ファン待望の1人称/3人称視点切り替え実装!「やみつきになる恐怖」がコンセプトの『バイオハザード レクイエム』先行レポ―謎めいた館に蠢く化け物が新主人公“グレース”を襲う

『バイオハザード』シリーズ新作は「やみつきになる恐怖」をコンセプトに、内気で怖がりな新主人公と歩む鎮魂歌。

ゲーム PS5
ファン待望の1人称/3人称視点切り替え実装!「やみつきになる恐怖」がコンセプトの『バイオハザード レクイエム』先行レポ―謎めいた館に蠢く化け物が新主人公“グレース”を襲う
ファン待望の1人称/3人称視点切り替え実装!「やみつきになる恐怖」がコンセプトの『バイオハザード レクイエム』先行レポ―謎めいた館に蠢く化け物が新主人公“グレース”を襲う 全 12 枚 拡大写真

Summer Game Festで衝撃のデビューを果たした『バイオハザード レクイエム』。新しい主人公を迎えてかつての舞台「ラクーンシティ」に戻る新作ですが、「Summer Game Fest Play Days 2025」にて、より詳細な内容を拝見してきました。

シアターではプレゼンテーションが始まる前に、ディレクターを務める中西晃史氏からのメッセージが流され、『バイオハザード レクイエム』のコンセプトは、めちゃくちゃ怖いけれどやめられない「やみつきになる恐怖」と説明がありました。

主人公はグレース・アッシュクロフト。戦闘経験は乏しく、内気で怖がりという、バイオハザード系タイトルの主人公としては新しい系統のキャラクターです。そんなグレースは物語のなかで恐怖を克服し成長したりしていくだけでなく、FBIに所属しているので銃器の扱いや推理力が優れているとのことです。

多分、筆者とは別のイーサンみたいに、腕を切られても回復役を振りかけるだけでくっつけて「よし」で済ますようなメンタルではないでしょう。

対応ハードはPlayStation5、Xbox Series X|S、Steamなので、現世代機に合わせて肌の質感や髪の毛の描写、繊細な感情表現といったビジュアル面がパワーアップし、先の見えない恐怖と没入感の高い体験を実現できたようです。

“鎮魂歌”の一端が披露

ここからは世界で初めて公開されたゲームプレイデモのレポートをお届けします。

デモはトレーラーにも登場していた印象的なシーンから始まりました。

古びた病室の中で、グレースが寝台へと拘束されており、腕には点滴が刺さっていました。目を覚ましたグレースは、突然の状況に恐怖し、助けを求めて叫びますが、返事はありません。

やがてパニック寸前まで追い込まれた彼女は、なんとか呼吸を整えて冷静さを取り戻し、ベッドごと床に倒れ、腕に繋がっている点滴の瓶を倒して割り、ガラスの破片で拘束を解いて立ち上がります。

ここで画面は1人称視点に切り替わり、操作が可能になります。バイオハザードらしく、探索可能なマークが部屋のあちこちに表示されていました。

待望のFPS/TPS切り替え導入!

実はデモの最後で観客へのサプライズとして明かされたのが、1人称視点と3人称視点の切り替え。オプションから自由に切り替えができるようになりました。 1人称では怖すぎると感じる人も、3人称でいくらか緊張感が和らぐかもしれません。

医務室を出たグレースは、真っ暗な廊下を進んでいきます。長らく廃墟と化していた洋館のようで、空間全体に退廃的な雰囲気が漂っていました。

暗い通路の奥では非常灯が赤く光り、薄暗い中でひときわ不気味さを際立たせています。いくつかの扉を開けようとしましたが、すべて鍵がかかっており、どこにも入ることができません。

廊下を進むと、月明かりが窓から差し込んできて、ひとときの美しさを感じさせてくれます。その先には外に通じていそうな場所が見えますが、鉄格子で行く手を阻まれていました。

どうやら機械式で開閉する仕組みのようですが、お約束の妖怪ヒューズ隠しが仕事をしたようで、ヒューズが外されています。

ここで編集カットが入り、すでにドアを開ける鍵を手に入れているところまでスキップ。

静かな屋敷に潜む恐怖

鍵のかかった部屋の中には空き瓶があり、これは敵の注意をそらすのに使えるようです。さらにジッポライターを見つけると、画面全体が明るくなり、ようやく周囲を把握できるようになりました。

ヒューズが入っているケースも発見されましたが、ネジで固定されていて開けられず、ひとまずその場を後にします。

再び通路を進み、ドアを開けたそのとき──ゾンビが現れました!

と思いきや、すでに絶命していたようで、一瞬ほっとしたのですが……

なんか出た!!!!

しかもゾンビを喰った!!!!!というか丸呑みした??!!!!

そして、次はグレースを目がけて一直線に迫ってきます

武器を持たないグレースは必死に逃げますが、追いつかれて殴られてしまい、ダメージを負います。それでもなんとか逃げおおせた彼女は、ある部屋に身を潜め、化け物の追跡をやり過ごすことに成功しました。

ここで編集カットが入って再び化け物が襲われた部屋に戻ったグレース。観客から「何も学んでないのか?!」とツッコミが入り、会場には笑いが起こっていました。

化け物がいた部屋は血まみれになっており、白衣を着た医者のような死体もありました。この部屋でグレースはスクリュードライバーを発見し、ヒューズがあった部屋に戻ろうとしたら

また出た!!!!!!!

しかも、今度はグレースが右腕を噛まれるという大被害。 ただどう見てもこの大きな顎で噛まれたにしては傷がとても浅い。 甘噛みかな? かわいいね。なんて筆者は呑気に思いながらもグレースはまた全力で逃走。

無痛針みたいな回復薬を突き刺して回復しつつ、どうにか隠れてまたやり過ごして編集カット。

そして、場面が切り替わり遂にヒューズを取り出したグレース。

だからさぁ!!!!!!!!!!!

化け物が三度襲撃してきました。

グレースは鉄格子のある場所まで必死に逃げ、ヒューズを差し込みます。そして、鉄格子が上にゆっくり上がっていきます。

彼女はしゃがんでその下をくぐろうとしますが、すぐ背後まで化け物が迫ってきています。果たしてグレースは無事に抜けられたのか、それとも……という場面で画面が暗転して、デモはそこで終了しました。

続きが非常に気になる終わり方でしたが、幸いなことに『バイオハザード レクイエム』はPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに2026年2月27日発売予定!意外と発売日が近いのです! これから発売までに様々な新情報が公開されるはずなので、ファンの方々は期待して続報を待ちましょう。

《いーさん》

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