中国テンセント「事実ではない」繰り返される韓国ネクソン株の買収報道を改めて否定

第一報の翌日、6月13日にはネクソン株が急騰ました。

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中国のインターネット大手テンセントは7月2日、「韓国ネクソンとカカオモビリティの株式取得を検討している」という複数メディアの報道を否定しました。

繰り返される「約2兆円規模」の巨大取引報道

Bloombergが6月12日、テンセントがゲーム事業強化を目的に、韓国ネクソン創業者の遺族と接触。相続税として物納されたNXC社(ネクソンの持株会社)の持分85万1,968株に対し、約150億ドル(約2兆1500億円)で買収の可能性について協議を始めていると、関係者が匿名を条件に語ったと報じました。

テンセント関係者は6月19日にこの噂を否定したものの、同社が2019年にネクソン買収を試みた経緯もあり、大手通信社や経済専門誌を含む国内外の複数メディアが「買収の可能性」に言及し続けました。そのため今回、「当社は基本的に噂に対する立場を明らかにしない」「報道内容は事実ではない」と改めて否定した形となります。

《稲川ゆき》

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