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HoYoverseは、スペースファンタジーRPG『崩壊:スターレイル』のシリーズ番組「星穹講座 スペースオペラ」を8月23日(金)に公開。本番組内にて、作家・田中芳樹氏がゲストとして出演しました。
◆SF作家・田中芳樹氏が『崩壊:スターレイル』番組に出演!SF人気について語り尽くす
「星穹講座」は、さまざまな分野の専門家を招待し、宇宙天文から人類社会、科学探求から哲学的思索まで、幅広いトピックについて深く議論し、知識や思考を共有するといった趣旨の番組です。
今回公開された動画『崩壊:スターレイル』星穹講座 ーー 「スペースオペラ」では、「銀河英雄伝説」「アルスラーン戦記」などで知られる作家・田中芳樹氏がゲスト出演。「SFマガジン」編集長の溝口力丸が番組進行役を務め、SFの魅力や歴史と英雄などをはじめとする様々なテーマについて田中氏とのトークが繰り広げられました。
SFは『崩壊:スターレイル』でもモチーフにされており、アニメやゲームなどさまざまな分野に大きな影響を与えるジャンルです。
田中氏自身のSF小説との出会いについて、60年前は「『SF』という言葉は一般的でなくて、大体『科学冒険小説』とか、そういう名前で出ており、そして大半が今思えばスペースオペラに類するものでした」と言及。続けて「今自分が現実に生きている世界というのは、言ってしまえば面白くもなんともないと。そこへ新しい世界を見せてくれるものがあるんだな」とSFへ抱いた第一印象を語りました。
また長い歳月が経ってもSFは多くの人の興味を獲得し続けることに対し、田中氏は「人間というのは何万年前からずっと、精神的には多少複雑化したとはいえ、変わっていないと思う」と分析。
最後に、人々はなぜSFについて興味を持つのかという問いには「絶対に自分で実際には見ることのできない世界をSFは見せてくれる。読者に多種多様な世界を見せることができるという意味では、SFというのは一番間口が広い、寛容なジャンル」と回答しました。
『崩壊:スターレイル』のシリーズ番組「星穹講座 スペースオペラ」は、公式YouTubeチャンネルにて公開中。ゲームなどで触れることの多い、SFについて、改めて噛み砕いて言語化された内容は必見です。
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