『トライブナイン』未完の物語を完結させる―小高和剛氏らが立ち上げた非営利同人サークル「ねおねおんトライブ」結成秘話や今後の活動について訊いてみた【インタビュー】

「ねおねおんトライブ」を立ち上げた小高和剛氏、山口修平氏、杉中克考氏へのインタビューをお届け!

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『トライブナイン』未完の物語を完結させる―小高和剛氏らが立ち上げた非営利同人サークル「ねおねおんトライブ」結成秘話や今後の活動について訊いてみた【インタビュー】
『トライブナイン』未完の物語を完結させる―小高和剛氏らが立ち上げた非営利同人サークル「ねおねおんトライブ」結成秘話や今後の活動について訊いてみた【インタビュー】 全 9 枚 拡大写真
左から山口修平氏、小高和剛氏、杉中克考氏

トライブナイン』は、架空の東京23区「ネオトーキョー国」を舞台に、死と隣り合わせのデスゲーム「XG(エクストリームゲーム)」が展開される理不尽都市アクションゲームです。しかし2025年2月のリリースから3ヶ月でサービス終了が発表され、突然の告知にファンからは驚きの声があがり、SNSでは撤回を求める署名などが行われました。

そんな事態に動いたのが、生みの親のひとりであるクリエイターの小高和剛氏、ゲーム立ち上げをプロデューサーとして携わった元アカツキゲームスの89PRODUCE・山口修平氏、そしてストーリーやサブイベントを手がけ、制作現場を支えたクロノゲート・杉中克考氏の3名です。『トライブナイン』の未完の物語を、非公式・非営利の同人サークル「ねおねおんトライブ」として引き継ぎ、完結を目指すという前代未聞の活動について、Game*Sparkはインタビューを実施。本作への思いや今後の活動について、色々とお訊きしました。

『トライブナイン』サービス終了に関して

――まず『トライブナイン』のサービス終了が決定したとき、関係者やクリエイターとして率直にどう思われましたか。

山口: 僕は『トライブナイン』立ち上げをプロデューサーとして、小高さんたちと話しながら進めていたのですが、途中で事情がありチームを離れることになってしまいました。サービス終了発表のタイミングでは退社が決まっていたので、会社から正式に聞いたというよりは、人づてに「終了するらしい」と聞いた形です。

ユーザーからの「面白い」「楽しい」という評判も聞いていたので、シンプルに驚きました。熱量の高いファンも多数おられたので、率直に「もったいない」という思いが強かったですし、長い間作ってきた作品として思い入れもあったので、これで終わらせたくないという気持ちがそのときから芽生えていました。

小高: 僕個人としてはゲームリリース当時はあくまで外部という立場でしたが、率直に「判断が早いな」と思いました。サービス終了の連絡をいただいたのですが、それがちょうど『終天教団』発表と同じ日だったんですよね。本当は午前にアナウンス予定でしたが「どうすればいいんだ」と思い、急いでDMM GAMESさんに連絡して「告知をずらさせてください」と頼み込んで、当日はバタバタしたのを覚えています。そのため、サービス終了が決定した当日はただただ驚いていました。

杉中: 3人の中で僕は最後まで唯一制作現場にいたのですが、『トライブナイン』という作品自体が僕たちクロノゲートにとっても思い入れがあるタイトルでしたし、本当に残念で悔しい気持ちが強かったです。うちのスタッフを7人ほどアサインして、サブイベントやメインストーリーの演出に全力を注いできたからこそ、未完のままで終わってしまうのは寂しかったですし、何よりユーザーに申し訳ない気持ちが強かったです。

――ありがとうございます。いちユーザーとしてプレイしていましたが、ストーリーもアクションも面白くて、今後続いていけばファンを獲得できたのではないかと考えていたので残念で衝撃でした。

小高:『トライブナイン』サービス開始時は、『HUNDRED LINE -最終防衛学園-(以下、ハンドレッドライン)』の作業で忙しくてプレイできていませんでしたが、トゥーキョーゲームス所属のしまどりるは、『トライブナイン』をクローズドβテストから熱心にプレイしていて、かなり面白いと言っていましたね。

――なるほど…。トゥーキョーゲームスのメンバーで『トライブナイン』サービス終了について何か話しましたか。

小高: リモートで仕事をしていたこともあって、「『トライブナイン』終わったね」という話は、しばらく経ってから会話しましたね。ただ高田(雅史)をはじめとしたサウンドチームは、サービス終了のギリギリまでアカツキゲームスさんと一緒に仕事をしていたので、かなりショックを受けていました。あと使われなかったキャラクターデザインもたくさん眠っているんですよ。

――たしかに各シティを統治する「ナンバーズ」の登場も途中でした。

小高: それもありますし、表向きには出してないけどデザインだけは終わっているキャラクターもたくさんいて…。ゲームとして3Dモデルに落とし込まないといけないので、スケジュールを考慮して早めに仕上げるのですが、世の中に出なかったものも多いです。ただデザインチームたちはそこまで悲観的ではなく、「そういうこともあるよね」という印象でしたね。

