初心者にこそオススメ!スイッチ2になった『イースX -Proud NORDICS-』で広がる新たな冒険に“事前準備”は必要なし―知識ゼロからアクションRPGに肩まで浸かろう

38年もの歴史を歩んできた『イース』シリーズは、実はどの作品から遊んでもまったく問題のない作りになっています。7月31日に発売する『イースX -Proud NORDICS-』は特に初心者の入門用に最適なので、この機会にアクションRPGの名シリーズに触れてみてはいかがでしょうか。

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初心者にこそオススメ!スイッチ2になった『イースX -Proud NORDICS-』で広がる新たな冒険に“事前準備”は必要なし―知識ゼロからアクションRPGに肩まで浸かろう
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日本ファルコムがおくる『イース』シリーズは、2025年に至るまで38年の歴史を誇るアクションRPGで、長年にわたってファンから愛され続けてきました。2023年9月28日には『イースX -NORDICS-』が発売され、令和に入っても勢いはなお健在です。

そして、『イースX -NORDICS-』をベースに追加要素を加えたニンテンドースイッチ2向けソフト『イースX -Proud NORDICS-』が、2025年7月31日に登場します。

新たな要素を楽しめる『イースX -Proud NORDICS-』は、シリーズファンに強く訴えかける作品でありつつ、実はシリーズ未経験のユーザーが最初に触れる入門作としてもオススメできる1本です。本稿では筆者による実際のプレイ体験をもとに、その魅力を余すところなく紹介します。

ナンバリング10作目!だけどどこから遊んでもシリーズの入門になる

『イース』シリーズはナンバリングだけで10作品を数える長寿シリーズですが、物語は各タイトルごとに完結しています。そのため、特定の作品を遊ばないと続編の物語が分からない、といった問題は発生せず、どの作品から遊んでも支障はありません

『イースX』も含め、シリーズ作品の共通点は、“冒険家「アドル・クリスティン」が主人公である”ということだけ(『イース・オリジン』は例外)。

また、追加情報としても“「ドギ」という相棒がいる”というポイントだけ押さえておけば、なお良しというのみ。それくらい、『イース』シリーズは事前情報が不要で、遊びたくなったらすぐにゲームを買うだけで物語に没頭できるのです。

シリーズにはナンバリングだけでなく時系列も設定されており、アドルの年齢は作品によって異なります。『イースX』は、そんなアドルが17歳の頃の物語

正真正銘シリーズ1作目の『イースI』、続く『イースII』の後、そして5月22日にはニンテンドースイッチ向けにアップグレード版がでたばかりの『イース・メモワール -セルセタの樹海-』の前の話となっています。

しかしこれらの時系列はゲームプレイ前に知っておく必要がないため、「アドルって主人公が気になる!」「ストーリーも楽しめるアクションゲームで遊びたい気分だな」となったら、お好きなナンバリングの『イース』から遊び始めても全く問題ありません。

本シリーズ自体が長寿作品であるにも関わらず、“どこから遊んでも問題のない構成”を敷いているため、いつでも誰でもアドルの冒険譚に飛び込めます。

「クロスアクション」から怒涛の展開まで、『イースX』の基本に迫る

それでは、いよいよ『イースX』がどのようなゲームかご紹介していきましょう。追加要素を加えた『イースX -Proud NORDICS-』は、当然のことながら『イースX』の本編やバトルシステムも余すところなく楽しめます。

初心者にとっては、追加要素だけでなく『イースX』のゲーム性自体も未知のはず。まずは、本作が持つゲーム性の特徴やどのような物語が展開するのか、要点を押さえてお届けします。

ソロとコンビの使い分けが、スピーディなアクションバトルを彩る

バトルで最も特徴的な要素は、2人の主人公がタッグを組む「クロスアクション」です。シリーズ全般の主人公であるアドルと、海賊姫の異名を持つ「カージャ・バルタ」のコンビネーションで、待ち構える様々な強敵へと挑みます。

「クロスアクション」は大きく分けて2つのモードがあり、アドルかカージャのどちらかを操作する「ソロモード」と、2人を同時に操作する「コンビモード」に分かれます。同時操作といっても複雑な操作はなく、集中攻撃や強力なガードが可能な連携行動を行うモード、と考えてもらって差し支えありません。

