ファミコン版ユーザーも必見!? HD-2D版『ドラクエ3』各職業の“見た目の違い”にドット職人の息吹を感じる─8職業×4パターンの「全ルックス」を紹介【フォトレポ】

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ファミコン版ユーザーも必見!? HD-2D版『ドラクエ3』各職業の“見た目の違い”にドット職人の息吹を感じる─8職業×4パターンの「全ルックス」を紹介【フォトレポ】
ファミコン版ユーザーも必見!? HD-2D版『ドラクエ3』各職業の“見た目の違い”にドット職人の息吹を感じる─8職業×4パターンの「全ルックス」を紹介【フォトレポ】 全 12 枚 拡大写真

■「男僧侶 1~4」と「女僧侶 1~4」

パーティの生命線を担う僧侶は、頼もしい存在であって欲しいもの。「男僧侶1」は誠実そうな顔立ちで、安心感を覚えます。「男僧侶2」は艶やかなロングヘアの持ち主で、その後姿に目が行きがちですが、実直な表情に真面目さが窺えます。

「男僧侶3」は口髭が似合うダンディな僧侶。長い髪を一度根元でまとめているのは、戦いの最中に動きやすくするための工夫でしょうか。白髭豊かな「男僧侶4」は、大司教と言われても納得しそうな見事な風格です。

男僧侶の被り物は全員共通でしたが、女僧侶は全て異なるデザインになっています。「女僧侶1」は頭の形状にフィットするかのような丸形で、ショートカットの髪型と相まって、非常によく似合っています。「女僧侶2」の帽子は正方形型ですが、角が丸いため、堅苦しい印象はありません。外側に跳ねた髪型からは、快活そうな印象も受けます。

「女僧侶3」はオリジナル版のデザインに近く、王道的なビジュアルと言っても過言ではないでしょう。対して「女僧侶4」は、学者のような帽子を被っており、僧侶のイメージにはあまりなかった出で立ちです。全体的にウェーブがかかった髪も、新鮮さを覚えます。

■「男魔法使い 1~4」と「女魔法使い 1~4」

攻撃系から補助まで、戦闘を左右する強力な呪文を繰り出す魔法使いには、誰もが知的なイメージを抱いていることでしょう。「男魔法使い1」は知的さに加え、目元まで深くかぶったローブのおかげで神秘性まで感じられます。「男魔法使い2」はフードを完全に外しており、クールなまなざしから腰まで届くような長髪まで、惜しげもなく披露しています。

「男魔法使い3」は年季の入ったベテラン感を漂わせており、魔法使いにお馴染みのとんがり帽子もよく似合っています。「男魔法使い4」はさらに修練を重ねたような出で立ちで、老練という言葉がぴったりハマります。

女魔法使いのほとんどはとんがり帽子をかぶっていますが、唯一「女魔法使い1」のみ、帽子ではなく大きなリボンをあしらっています。ふんわり系のショートカットとの組み合わせがベストマッチです。「女魔法使い2」は、王道的なとんがり帽子に外跳ね髪。有能さと伸びしろの両方を感じさせてくれます。

「女魔法使い3」は、とんがり帽子ですが先端が控えめ。また、帽子に切れ込みが入っており、ちょっと年季を感じさせます。見た目は十分若く見えるので、師匠から譲り受けたものでしょうか。「女魔法使い4」のとんがり帽子は鍔が浅く、花らしき装飾も添えてあって全体的にキュートな印象。「女魔法使い1」とは少し違う方向性の可愛さを感じます。

■「男商人 1~4」と「女商人 1~4」

アイテムの目利きやお金儲けを得意とする商人は、魔法使いとは別種の頭の良さが求められる職業です。「男商人1」の野心家のような顔立ちには、商人としての気概が感じられます。「男商人2」は黄土色のターバンが印象的で、涼やかな目元がスタイリッシュです。

「男商人3」は、恰幅が良くて口髭も堂に入っています。すでに商売で成功を収めた風格があり、その商売をさらに広げていくことでしょう。「男商人4」は老舗の旦那様といった面持ち。それでもなお商売の前線に立ち、現役でい続ける姿勢には頭が下がる思いです。

小ぶりの帽子を斜めに乗せた「女商人1」は、ふわっとしたショートカットで可愛さを演出。もちろんその見た目も、交渉を上手く運ぶための処世術のひとつでしょう。「女商人2」はオリジナル版のデザインに近く、頭頂部付近でまとめた髪型が印象的です。

「女商人3」は装飾で髪をまとめた後、全体的にそのまま下ろしています。清潔感があり、これも商売を大いに助けてくれそうです。右の側頭部で髪を束ねて流している「女商人4」は、「女商人2」と同じく髪型で覚えやすく、記憶に残る商人になるでしょう。



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《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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