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人気コスプレイヤーの「えなこ」さんが10月16日、自身のX(旧Twitter)を更新し、「AIみたい」という褒め言葉について心境を語りました。
◆「AIみたい」って言葉は全然褒め言葉じゃないです
えなこさんは公式Xにて、「AIに自分の写真をめちゃくちゃ食われて私っぽい写真を量産されて不快な思いをしている」とつづり、自身の写真が無断生成AIに利用されている現状を告白。そのうえで「『AIみたい』って言葉は全然褒め言葉じゃないです」と不快感をあらわにしました。
えなこさんが無断生成AIについて反応するのは今回が初めてではなく、過去にも「AIに食われすぎてもう骨くらいしか残ってない」と被害を語っていました。
えなこさんの投稿にファンからは、「AIなんかより全然可愛いです!」「AIと比べてほしくない!」「褒め言葉と思ってしまう人の感覚が分からない」「昔で言う『お人形さんみたい』っていう例えなんだろうけど、なんかね」などの声が寄せられています。
無断生成AIを巡っては、声優有志による「NOMORE無断生成AIの会」が10月15日に発足され、中尾隆聖さんや山寺宏一さん、梶裕貴さんら声優26人が無断生成AIに声を上げていました。今回のえなこさんを含め、著名人たちが続々と声を上げる無断生成AI問題。各々が納得できる文化的なルールの構築が待たれます。