「コンビモード」中は強力な技であるコンビスキルを発動できるほか、非攻撃時は自動的にガード状態となり、敵が赤いオーラをまとって繰り出す攻撃「パワーアタック」も楽々と防げます。移動速度こそ落ちてしまいますが、攻守にわたって強力なモードです。

一方で「ソロモード」ではアドルとカージャのどちらかを操作し、非操作状態のもう1人をコンピューターが動かします。キャラクターの切り替えは任意で行うことができ、戦闘中でも瞬時に交代可能です。この2つのモードを適切に使い分けることこそが、バトルを攻略する鍵になっています。

多彩なACTに豊富な強化と“まさしくアクションRPG”な『イースX』

『イースX』はアクションRPGなので、起伏に富んだ様々なフィールドを舞台に、バトルや探索といった“冒険”を心ゆくまで楽しめる内容になっています。探索で強い武具を見つけ、敵との戦いで経験値を稼いでレベルアップし、強くなる過程も楽しみのひとつです。

“RPG”要素といえば育成要素。アドルたちの装備には「マナシード」というものが用意されており、これらは自由に付け替えできるものとなっています。攻撃や防御力アップなど様々な効能が付与されていますが、まずは難しく考えず装備し、使い勝手を気楽に試していきましょう。

一方、“アクション”面では「マナアクション」という、フィールド移動や戦闘で役立つ様々なアクション要素も必見です。

特定の場所に打ち込んで振り子状に揺れ、その反動で大きくジャンプする「マナストリング」や、マナの流れに乗って水面などを高速移動できる「マナライド」、隠されたギミックやアイテムなどを見つける「マナセンス」などがあります。

しかも一部の能力は、なんと戦闘で役に立つことも。例えばマナライドを敵に向かって撃ちこむと、その対象へ一気に近づくことが可能。間合いを瞬時に詰められるので、雑魚戦からボス戦まで幅広く役立ちます。

また『イースX』におけるアクションはキャラクター個人に留まらず、広大な海原を進む帆船「サンドラス号」の操作にも及びます。この船は海に点在する島々に向かう乗り物であると同時に、敵船と激しく戦う海上戦において主役を務める存在です。

ゲームの進行に合わせて、敵船の強さを表す“★”の数が増えていきますが、アドルたちが乗るサンドラス号も改修や乗組員の訓練によって強くなるのでご安心を。

アドルやカージャだけでなく船も強化でき、マナストリングやマナライドといったアクションも豊富。『イースX』は、アクションRPGとしての楽しさをどこまでもプレイヤーに教えてくれる1本です。

シリーズ初心者でも問題なし!巻き込まれて始まる『イースX』本編

『イースX』メインストーリーは、大小無数の島々が存在する北の海「オベリア湾」を舞台に展開します。

新たな冒険を求めてオベリア湾にやってきたアドルは、湾を守る武装船団「バルタ水軍」の首領である「グリムソン」の1人娘・カージャと出会い、とあるアクシデントからカージャと一定以上離れられないという拘束を受けてしまうことに。

折り悪しくオベリア湾は襲ってくる不死の亡者「グリーガー」に悩まされており、バルタ水軍も手を焼いている状態です。そんな最中に、アドルは半ば巻き込まれる形でグリーガーとの戦いに身を投じていきます。

しかも、グリーガーの襲来によって湾の街が壊滅的な被害を受け、アドルはわずかな仲間たちとともにかろうじて船で脱出。逃げるしかなかった苦い敗北から、彼らの反撃が始まります。こうした劇的な幕開けを経て、『イースX』の物語は幕を開けていくのです。

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『イースX -Proud NORDICS-』の追加要素に迫る!まずは追加ストーリーから

そしてニンテンドースイッチ2になった『イースX -Proud NORDICS-』で追加されるゲーム要素の全ては、本編の舞台・オベリア湾の北部に位置する「エーランド島」で楽しめます。エーランド島には探索やバトル、謎めいた島の真実に迫るといった、アクションから物語まで様々な要素が盛り込まれています。

本編をある程度進めるとエーランド島へ上陸できるようになっており、その広さは相当なもの。上陸直後に全てを回り切ることはできず、本編の物語と並行する形で新規ストーリーや探索範囲が広がっていきます。

