
ビデオゲームとそのシステムの保存に取り組む国際コミュニティDoes It Play?はフラッシュメモリを使用したゲームカードのデータ保存能力について、定期的なメンテナンスを必要とするとの警告を含む情報の共有を行いました。
ゲームの起動でデータをリフレッシュ!?5~10年に一度は接続を推奨
公式Xを通して行われた情報共有ではスイッチやニンテンドー3DSのゲームカードを主として取り上げ、使用されているフラッシュメモリがスイッチと接続されるたびに読み取りを良好な状態に保つよう設計されていると説明。本来読み出し専用のフラッシュメモリでは時間と共にデータが失われる危険性が増加する所を、該当のゲームカードでは低レベルの書き換えによりデータが定期的に「リフレッシュ」されているそうです。
したがって、本体への5年から10年ごとの接続と起動がデータを保全する上で非常に役立つと推奨。一方で価値の上昇を目論んだ未開封商品の取り置きはむしろ商品価値を損なう可能性もあるとの見解を示しました。
心当たりのあるゲーマーは定期的なメンテナンスを!
最新機種のスイッチ2ではパッケージ版もキーカードという形式に移行するなど、DL販売に主軸が移りつつあるゲーム業界ではありますが、サービス終了などの懸念が無く安心感の強い物理的な所持の人気も未だ根強いのもまた事実。心当たりのあるゲーマーはお気に入りのコレクションがいつの間にか無価値なものになっていた、ということが無いよう定期的な確認とメンテナンスをするよう心がけましょう。