“3,000万本の大ヒット作”から派生した協力ACT、「ライフ」を楽しむRPG、2000年前後の“懐かしいタイトル”の復活も! 5月に注目したいゲーム5選

5月も魅力的なタイトルがいくつも控えています。その中から独断でピックアップし、ご紹介します。

ゲーム Nintendo Switch
“3,000万本の大ヒット作”から派生した協力ACT、「ライフ」を楽しむRPG、2000年前後の“懐かしいタイトル”の復活も! 5月に注目したいゲーム5選
“3,000万本の大ヒット作”から派生した協力ACT、「ライフ」を楽しむRPG、2000年前後の“懐かしいタイトル”の復活も! 5月に注目したいゲーム5選 全 6 枚 拡大写真

2025年の1/3が過ぎ、早くも5月が訪れました。時間の流れに驚く一方で、待ち望んでいたゲームの発売日が近づくのは嬉しいばかりです。

この5月も様々なタイトルが登場する予定ですが、話題作を確認するのも一苦労でしょう。そこで、特に注目したい5月発売予定のタイトルを独断でピックアップし、まとめて紹介します。

今月は、往年のゲームファンが懐かしく感じる名作の復活や、待望のシリーズ最新作などが控えているので、あらかじめチェックして備えておきましょう。

■スイッチ『ときめきメモリアル~forever with you~ エモーショナル』:5月8日発売

1994年5月に発売されたPCエンジン SUPER CD-ROM2ソフト『ときめきメモリアル』は、家庭用ゲーム機市場に「恋愛ゲーム」の一大ブームを巻き起こした原点であり、作品自体も長く人気を博した伝説的なタイトルとなりました。

宣伝が控えめだったこともあり、発売直後の注目度は低めでしたが、プレイしたユーザーの口コミが広まるにつれ、これまでになかった刺激的なゲームだと評判を呼び、たちまち品切れになるほどの売れ行きを見せました。

その供給不足が長く続いたこともあり、1995年10月に発売されたPlayStation版『ときめきメモリアル ~forever with you~』でプレイヤーの裾野が一気に広がり、その成功に続けとばかりに家庭用ゲーム機市場に恋愛系のゲームが溢れるようになりました。

ゲームジャンルの拡大と恋愛ゲームの普及に大きく貢献した『ときメモ』が、PS版をリマスターし、この令和7年に『ときめきメモリアル~forever with you~ エモーショナル』として蘇ります。

しかも本作は、PS版を現行機向けに調整しただけでなく、『ときめきメモリアル2』で初めて実装された、プレイヤーが入力した名前を“声” で呼んでくれる「EVS(Emotional Voice System)」を搭載。オリジナル版にはなかった、「あなたの名前をヒロインたちが呼びかける」という刺激を、今回新たに味わうことができます。

また、下校イベントやデート時などに表示されるキャラクターイラスト(立ち絵、スチル)を、「オリジナル」と「新グラフィック」に切り替える機能もあります。懐かしさを楽しむか、今風の新たなビジュアルを満喫するか、お好みのスタイルでお楽しみください。

■スイッチ/PS4/Xbox One/Steam『カプコン ファイティングコレクション2』:5月16日発売

2000年前後にゲームセンターを賑わせたカプコンタイトルを8作品も詰め込んだ『カプコン ファイティングコレクション2』が、5月16日に登場します。

収録されているラインナップも豊富で、『CAPCOM vs. SNK MILLENNIUM FIGHT 2000 PRO』と『CAPCOM vs. SNK 2 MILLIONAIRE FIGHTING 2001』では、リュウや京、春麗に舞といった、SNKとカプコンの人気キャラクターが作品の垣根を超えて競演し、夢のチームバトルを満喫できます。

また『CAPCOM FIGHTING Jam』では、『ストリートファイターII』『III』『ZERO』に加え、『ヴァンパイア』シリーズや『ウォーザード』のキャラクターも参戦し、カプコン作品同士による熱い対決が楽しめます。

こうしたクロスオーバー系だけでなく、『ZERO』シリーズの集大成とも言える『ストリートファイターZERO3↑』や、熱血なノリがアツい『燃えろ!ジャスティス学園』、1作目にあったガードボタンを廃止するなど、システムを大胆に改革した『スターグラディエイター2 ナイトメア オブ ビルシュタイン』といった単体作品も収録されます。

そして対戦格闘ゲーム以外にも、フィールドを舞台に縦横無尽のバトルを繰り広げる『パワーストーン』と続編の『パワーストーン2』といった3D対戦アクションゲームも、この『カプコン ファイティングコレクション2』で楽しめます。

しかも、全タイトルで「オンライン対戦」や「共闘プレイ」が可能なほか、トレーニングモードにボタンのカスタマイズ、ワンボタンでの必殺技設定といった便利機能も満載。当時楽しんだ作品たちを、良好なプレイ環境で遊べるようになっています。往年のファンはもちろん、当時の作品群に出会いたい若手の対戦ゲームファンも、本作をお見逃しなく。



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《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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