
2025年6月5日の「ニンテンドースイッチ2」世界同時発売が近付くなか、米国Amazonにて「ニンテンドースイッチ2」本体および任天堂関連ソフトの取り扱いがないことが海外メディアGameSpotの記事にて話題となっています。
実は今に始まったことではない!?米国Amazonから任天堂関連ソフト・ハードが買えない状態
海外メディアGameSpotの記事によると、米国Amazonで任天堂関連のソフト・ハードの購入ができなくなったのは2024年頃からだといいます。
『ルイージマンション2 HD』『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』『スーパーマリオパーティ ジャンボリー』など、多くの任天堂ソフトが米国Amazonからは発送されず(マーケットプレイス業者による出品はある)、またスイッチ本体についても米国Amazonからは再出荷が行われなくなったとのことです。
実際、米国Amazonで「Nintendo Switch 2」を検索してみても、サードパーティーのスイッチ2向けソフトは表示されるものの、スイッチ2本体や任天堂ゲームソフトは一覧に表示されません。
なお、米国最大の小売業者であるウォルマートも、2024年から一時期は任天堂ハード・ソフト共にオンラインストアから姿を消していました。しかし、現在は同社のオンラインストアからニンテンドースイッチ2向け任天堂発売ソフトも購入できるようになっています(本体は抽選販売)。
米国Amazonだけで任天堂関連ソフト・ハードの購入ができなくなっている現状について、GameSpotの記事では「誰も確かなことはわからない」と前置きしつつ、「米国Amazon・ウォルマートが長年にわたり任天堂ソフト・ハードを割引価格で提供し続けていたことが原因ではないか」という推測を立てています。両社は、任天堂ソフトを発売日から10ドル値引きして販売するのが習慣となっていたといいます。
2024年に突如、任天堂ハード・ソフトの取り扱いが両社のオンラインストアからなくなった後、ウォルマートでの取り扱い再開後は、任天堂ソフトの新作における値引きはほとんど見受けられないようになっています。
一方GameSpotは、米国Amazonが傘下のディスカウントショップ「Woot」にて任天堂ソフトを10ドル引きで発売し続けていたとも指摘しています。
この習慣は、米国Amazonで任天堂ハード・ソフトが取り扱われなくなった後に始まったものだそう。これがどういうことなのかについては、「読者の判断に任せる。2025年6月5日以降もこの傾向が続くのかどうかは今後の展開を待つしかない」とGameSpotの記事は結んでいます。
「ニンテンドースイッチ2」は、2025年6月5日に全世界同時発売予定です。