幅広い層から人気を得ている『あつまれ どうぶつの森』ですが、海外ゲーマーがグラフィックスタイルについて、「昔に戻ってほしい」と語っています。このポストには多数のいいねとRPが集まっています。
昔のほうがよかった…次の『どう森』に望むものは
XユーザーのGuyWithThePie氏は、次回作の『どうぶつの森』がもっと独自性のある(スタイライズされた)アートディレクションに回帰することを願っているとポスト。『あつ森』は、シリーズの(メイン作品として)初めてのHDゲームだったため、アーティストが技術を発揮したいと思ったのだろうと理解を示しつつも、初期作と比べて普通で“小綺麗”になったといいます。
同氏いわく64~GC時代の『どう森』のアートディレクションは一部を除いて現在でもほぼ古臭く感じないといい、鮮やかで高コントラストな模様を多用し、草や土、石畳や崖、水の屈折などのテクスチャが特徴的だったといいます。しかし、DS『おいでよ どうぶつの森』で土のグラフィックが変化したのを皮切りに、徐々に薄れていった主張しました。
『あつ森』にまで来るとこれらはかなり薄れてしまっておりおり、これが不満であるといいます(E3ゲームプレイ映像ではこれらの特徴がほぼなかったが、製品版では増えています)。
『あつ森』の労力を軽視するつもりはなく、技術的にはディテールの凝ったグラフィックは印象的かつクールであると述べつつ、「これを20年後に見たとき、初期『どう森』のように印象的なグラフィックのままでいられるだろうか?古びはしないだろうか?」と問いかけました。
リプライなどではこの声に賛同する声が多く、日本国内のコミュニティよりもアートディレクションに対する評価が根強いようです。ただ、一方で「モダナイズされた結果なのでは」という声もあります。この意見を懐古主義的と取るか、『あつ森』はややパンチが弱いと取るか、意見が分かれそうです。