後継機が登場すると“前世代機”はどうなる? ゲームファンのとある一例

次世代機が手に入ると。前世代機はどうなるのか。いちゲームファンがどんな理由で使い続けるのか、その一例をお届けします。

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後継機が登場すると“前世代機”はどうなる? ゲームファンのとある一例
後継機が登場すると“前世代機”はどうなる? ゲームファンのとある一例 全 9 枚 拡大写真

■「PS3」はPS4よりも出番が多め!

今回紹介するの最後のゲーム機は、PS3です。PS4よりもさらに一世代前のゲーム機ながら、筆者はまだまだ活用しています。むしろ、使用する機会はPS4よりも頻度が多め。PS3ソフトを互換機能で遊べるハードがないため、遊ぶ環境は未だにPS3本体一択です。

さらに、初代PSソフトが遊べる互換機能とゲームアーカイブスの存在もあるため、PS3をしまい込むわけにはいきません。家にあるPS3は初期型ではないため、PS2ソフトをカバーできないのが難点ですが、それを差し引いても現役の価値は十分あります。

ゲームアーカイブスだけでも、いつまでもリメイクされない『ゼノギアス』に『デュープリズム』、コアなゲームファンに刺さる作りがたまらない『ベアルファレス』や『高機動幻想ガンパレード・マーチ』など、魅力的なゲームに事欠きません。

また、強烈なキャラがクセになる『ロビット・モン・ジャ』、飛空船独特の浮遊感がたまらない『ベルデセルバ戦記 ~翼の勲章~』、現行機向けの続編を延々と待っている『サイキックフォース2』、学園伝記モノの金字塔『東京魔人學園剣風帖』、こんなひと夏を過ごしたかった『どきどきポヤッチオ』など、手元に置いておきたいタイトルはいくらでもあります。

ゲームアーカイブスはPS Vitaでもプレイできますが、大きな画面で遊びたいため、ついPS3でプレイしてしまいます。あと、PS Vitaのメモリーカード容量は専用ソフトだけでほぼ使い切っているため、ゲームアーカイブスソフトを入れる余裕がなく……!


あくまで“ひとりのゲーマーの例”として取り上げましたが、思い出に残る1本があるから前世代機を手放せない、という人はきっと少なくないはず。設置するスペースに余裕さえあれば……という嘆きは、ゲーマーあるあると言えるでしょう。

余談ですが、『星のカービィ』の生みの親であり、『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズの中核的存在である桜井政博氏は、ゲーム機・ゲームソフトともに膨大な数を所持しています。

それらを桜井氏がどのように収納しているのか、カテゴリー別に分かりやすく解説する動画が、同氏のYouTubeチャンネルにて公開されています。かなり古いゲーム機はマンションや業者のストレージに保管し、使用頻度の高いものはオーダーメイドで作ったゲーム機棚に収納しているとのことです。

その収納術を見習いたいところですが、なかなか手が回らないのが現状です。設置場所を悩む苦労は、遊びたいゲームがある限り今後も続くことでしょう。

ちなみに、今話題のスイッチ2はまだ手に入る目途がなく、スイッチの立場が脅かされる恐れはまだありません。仮に手に入ったとしても、ストレージを節約するためにスイッチを使い続ける予定です。

皆さんは、前世代機をしまいますか? 処分しますか? それとも、遊び続けますか?


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《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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