
HoYoverseは、オープンワールドRPG『原神』の公式X(旧Twitter)にて、新キャラクター「イネファ」を発表しました。
◆新キャラクター「イネファ」はまさかのロボット
公式プロフィールによれば、イネファは「万能型家庭用ロボット」だといいます。人間をはじめ、妖怪やエルフなどファンタジー的な種族が実装されてきた『原神』において、ついにロボットまでプレイアブルキャラクターとなるようです。
顔や全体像は人間らしいですが、胴体や手足、関節は分かりやすくロボットのそれ。ナタで出土した古い日誌にイネファの言及があるらしく、相当古い時代に作られた模様です。また、ロボットゆえか元素欄は「???:雷」とされ、神の目の表記はありません。
何らかの理由で“再起動”したらしく、イラスト背景に「空月の歌」の記載があることから、次の冒険の舞台「ナド・クライ」での活躍を予感させます。

■イネファのプロフィール
・名前:イネファ
・称号:ブンブンサンダーウェーブ
・万能型家庭用ロボット
・???:雷
・命ノ星座:バニラ・プラニフォリア座■他キャラクターからの反応
「まず、イネファが最高のロボットだって認めること!次に、イネファの考えと決断を尊重すること。それから、最終的な解釈権はカチャカチャ…じゃなくて、イネファ本人が有するものとする!」――『イネファの派遣支援に関する規約』に記載されたアイノの文
「…出発してから数年が過ぎた。あの子は今も、自分の進むべき道を歩き続けているのだろうか?ああ…母が私を送り出したときも、こんな気持ちだったのかしら?」――ナタで出土した古い日誌。著者不明。
■エピソード
仕掛けや歯車を用いて命の営みを再現しようとする人類の試みは、テイワット諸国の歴史において決して珍しいものではない。カーンルイア人は鋼鉄で造った巨人に土地を開拓させ、「奇械公」はクロックワーク・マシナリーで時代を切り開いた。一部の狂人の目には、人もまた、筋肉と骨格で組み立てられた機械として映っているのかもしれない。
では人類の枠を超えて、創造主に目を向けたなら…機械にとどまらず、あらゆる創造物を視野に入れたなら、何が見えるだろうか?魔神は胎海に足を踏み入れ、罪人はアビスに身を投じた。そして、古の龍王は意識と魂を燃素に刻み込んだ。その行動を後押ししたのは、慈しみ、野望、永遠の支配、あるいは運命への抵抗だった。
しかし、そうした高尚な知恵や偉大なる力とはまるで無縁の工房があった――そこは、少し寂しがりやの子供が、自分のために築き上げた「楽園」。イネファが造られた時、壮大な運命や未来図とは無縁だった。彼女には、大いなる期待など託されてはいなかったのだ。今回再起動した彼女に与えられた使命は、ただ「そばにいること」――それだけだ。
公式Xで紹介されたキャラクターは、近いバージョンのアップデートで実装されるのが恒例です。イネファもVer.5.8で実装されるものと予想されます。