※本稿では、システム上の関係で簡体字/繁体字で表記すべき部分も異体字に置換している場合があります。
◆『代号:月相計画』

5月30日から新作タイトル『代号:月相計画』の事前登録が開始されました。本作は『スプラトゥーン』のようなインクシューターに、弾幕要素とローグライク要素を掛け合わせた対戦ゲーム。コアユーザーの多い三つのジャンルを、1つに集約してしまったようです。
相手プレイヤーの耐久値を削るだけではなく、モンスターを撃破してアリーナを“自分色”に塗り広げることも重要になる様子。ローグライク要素のランダム性を取り入れることで、特定のキャラクターだけが有利になりやすい状況を作りにくくしているとのこと。6月20日から早速初回のベータテストが実施されるので、中国ユーザーたちの反響が楽しみです。




◆『天元突破グレンラガン』

2022年に台湾、香港、マカオの国々で配信された、TVアニメ「天元突破グレンラガン」を題材としたスマートフォンゲーム『天元突破グレンラガン』が、ここに来て中国本土での展開を行うようです。本作は2023年末に繁体字版サーバーが東南アジアのサーバーに統合され、現在はApp Store&Google Playといったアプリストアからゲームをダウンロードできない状況です。
このような運営方針に舵を切ったことは、ゲームが商業的に好調だったとは言えないことを指し示すものでもありますが、根強いファンに支えられて1周年の節目を迎えていたのも事実。新たに事前登録が開始された簡体字版ではどのような反応を得られるか注目です。




◆『時隙之旅』

5月27日から放置系カード育成RPG『時隙之旅』がβテストを実施中です。本作は「奇幻」と「未来科技」が溶け合う東洋サイバーパンクの世界を舞台に、プレイヤーが個性豊かな美少女たちと絆を結ぶ一作品。
属性とスキルが異なる幻霊を自由にパーティ編成するターン制のバトルを採用したRPGで、現在TapTapの期待値スコアは「9.3」。事前登録者数も9.7万人という数になっています。現時点で独自性のあるゲームシステムなどが大々的に訴求されているわけではないですが、軽く遊べるタイトルを求めているユーザーはまだまだいるようです。



