課金代行を依頼した人間も有罪になり得る―セガが2024年8月に発生した“不正課金事件”について注意喚起

課金代行サービスの使用は絶対にやめましょう。

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課金代行を依頼した人間も有罪になり得る―セガが2024年8月に発生した“不正課金事件”について注意喚起
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セガは2024年8月に発生した事件に関連して、「不正課金に関する、皆様へのお知らせとお願い」を公式サイトにて発表しました。

課金代行を依頼したユーザー側が罪に問われることも

背景となる事件は2024年8月に発生した事件で、セガのオンラインゲームアプリのゲーム内通貨を詐取したとして電子計算機使用詐欺容疑で複数名が逮捕されました。その人物は「課金代行」サービスと称して「リアルマネートレード(RMT)」サイトで顧客を運営し、ゲーム内通貨を約20分の1の価格で入手できると持ちかけていましたが、実際にはゲーム内通貨の購入代金8万円を支払ったかのように偽装。

代行でログインした後に何らかの方法で正規の金額を支払ったかのように見せかけ、代金を支払わずにアイテムなどを入手。「代行はしたが詐欺はしていない」という趣旨で容疑を否認していましたが、決済の偽装によりこれまでに数千万円を集めていたとみられ有罪に。さらに犯行グループの人物だけでなく、不正行為を通じてゲーム内通貨を入手してしまったユーザーも不正に関与したものとして逮捕・起訴され、有罪判決を受けています。



セガのゲームアプリではこうした事態を未然に防ぐべく、不正課金行為や不正課金に繋がりうる第三者にアカウントを譲渡・貸与する行為は利用規約上すべて禁止しており、確認され次第アカウントの停止対応を行っています。さらに今回のような不正課金が疑われる事例を確認した際には、速やかに警察へ相談を行っているとしています。

【犯罪の可能性のある商品・サービス】

  • 「課金代行」(等と謳っているサービス)

  • 「課金チャージ代行」

  • ゲーム内通貨の「導入代行」

  • そのほか、有償通貨・有償アイテムの取得を代行するサービス

【利用規約上禁止している行為】

  • 法令に違反する行為。違反な行為を勧誘または助長する行為

  • チート行為・不正行為・リバースエンジニアリングを含むハッキング行為

  • 第三者へのアカウントの譲渡や貸与

最後に犯罪に巻き込まれないように上記のサービスは絶対に利用しないようにアナウンス。自身のゲームID・パスワード等を他人に教えることや、アカウントの受け渡しを要求されるようなサービスからのゲーム内通貨やゲーム内アイテムの購入は控えるように注意喚起しています。

《SIGH》

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