なお、前述した本編は新規ストーリーとは独立しているため、エーランド島を一切探索せずに進めることも可能。本編をクリア寸前まで遊んでから一気に攻略する、という柔軟な遊び方もできます。

ただし、新規ストーリーの進行や島の探索を通じて戦力のアップが図れるため、本編と並行して進めた方がオススメです。また、新規ストーリーの物語も本編を踏まえたものになっているので、一緒に遊ぶことでより物語の臨場感が高まることでしょう。

そんな気になる新規ストーリーも、少しご紹介。エーランド島に上陸したアドルたちは、新規ストーリーのメインキャラクター「カヌート・ガムレー」「アストリッド・ゼーレン」と遭遇し、新たな事態に直面していきます。

カヌートはエレシア大陸北部にある「ダンメルク王国」に身を置いていますが、実はカージャと従兄妹の関係にあたります。

そしてカヌートはバルタ水軍がオベリア湾を統治できない場合、ダンメルク軍が湾を接収する盟約を実行すると宣言。エーランド島にやってきた理由は、バルタ水軍の統治状態を見極めるためだそうです。

オベリア湾の異変をもって、他国が介入する余地を生み出す新規ストーリー。この導入は、本編の物語と上手くリンクしつつ直接の影響を及ぼさない……つまり本編をいつ遊んでも新規ストーリーは変化しないという、絶妙な仕掛けになっています。

また、ここでカヌートは、エーランド島の謎をどちらが先に突き止めるか、アドルとカージャに勝負を挑みます。これはカヌート自身の遊び心もあるのでしょうが、オベリア湾の異変に立ち向かう鍵はこの2人が持っていると見抜き、だからこそ2人の実力を測るため挑んだのかもしれません。

「この島の謎を解き明かす」というゲームプレイ上の楽しさをカヌートとの対決に絡め、また島の探索そのものもダンメルク王国の侵攻を食い止める行為に。冒険できる遊びとアクション&ストーリー要素、その全てを上手くまとめあげる手法は、『イースX』で初めてシリーズに触れた初心者にも『イース』らしさを伝えてくれます。

本編を一時中断してエーランド島の探索に熱中しても、「侵攻を防ぐため」という大義名分のもとで存分に楽しんじゃいましょう。

横への広がりに高低差、立体的な探索をメリハリいっぱいに味わえるフィールド

新要素のフィールドは島が舞台のため、高低差のある地形でメリハリに富んだ探索が楽しめます。例えば、島に設置されている「塔」には、フィールド上とは一味違う世界がお待ちかね。

塔で特に注目したい点は、内部構造の一部が大きく立体的に広がっていることでしょう。例えば塔を登っていくと、天井近くの細い梁のような足場を進む場面があります。

しかも、その先に待つのは宝箱。ちょっとドキドキしてしまう場面ですが、やはりプレイヤーとして見過ごすわけにはいきませんよね!

ここで的確な操作を行えば、なんら問題なく宝箱の元へたどり着けますが、高所にいる緊張感から目測を誤ると、大きな高低差を体感しつつ落下してしまいます。

反射的にヒヤッとする体験は新鮮で、自分のミスに対する悔しさも強く感じるかも……。でも、万が一落ちてしまってもアドルたちがダメージを受けることはないので、何度も挑戦しましょう!

だからこそ、そうした難所を無事に潜り抜けた時は、戦闘で実感する爽快感や達成感とは異なる気持ちよさを得られるのも事実です。

ちなみに、宝箱を開けた時に流れる効果音も癖になるな……と思った方、すでに『イース』シリーズに虜になっていますよ。実はシリーズでお馴染みの効果音なのです。

そんな塔に入るには、実は鍵が必要です。そこで役立ったのが、本作の新たなマナアクションである「マナホールド」。

これは特定のオブジェクトを持ち上げ、任意の方向に発射するアクションです。普通のジャンプでは届かない場所も、マナホールドで中間地点の足場を用意すれば、高台にも楽々と上がれます。

