『Lollipop Chainsaw RePOP』ジュリエット役・田村ゆかりインタビュー！印象的な台詞は、「たっぷりじっくりぶっ殺してあげちゃうわ！」【読プレあり】

2012年にPS3/Xbox 360向けに発売され、全世界で124万本を売り上げた伝説のゾンビゲーム『ロリポップチェーンソー』。そんな同作を現行機種（PS5/Xbox Series X|S/ニンテンドースイッチ/Steam）向けにリメイクした『Lollipop Chainsaw RePOP』が、2024年9月26日に発売予定です。

セクシーなチアコスチュームの金髪美女が、チェーンソーを振り回してゾンビたちをバッサバッサと薙ぎ倒していくという飛び抜けた世界観はそのままに、2012年のオリジナル版と比較して「解像度・フレームレートの向上」、「ロード時間の短縮」などより遊びやすくなるよう調整。さらにダメージエフェクトがポップアートになる「RePOPモード」の搭載など、新たな表現にも挑んでいます。

そんな同作の主人公である「ジュリエット・スターリング」の声優は、オリジナルのPS3版では日笠陽子さん、Xbox 360版では喜多村英梨さんが演じていました。そして今回のリメイク版では新たに“3人目のジュリエット”として、田村ゆかりさんが出演することが明らかになっています。

はたして田村さんは、どんな気持ちで生まれ変わったジュリエットを演じたのでしょうか？インサイド＆Game*Sparkでは独占のインタビューをお届けします。

◆ジュリエット役、田村ゆかりさんインタビュー！

―主人公ジュリエット・スターリングの印象をお聞かせください。

田村：健康的で元気いっぱいで明るくてとてもキュートな女の子だなぁと思いました。あとスタイルもよいので、まさに才色兼備という感じです。あくまでも私のイメージですが、THEアメリカの女の子！って感じがしました。

―ジュリエットのファッションについて、好みなポイントはありますでしょうか？金髪、ツインテール、ロリポップ、チアコスチューム、シューズ、ソックス、リストバンド etc……。

田村：メインビジュアルを何度も見ていたこともあって、チアのコスチュームが印象的で好きです！ツインテールも似合っててかわいいし、チアのコスチュームはスカート丈が短くてヒラヒラしているので、個人的にもとても好みです。

―今回田村さんがジュリエットを演じられるにあたり、「ジュリエット役」ならではの表現方法にチャレンジされたり、配役をエンジョイされたといった部分はありましたでしょうか？

田村：海外のゲームっぽい雰囲気のしゃべり方をした方がいいのかな？とは思ったのですが、ディレクターさんとお話をした感じだとそこまで意識しなくてもよさそうでしたので、ほんの少し意識はしつつもイケイケで周りの人を振り回しちゃう感じが出るようにのびのびと演じさせていただきました！また、ニックの事が大好きすぎて、大好き大好きと (一方的にですが笑) 伝えるシーンが多くて、演じていてとても楽しかったです。

―今作のジュリエットを演じて印象に残ったボイス (台詞)、印象に残った場面・シーンなどあれば教えてください。

田村：印象に残っている台詞は「たっぷりじっくりぶっ殺してあげちゃうわ！」です。物騒な台詞なのでびっくりしたけど、相手はもうお亡くなりになっているゾンビなので、いいのか！と(笑)。アメリカンジョークっぽい台詞が多かったので、普段は言わない言い回しだったりして演じていて楽しかったです。

―ジュリエットの家族はゾンビハンター一家で、「コーディリアお姉ちゃん」「妹のロザリンド」「パパ」と色濃い家族がいるのですが、その中で誰が一番印象に残っていますか?

