スマホ向けRPG『Fate/Grand Order(以下、FGO)』の新規サーヴァントとして、ダンテ・アリギエーリが実装されました。そんな中、訳書を出版している「河出書房新社」公式Xアカウントのガチャ報告が話題となっています。
◆『FGO』のダンテ出演に訳書の出版元が反応!
『FGO』では、期間限定イベント「CBC2025 彼の名はダンテ ~ホテル・デノヴォのコンシェルジュ~」が3月5日から開催中です。これに合わせて、「★5 ダンテ・アリギエーリ(プリテンダー)」が「神曲」作者兼主役のサーヴァントとして登場しています。
「神曲」は、13世紀から14世紀にかけて活躍したイタリアの詩人のダンテが執筆した叙事詩で、作者のダンテ自身が地獄、煉獄、天国を巡る物語が描かれます。
その中で、「神曲」の訳書を出版している河出書房新社の公式Xアカウントが今回の『FGO』での話題に反応。「いま同僚に聞いたんですけどFGOにダンテが実装されたってマジ!!!???」「(翻訳者の)平川祐弘先生に『鼻持ちならない自信家にして、彫心鏤骨の苦心を重ねた』と評されているダンテがこんなかっこよいとか…好きです」と投稿しました。
「尽きるまで石割るしかない」とガチャに意欲を示していましたが、その後無事に引けたと報告。勝因は河出書房新社の書庫で「神曲」3冊を並べて祈りながら回したとのことでした。その報告にSNSでは「触媒として買おうかな」という声が聞かれています。

影響があったのかは分かりませんが、記事執筆時点のAmazonイタリア文学研究カテゴリでは「神曲」がベストセラー1位を獲得しており、河出書房新社も「ダンテくんベストセラー1位」と投稿しています。
ガチャの触媒としてや、ダンテが今後実装されるメインストーリー「奏章IV」に先駆けて登場したストーリー召喚サーヴァントということで、シナリオの予習として購入している方が多いのかもしれません。
「★5 ダンテ・アリギエーリ(プリテンダー)」のピックアップガチャおよび、イベント「CBC2025 彼の名はダンテ ~ホテル・デノヴォのコンシェルジュ~」は3月26日12時59分まで開催予定です。
(C)TYPE-MOON / FGO PROJECT
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