塔の扉を開けるための鍵も、このマナホールドを活用して手に入れました。新アクションは島の探索全般で活躍し、アドルたちの探索範囲を広げる一助となります。

さらにマナホールドは、この塔の最上階にいるボスとの戦いでも役立ちました。

ボスが放つ小さなブロックは床に落ちると爆発しますが、落下前ならマナホールドでキャッチでき、そのまま投げ返すとボスがダウン状態に。ピンチから一転し、反撃する絶好の機会を得ることができました。

探索し甲斐のある島では、平面方向の広がりに加え、立体的な構造で新たな体験も味わわせてくれます。その攻略に一役買う新アクションのマナホールドは、足場の設置だけでなく戦いにも役立ち、なかなか侮れない存在です。

従来の楽しさに加え、『イースX -Proud NORDICS-』はこうした新要素が冒険にメリハリを与えてくれるゲームに仕上がっています。

『イースX』の全てを詰め込んだ!最凶難易度のチャレンジダンジョン

そしてエンドコンテンツと言えるほど無限に遊べる新要素のチャレンジダンジョン「神域ムスペルヘイム」も用意されています。その難易度は、なんと“最凶”

神域ムスペルヘイムは大きなフィールド全体が舞台となっており、ギミックのある地形や建物などがプレイヤーの行く手に立ちはだかります。フィールド自体もかなり広く、地形も特徴的なため、奥に進むたびに冒険している感がどんどん高まっていくコンテンツです。

ただし、初挑戦でその全てを味わうことは物理的に不可能です。挑む時間には制限があり、最初期の時点ではわずか3分間。

時間制限が過ぎるとチャレンジは終了し、探索内容から算出するスコアに応じてアイテム「深晶石」を獲得できます。この深晶石や探索中に入手したアイテムを一定量消費すると、制限時間の延長、宝箱の出現頻度や中身の向上、敵の強さなどの調整ができるため、プレイを重ねれば重ねるほど挑戦が有利になります!

筆者のプレイ時は、最初は敵と戦うだけで制限時間を迎えてしまいました。しかし奥に進むことでもスコアが稼げると気づき、敵をできるだけ無視するプレイもひとつの道だと悟りました。一方で、敵を倒すと制限時間が少し延長されるので、自分の腕と敵の強さを天秤にかけ、倒す・倒さないの決断を下すのも重要です。

これはあくまで一例ですが、神域ムスペルヘイムへ挑むたびに小さな発見や気づきがあり、「次はこうしよう」「今度はルートを変えてみよう」と、新たなチャレンジ欲が途絶えることなく湧き上がってきました。

また、移動時間を少しでも短縮するためにマナライドを使ったり、敵を早く倒すためにアドルとカージャを切り替えてスキルのクールタイムを短くしたりと、『イースX』の特徴的なシステムを積極的に使うほど、神域ムスペルヘイムでの成果は目に見えて変わっていきました。

本編や島での新要素を遊んだ経験の全てが神域ムスペルヘイムの攻略に役立ち、結果に繋がる。本作におけるエンドコンテンツの「チャレンジダンジョン」を敢えて一言で示すなら、『イースX』の集大成と表現しても過言ではありません。

加えて、フィールドそのものの構造は変わりませんが、何度も繰り返して挑み、少しずつ奥まで行けるようになる感覚は、ローグライト性に通じるものがありました。また構造が変化しないため、自分なりの攻略方法を作り上げて固定化させるやり込み面での楽しさも感じます。

『イース』は初心者だけれど、ゲームにはやりこみを求めているゲーマーにも超オススメな神域ムスペルヘイム。ダンジョン攻略を通してアドルたちの持つスキルの熟練度を最大1000%まで上げることが可能なので、探索だけでなく、育成もとことん楽しめるコンテンツです。

「闘技場」「ライドレース」「無間の海域」といったやり込み要素も

『イースX -Proud NORDICS-』にはここまでご紹介した冒険だけが追加されるわけではなく、「闘技場」「ライドレース」といった新たなコンテンツも用意されています。

島にあるコロッセオ風の建築物では、多彩な強敵と戦うクリア形式のバトル「闘技場」が楽しめます。「闘技場」は、「ソリッドボア」や「ブルガンド」といった強敵を選択し、勝利すればランクに応じて報酬がもらえるというもの。

