
Sensor Towerは、サービス4.5周年を迎えた人気スマホゲーム『アークナイツ』が2024年8月に日本のみでの累計収益が5億ドルを突破したと報告しました。
『アークナイツ』はYostarが2020年1月に日本版をリリースしたモバイルタワーディフェンスゲームです。現在はグローバルで配信されており、市場別ダウンロード数のシェアは中国が1位で27%、日本が2位で17%となっています。

しかし、市場別に収益を見てみると日本が全体の40%近くを占めてトップを走っています。サービスインから今日までのRPD(Revenue Per Download/1ダウンロードあたりの収益)を見ると、中国が平均43ドル、アメリカが平均28ドル、韓国が平均30ドルであるのに対し、日本は平均80ドル以上と圧倒的な収益性を見せています。

そんな日本のユーザー層を見てみると、男女比は約70%が男性、年齢分布は18~34歳が70%以上を占めています。また、他社タイトルでは『シャドウバース』や『Fate Grand/Order』を好む層が多く、キャラクターやストーリーのみならずゲーム性も重視するユーザーが多いことがうかがえるとしています。
ユーザーが普段どのような広告を見ているかというソーシャルチャネルにも目を向けると、Xが約61%でトップという圧倒的な結果に。この傾向はSensor Towerが2022年9月から2024年8月にかけて調査した日本におけるXのゲームカテゴリーSoVランキング(Share of Voice/メディアやSNSなどへの広告出稿量、露出量を測る指標)にも見られ、こちらでも『アークナイツ』が上位を獲得し続けているとのことです。