『FGO』「アビゲイル」は“一線を超え続ける”サーヴァント! 初登場から新霊基まで“規格外”─いよいよ宝具にマスターを!?

『FGO』のアビゲイルは、色々な意味で一線を画しています。その超えっぷりを、どうぞご覧ください。

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『FGO』「アビゲイル」は“一線を超え続ける”サーヴァント! 初登場から新霊基まで“規格外”─いよいよ宝具にマスターを!?
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※本記事では、ストーリーの流れに一部触れます。

2015年に正式サービスが開始した『Fate/Grand Order』(以下、FGO)は、9周年を経た今も根強い支持を集めており、多くのプレイヤーが「マスター」となって人類史を守る戦いに挑んでいます。

マスターの剣となり盾となるのが、英霊の影たるサーヴァントたち。古今東西の英雄を中心に、マスターとの縁を辿って現界した面々が、大いなる力となってくれます。

サーヴァントたちは多種多様でいずれも個性的ですが、その中でも様々な意味で目立っているのが「アビゲイル・ウィリアムズ」です。その登場から直近の活躍まで、あらゆる面で“一線を超える”彼女の多彩な展開、あなたはご存じでしょうか。

■初登場も鮮烈だったアビゲイル

アビゲイルは、2017年11月29日に開幕した「亜種特異点IV 禁忌降臨庭園 セイレム 異端なるセイレム」で初登場を飾り、同年12月6日の「セイレムピックアップ2召喚」で実装されました。

初登場のシナリオやイベントに合わせての実装はポピュラーなケースですが、アビゲイル実装時に“一線を超えていた”のは、そのクラス。彼女の登場と同時に、新たなクラス「フォーリナー」が設定され、アビゲイルは初のフォーリナーとして実装されたのです。

また、アビゲイルが中核となった「亜種特異点IV 禁忌降臨庭園 セイレム 異端なるセイレム」は、『FGO』1.5部の締めくくりを飾るシナリオでもあります。初フォーリナーであり、1.5部のトリも務めた彼女のデビューは、一線を画したと称しても過言ではないでしょう。

■『FGO』の世界に、アビゲイルは2人いる!?

サーヴァントとは、「英霊の座」に刻まれた英霊たちの影です。そのため、呼び出すサーヴァントたちの元となる英雄は、既に亡くなったケースが大半。「英霊の座」は時間軸の外にあるため、「まだ生まれていない未来の英雄が座に刻まれ、過去の世界に呼び出される」こともありますが、この世を去った英雄たちのサーヴァントが多いのが実情です。

しかしアビゲイルの場合、「セイレムでマスターと出会った彼女」は、まだ現存しています。ネタバレを防ぐため詳細は伏せておきますが、亜種特異点IVの終了後、とある理由から別の世界へと旅立ち、この地球から姿を消しました。

そのため、セイレムの彼女とサーヴァント、その両方の「アビゲイル」が『FGO』の時間軸上に実在しているのです。こうした例は非常にまれで、その意味でも彼女は特別な存在と言えます。

ちなみにひとときの奇跡として、セイレムのアビゲイルからマスターに干渉した出来事がかつてありました。その物語は「幕間」で描かれているため、実際に何が起きたのか知ることができるのは、サーヴァントのアビゲイルを召喚できたマスターだけの特権です。



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《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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