
任天堂から2006年に発売された据え置きゲーム機「Wii」。これをキーホルダーサイズに改造してしまう、その名も「Kawaii」プロジェクトがオープンソースプロジェクトとして公開されました。
実用性よりも見栄え重視!?でもドック接続&外部モニター接続でゲームがしっかり動く

本ハード「Kawaii」は内部に「Wii」を内蔵した、キーホルダーサイズの超小型ハードです。別途接続用ドックに「Kawaii」本体を接続し、そこにコントローラーや映像出力を繋ぐことで、実際に「Wii」のゲームが遊べるハードになっています。

「Kawaii」の本体。アルミシャーシで構成されたアクセサリーサイズの外見です。

接続用ドックと「Kawaii」を接続したところ。動作はUSB給電で行い、コントローラー入力と画像・音声出力用ポートがドックには用意されています。カタカナで「ドック」という刻印があるのがシュール。

「Kawaii」はオープンソースプロジェクトではありますが、組み立てガイドやチュートリアルなどの解説は用意されておらず、かつ「Wii」の実機基板を分解・加工・改造する必要があるため、実際に制作する難易度は非常に高いです。なおかつ本ハードはあくまで「アクセサリー」であり、小型ゲームハードとして毎日遊ぶためのものではないとされています。
それでもこの「Kawaii」のコンセプトに興味を持ち、かつ3Dプリンターや旋盤・電子回路等の高度な技術を持つ方であれば、公開されているソースを参考に「Kawaii」を組み立てに挑んでみてはいかがでしょうか。