『フォートナイト』オーストラリア除く世界中のApp Storeで配信再開―Epic GamesはAppleの手数料や規制対応に改めて異議

Epic Gamesは各国の規制当局による法執行の必要性についても言及。

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『フォートナイト』オーストラリア除く世界中のApp Storeで配信再開―Epic GamesはAppleの手数料や規制対応に改めて異議
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Epic Gamesは、オーストラリアを除く世界のApp Storeにて『フォートナイト』の配信を再開したことを発表しました。

Appleとの訴訟に関して“最後の戦い”が迫るとも

『フォートナイト』を巡っては、2020年にApp Storeから同作が削除されたことをきっかけにEpic GamesとAppleの訴訟へと発展。2021年には、カリフォルニア州北部地区連邦地裁がアプリ内における外部決済への誘導制限を違法と判断し、Appleに対して外部での支払いシステムへの誘導を許可するよう命じています。

その後も両社の対立は継続しており、Epic GamesはAppleによる外部決済向けの手数料設定などを批判。直近では、Apple側による判決執行の一時停止申請について「単なる遅延に過ぎない」と主張していました。



こうした状況のなか、Epic GamesはAppleが米国最高裁判所に対して「米国以外の巨大市場における対象購入に対してAppleが課してもよい手数料率を決定するために、世界中の規制当局がこの訴訟の行方を見守っている」と述べたとし、オーストラリアを除く世界中のApp Storeにて『フォートナイト』の配信を再開したことを発表しました。

また、米国連邦裁判所によってApp Storeの手数料徴収を巡る透明性が求められることになれば、Appleがコストを公開せざるを得なくなり、各国政府も不当な手数料を容認しなくなるとの考えを示しており、これらの点から『フォートナイト』の配信再開を進めていると説明しています。

さらに、今回の発表のなかでEpic Gamesは、代替アプリストアの禁止や決済における競争制限などを「反競争的な慣行」とし異議を唱えていく姿勢を示したうえで、日本やEU、イギリスなどでは規制当局が法律を施行している一方、Appleは警告画面や手数料、複雑な要件などによって法律を回避していると主張しました。

以前Game*SparkがCEOのティム・スウィーニー氏へ取材を実施した際、同氏は日本で施行された「スマホソフトウェア競争促進法」に触れつつ、Appleによる「コアテクノロジー手数料(CTC)」やインストール時の手順などに問題が残っているとの見解を示しています。




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《松本鹿介》

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