各バトルはクリアした際のベストタイムも記録されるので、報酬目当てで挑むも良し、ベストタイムの更新を目指して戦うも良しです。

また、通常の戦闘と同じようにアドルとカージャのコンビで挑むだけでなく、アドルのみ、カージャのみで戦うステージも同程度用意されています。なお、もらえる報酬もコンビ、アドルorカージャのみでそれぞれ異なるのも嬉しい点です。

「マナライド」は前述した通り本編でも様々な場面で活躍しましたが、このマナライドを使った「ライドレース」も新要素のひとつとして用意されました。ライドレースには「レースモード」「スコアモード」「タイムモード」の3種類があり、レースモードでは他のキャラクターと競争を繰り広げます。

ちなみに、アドルの操作を選べばカージャが、カージャを選べばアドルがライバルとして登場。普段はコンビですが、レースモードでは競い合う強敵としてしのぎを削り合います。

スコアモードはコース上にある晶石を集めたり、条件を達成してポイントを得たりしてハイスコアを狙うモード。そしてタイムモードは、ゴールまでいかに早く着くかを目指すタイムアタック的なモードです。

いずれのレースも、舞台は水の上だけに留まらず、滑走力を活かして地上を走ることも可能。コースによっては地上を走った方が有利になる場面もあるため、テクニックだけでなく柔軟な判断力も求められます。

競う相手の有無や最重要となるポイントはモードごとに異なりますが、加速可能な箇所の活用やコース取りの選択、障害物に当たるとタイムロス&スコアロスになる点など共通する要素も多く、いずれかで腕を磨けば、ほかのモードも自然と慣れてくるでしょう。

冒険中も十分に爽快だったマナライドをレースという枠組みに置くことで、達成感や成功体験に紐づく気持ちよさも得られるため、よりよい結果を目指してついつい何度も遊んでしまう手触りです。

そしてもうひとつ、最難関の海上戦と思われる「無間の海域」というバトルも楽しめます。

難易度はもちろん、最大級の★5つ。ここでの戦いはWAVE形式で進行し、敵を全滅させるごとにWAVEが進み、制限時間になったら最終WAVEに突入するというもの。すべての敵を撃破したらクリアとなり、クリア時のランクに応じてもらえる報酬が変化します。

ランクは受けたダメージの量や敵の撃破数をベースに、WAVE進行やノーダメージ、ノーアイテムなどのボーナスが加算され、総合的なスコアでが決定します。「無間の海域」に登場する敵はかなり手ごわく、筆者のクリアランクはCと無残な結果でした……!

そんな「無間の海域」は、海上戦におけるエンドコンテンツ的な存在です。焦る必要はなく、船をじっくりと強化してから挑みましょう。また、船の強化に必要なアイテムは本編の進行に応じて自然と集まるため、まずは本編を進めながら通常の海上戦を楽しみ、十分強化した後に「無間の海域」へ取りかかるのがオススメです。


いよいよ発売が迫る『イースX -Proud NORDICS-』。本稿では『イース』シリーズに初めて触れる方向けに本作を紹介してきましたが、実は激しいアクションゲームに慣れたゲーマーにオススメしたいポイントもあります。

アクションの手触りに直結する要素として、フレームレートが気になる人も多いことでしょう。『イースX -Proud NORDICS-』の基本設定では60fpsになっており、多くの人が満足できるラインを維持しています。また、「パフォーマンス重視」の設定に変更すれば最大120fpsでプレイ可能。より滑らかな動きで楽しみたい方も、安心して本作に手を伸ばしてください。

アクションRPGおよびシリーズ初心者、さらにアクションは好きだけど『イース』に触れたことがないというゲーマーまで、誰もにオススメしたいニンテンドースイッチ2向けソフト『イースX -Proud NORDICS-』は、2025年7月31日発売予定。

価格は、パッケージ版・ダウンロード版 ともに8,580円(税込)です。パッケージ版のみ、初回特典として「イースX -Proud NORDICS 追加楽曲全集」が付属します。この夏は、ぜひアドル&カージャと共にオベリア湾およびエーランド島で冒険しましょう!

『イースX -Proud NORDICS-』公式サイトはコチラ!

《臥待 弦(ふしまち ゆずる)》

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