ遊べるゲームが揃う 全 14 枚 拡大写真

2月始めは『ペルソナ3 リロード』に『グランブルーファンタジー リリンク』、『マリオvs.ドンキーコング』と、話題の新作やリメイク作品が登場しましたが、今月のゲーム熱はまだまだ収まりません。7度の発売延期を乗り越えて発売される海賊ゲーや、待ちに待った「FINAL FANTASY VII REMAKE」プロジェクトの第2作目など、流行に敏感なゲーマーなら放ってはおけない大作が次々とやってきました。今回はそんな作品の中から2024年2月中旬以降に発売されるおすすめタイトルを4つ紹介します。

◆2024年2月16日(金)発売『スカル アンド ボーンズ』(PS5/Xbox Series X|S/PC)

最初に紹介する『スカル アンド ボーンズ』は、海賊が黄金時代を迎えた17世紀のインド洋が舞台のオープンワールドアクションゲームです。海賊狩り、略奪、船改造、海獣退治、マルチプレイなど何でもござれのアクティビティー満載なパイレーツ体験を楽しみましょう。

物語は大海原での熾烈な争いに敗れ、活動の拠点となる港町「セント・アン」に流れつくところから始まります。ゲーム序盤は船長であるプレイヤーが一級航海士の相棒「アスナー」と共に再起を図るべく船の建造に勤しむのですが、ここでさっそく本作のこだわりポイントが垣間見えてきます。なんと海賊船には「攻撃タイプ」・「サポートタイプ」・「耐久タイプ」といったロールが割り振られており、MMORPGを彷彿とさせるような自分にあったプレイスタイルが選べるのです。搭載できる武装や装甲ひとつとっても、大砲・バリスタ・火炎放射など複数種類から好きなように選べ、それぞれに能力を補助するパークまで付いているので、カスタマイズ周りの自由度はかなり高いと言えます。さらにオウムやネコ、サルのようなペットを肩にのせて、いかにもそれらしい雰囲気も出せるようなので、今からとても楽しみです。

さて、海賊の花形といえばなんといっても海上戦ですよね。先述の船に割り当てられたロールタイプからも分かるように本作はマルチプレイに力を入れており、20人のプレイヤーが同一サーバーに参加して艦隊を組むことができます。主人公の敵となるのは必ずしも船だけではなく、時にはファンタジー感溢れる巨大な怪物の場合もあるでしょう。そうした巨大生物はひとりではなかなか太刀打ちが出来ず、仲間との連携が必要不可欠です。孤高を貫いて独自の攻略法を見出すのも面白そうですが、たまには徒党を組んでさながらレイドバトルのように協力し合うのも醍醐味のひとつかもしれません。

本作はほかにも、幽霊船、賞金首、PVP要素など遊びのバリエーションが豊富にあり色々なプレイスタイルに対応しています。ありそうでなかった海賊オープンワールドアクションで、海のロマンを満喫してみてはいかがでしょうか。


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◆2024年2月22日(木)発売『クレヨンしんちゃん 炭鉱の町のシロ』(ニンテンドースイッチ)

『クレヨンしんちゃん 炭鉱の町のシロ』は、都会の生活に慣れ田舎の空気を暫く味わっていない、そんな方にこそおすすめしたいノスタルジックアドベンチャーゲームです。全体的なゲームの作りは前作である『クレヨンしんちゃん オラと博士の夏休み ~おわらない七日間の旅~』をベースにしており、未プレイの方は『ぼくのなつやすみ』をイメージすると分かりやすいと思います。

今回のしんちゃんは秋田県の田舎町が舞台。父である「野原ひろし」が、会社の出張の用事で生まれ故郷に一家総出で訪れるところからスタートします。ゲームの目的は軸となるメインストーリーをクリアすることですが、基本的には何をするのもプレイヤーの自由です。立ち並ぶ古民家の周囲をぶらぶら散策してもよいですし、地元の人とのコミュニケーションを図るのも良いかもしれません。

とりわけ、魚釣りや虫取り、山菜集めなど田舎ならではの遊びは本作の醍醐味のひとつでしょう。捕まえた生き物は図鑑に載るのですが、その数は大変豊富で埋めるのはもちろんそれぞれに記載されている解説文を読むだけで楽しく、ついつい時間が過ぎてしまいますね。また、前作までは一度登録したらそれっきりでしたが、本作からは魚や虫の最大サイズが記録されるようになりました。細かい部分ではありますが、こうした小さな喜びがゲーマー心をくすぐるものです。

さて、今回はタイトルにもある通り普段は脇役の愛犬「シロ」にスポットを当てた作品でもあります。全編を通してしんちゃんの後ろに付いてくるようになり、街中で時折アイテムを拾ってくれたり、率先して道を案内してくれたりと大奮闘。YouTubeに公開されている公式トレーラー内でもストーリーに大きく影響を与えるキーマンのような描写がされていて、実際の活躍ぶりが楽しみですね。

橙色が多く使われている街中は、映画「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」を思わせるようなレトロな雰囲気を醸し出しており、メインストーリーの設定も相まって世代の方ならピンとくる場面も多いのではないかと思います。心休まるひとときをしんちゃんと一緒に過ごしてみませんか。


◆2024年2月29日(木)発売『ファイナルファンタジー7 リバース』(PS5)