田村：妹のロザリンドかな？シナリオを読んだ段階でも「えっ」と思ったのですが、見せていただいた以前のゲーム動画のぶっ飛んだキャラっぷりにびっくりしました。でも、大変なシーンのはずなのに見てて笑っちゃったので、ロザリンドがとても印象に残っています。

―ジュリエットに敵対する「闇の呼び声」というボスキャラクターたちが登場しますが、皆パンクロック (Zed)、バイキング (Vikke)、ヒッピー(Mariska)、テクノポップ (Josey) 、ヘビィメタル (Lewis) といった様々な格好(音楽性?) を持っています。

もしこの中で田村さんが演じてみたい魅力的なキャラがいましたら、教えてください。よろしければ、その理由もお聞かせいただけると嬉しいです。

田村：ちょっと……どのキャラも怖いので……演じてみたくはないですが（笑）、ジョーズィーさんは陽気なので他のキャラよりは興味がある……かな？ファンキーにゾンビにしていくあたり楽しそうだし、ボコーダーも楽しそうなのでやってみたいです。

―「ロリポップチェーンソー」は、70~80年代テイストの音楽であったり、ファッションがゲーム要素として入っています。何かその年代の音楽やファッションに感じる印象だったり、思い入れはありますでしょうか?

田村：普段音楽をあまり聴かないのと、古い音楽や洋楽に全く触れてこなかったので、割と有名な曲ですら知らないことが多いのです……。でも、ロリポップ♪ロリポップ♪の歌は知っていました！こんなに音楽を知らない私でも知っていたのですごいと思います！

―ジュリエットは、ロリポップが大好き！田村さんはこれだけは外せない！といった「大好きなお菓子」はありますでしょうか？

田村：今まで、洋菓子より和菓子が好きだと思っていたのですが、もしかしたらエクレアが好きかもしれないです。シュークリームもですが、ざくざくの生地に挟まったクリームがとても愛おしいです。そしてキャラメル味だとさらに良いです。

―田村さんはゲームをプレイされる方とお聞きしておりますが、今作「ロリポップチェーンソー」のようなアクションゲームはお好きですか？田村さんの一番好みのゲームジャンルは何ですか？

田村：アクションゲームはあまり上手ではないのですが、みているのは楽しいです。自分でやる場合はパズルやシミュレーションのゲームがのんびりやれて好きです。でも、自由度が高すぎると何から手をつけたらいいかわからなくて立ち止まってしまうので、ほどほどにやり込める物が好きです。

―「ホラー」や「ソンビ」といったジャンルに関してはいかがでしょうか？(映画などでも、その手のジャンルをご覧になられますでしょうか？)

田村：視覚的や聴覚的に驚かされる系のホラーは少し苦手です。お化け屋敷でも人が脅かしてくるのは絶対驚いちゃうので苦手です。心理的にぞわぞわくるホラーは想像できるので少し好きです。ゾンビは……ハロウィンの時のゾンビは好きです。お菓子ください！

―田村さんが万が一ゾンビになってしまったら、今作に登場する「ゾンビバスケットボール」と「ゾンビベースボール」のどちらに参加したいですか？理由も含めて教えていただけますでしょうか？

田村：ゾンビベースボール！難しそうだけど弾丸？を撃つのが面白そうだからです。撃つゲームは得意ではないですけど、これはちょっとやってみたいです。でも、ばったばったとなぎ倒していくゾンビバスケットも面白そうです。

―ズバリ！今作『ロリポップチェーンソー』の魅力はどんなところでしょうか？

田村：ジュリエットが攻撃する度に画面がキラキラしたエフェクトでいっぱいになって、華やかなところ！ガンガン切って行くのも爽快なので夢中になっちゃうのがわかる気がします。あとは台詞回しが独特なのも魅力的だと思います。

―『ロリポップチェーンソー』は海外のファンが圧倒的に多いゲームとして知られています。海外のファンに向けて、メッセージをお願いできますでしょうか？

田村：新ジュリエットを演じさせていただく事になって、とても嬉しく思っています。ジュリエットのキュートさが目一杯表現出来ているといいなぁと思い演じましたので、3人目のジュリエットも応援してくれると嬉しいです。

―最後に発売を楽しみに待つ全国のファンの皆様へ向けてメッセージをお願いします！

田村：すでに発売されている機種のジュリエットたちが、2人ともとても可愛くて……。3人目のジュリエットとして、どこまでみなさんのご期待に応えられるかわかりませんが、気に入ってくださると嬉しいです！楽しみにしていてくださいね。

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