お待たせしました。ついに待望の「FINAL FANTASY VII REMAKE」プロジェクトの第2作目となる、『ファイナルファンタジー7 リバース』が発売されます。ストーリーは前作ラストのミッドガルより脱出したクラウド達がセフィロスを追いかけるシーンから、「忘らるる都」までの原作を元に、オリジナルの要素を加えた作品となっています。1作目の発売時にもゲーム界隈が大きく盛り上がったことは今でも記憶に新しく、筆者自身も楽しみにしている作品のひとつです。

本作といえば、1997年に発売された原作からいかに綺麗なグラフィックでリメイクされたかが注目されがちですが、システム面においても多くの進化が施されています。中でも新たに追加された移動アクション「パルクール」や、仲間と協力したコンビネーション攻撃「連携アクション」は見どころのひとつです。世界の広さを実感できる新たなフィールドは、ほぼオープンワールド形式となり、前作のミッドガル編ではあまり登場しなかった高低差のある場所が多く存在します。新アクションのパルクールは、そんな自然豊かなマップを自由に探索できる手段として追加されました。使用例としては、高所から飛び降りる、崖をよじ登る、泳ぐ、フックによるカギ縄アクションといった具合です。ちょっとした段差を簡単に登れるのはゲームテンポの向上にも繋がり、なによりプレイ中に「冒険している感」が感じられて楽しいですよね。

戦闘面では、いわゆる合体技である「連携」がキモになってきます。これはガード中に選択できる行動のひとつで、アビリティとは異なりATBゲージを消費せずに使用可能。通常の「たたかう」に加えて、バトル中いつでも使える技が増えたことで戦略性もより高まりました。発動するスキルは一緒に戦っている2人の仲間のうち、どちらに用いるかによっても異なります。例えば上記の画像のようにクラウドとセフィロスが組んだ場合は、「ヴォイドブレイク」か「カウンターシュート」が発動し、それぞれ専用カットインとド派手なエフェクトが入ります。このあまりにも格好良すぎるビジュアルは年季の入ったゲーマーにとって感動に他なりません。

また、前作をプレイしていない方向けに『ファイナルファンタジー7 リメイク』と『ファイナルファンタジー7 リバース』がセットになったお得なツインパックがダウンロード版限定で予約販売中です。残念ながらパッケージ版はありませんが、ダウンロード版を購入予定の方はこちらも候補にいれてみてはいかがでしょうか。


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◆2024年2月29日(木)発売『BAR ステラアビス』(PS5/PS4/ニンテンドースイッチ)

最後に紹介する『BAR ステラアビス』は、その名の通りバーでお酒を飲み交わしたり、会話をすることで徐々に強くなっていく、一風変わったコンセプトのローグライトSRPGです。

大まかな物語は、ステラアビスに訪れたキャラクターが酔った人間が見る異世界「ヨイの世界」へと捕らわれてしまったところからスタートします。その過程で主人公は顔と腕を失ってしまい、元の身体を取り戻すべく見慣れぬ土地を冒険するというものです。

本作のゲーム性はいわゆるターン制のマスゲー。シンボルエンカウント方式で、フィールド内を徘徊する「スピリッツ」と呼ばれるモンスターに接触すると戦闘がはじまります。キャラクターによって近距離・遠距離・範囲技と役割分担がされており、敵の側面や背後に回るとダメージが上がる機能や、地形効果によるギミックなど、SRPGのお約束はしっかり採用されています。

ステージ構成はいくつもの階層が用意されているフロア形式となっており、指定された最後のエリアまで到着するとクリア。道中で入手したアイテムやお金は無事お持ち帰りできますが、レベルはリセットされてしまいます。このようなシステムから、「風来のシレン」シリーズをプレイしたことのある方なら本作もすんなりと遊べるかもしれませんね。

そして、ローグライトの攻略において重要なキャラクター強化には「ステラ」と「カクテル」の2つが関わってきます。ステラはかに座やさそり座のような黄道十二星座がモチーフのシステムで、それぞれ技にセットすることで攻撃範囲拡大や威力増加、属性付与などに貢献してくれる、いわば装備品の様なものです。フィールドを周回中に約130種の中から毎回ランダムに出現するため、その場その場での臨機応変さが求められますね。

カクテルは本作のコンセプトにもなっている要素であり、探索を始める前にバーでお酒を飲んでいくと、それに合わせたバフ効果が付きます。その種類はなんと驚きの約300種類にも上り、実在する「スクリュードライバー」や「ブルドック」、「テキーラ水割り」などが登場します。内容も少し凝ったものになっていて、例えばライムとミントを潰して作る「モヒート」は毒状態強化となっており、付与効果もそれらしいものに仕上がっています。

お酒好きの方はもちろん、ローグライトとSRPGという組み合わせが相まって、じっくり腰を据えて遊びたい人におすすめの本作。ストーリーも始めから謎が多く、少しずつ紐解かれていく展開に目が離せませんね。



今回は、2024年2月中旬から下旬にかけて発売されるおすすめのタイトルを4つ紹介しました。今月のゲーム界隈では『ファイナルファンタジー7 リバース』が特に話題に上がると予想されますが、来月には『バイオハザード RE:4』や『ドラゴンズドグマ 2』と期待の新作がスタンバイしているので、最前線ゲーマーにとっては嬉しくも忙しい季節になりそうですね。


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《おべ》

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