――疑問に思っている方も多いと思いますが、そもそもゲーム版に小高さんはどれくらい関わっていたのでしょうか。

小高: ゲーム版のシナリオでは僕は直接執筆しておらず、クレジットどおりキャラクターの性格やシティの設定など世界観設定として関わっていました。当然思い入れはありますが、僕の手から離れた時点で『トライブナイン』のシナリオはアカツキゲームスさんのものだと思っていましたし、その立場で表立って言及してしまうと彼らの手柄を横取りするような形になってしまうので、もちろん応援していましたが、基本的には静観していました。

結果的に『トライブナイン』ファンからは、「『ハンドレッドライン』に注力しているから『トライブナイン』を宣伝してくれない」とメッセージがきてしまいましたが……。当然生み出したひとりではあるので、うまくいってほしい気持ちでリリースの様子を見ていましたし、当初の評判を見る限り良いゲームに仕上がっていると思いました。

――サービス終了が発表されたとき、多くのファンがサービス終了を惜しむ様子がSNSで投稿されていましたが、そのような声はどのように受け止められましたか?

小高: たとえば『ハンドレッドライン』はトゥーキョーゲームスがIPを保持しているので、僕らの一存で自由にどういった展開もできますが、一方で『トライブナイン』のIPはあくまでアカツキゲームスさんのものなんです。ただユーザーから見たら「僕たちがゲームを作った」ように見えるので、「サービス終了を取り消してほしい」「コンシューマー向けにリリースし直してほしい」という声がたくさん届きました。しかし一緒に作っていた山口さんも既にいませんでしたし、リリース当時はサウンドチームなど一部のやり取りしかしていなかったので、立場的に最初は「どうやって答えればいいんだろう」と思いましたね。

山口: 『トライブナイン』に関するファンアートや二次創作は陰ながら見ていたので、立ち上げた人間の責任として「なんとかしたい」と、その声が聞こえた時点から「何かできる事はないか」とファンの救済の動きは考え始めていました。

杉中:自分はファンの皆様の声を心からありがたく受け止めました。直接運営に携わっていてエゴサーチを欠かさずしていたこともあり、「終わらないで」「続きが見たかった」という声があったことが、「ねおねおんトライブ」立ち上げの原動力になりました。

「ねおねおんトライブ」結成秘話

――「ねおねおんトライブ」結成について、小高さんのポストにある「トライブナインを好きだった事が黒歴史になるような終わり方では終わらせません」という言葉に決意が詰まっているように感じました。サークルを立ち上げた一番の動機はなんだったのでしょうか。

小高:正直な話、意地ですね。100%ファンのために頑張りたいという綺麗事は僕にはありません。ファンが『トライブナイン』を黒歴史だと思ってしまったり、僕に「なんとかしてほしい」とメッセージを送りつつ「どうにもならないだろう」と諦めている雰囲気だったり、そういう状況をひっくるめて「なめんなよ」と思ったんです。

もちろんゲーム制作はビジネスと創作活動の融合でありつつ、最終的にはビジネス色が強いエンターテインメントです。特にスマホゲームはそういった側面が強いですが、僕は決してお金のためだけに作っているわけではないんです。あくまで自分のクリエイティブの一環として活動しているからこそ、つらい時間を乗り越えられるわけで、そんな僕を一般的なビジネスマンと同じように見られたことに腹立たしい思いがあったから、逆に全部無償でやったら驚くんじゃないかと考えた複雑な気持ちと勢いで「やってやる」と。

山口:自分はプロデューサーなので、勿論いつも「いける」と考えて企画を立ち上げていますが、今作についてはその良し悪しのジャッジをするにしてもやや早すぎたのではという思いがあります。小高さんと少し異なる意地として、せめて作品としてきちんと評価できる段階までは完成させたい、という気持ちが強いです。ゲームは勿論の事、実装されなかった物語やキャラクターも本当に魅力的で、完結まで見てもらえれば何か変わっていたのではないか、というのをこの活動を通して証明できたら、とは思っています。

杉中: 自分はシンプルにユーザーと関係者の方々に対して申し訳ない気持ちが強かったのが理由ですね。『トライブナイン』制作現場の熱量は本当に高くて、サービス終了に対してショックを受けているので、スタッフのためになにかできないかなと思ったのが「ねおねおんトライブ」設立に繋がっています。

――そもそもどなたが最初に、「ねおねおんトライブ」を立ち上げようと言われたのでしょうか。

小高: 最初は僕自身がストーリーを執筆するよりは、ゲーム版のスタッフがせめて物語の完結まで書けないかと思ってアカツキゲームスさんと相談をしていたんです。ただ『トライブナイン』が3か月でサービス終了となってしまった、歴史に残る「滑りゲーム」としてネタ化されていくのに我慢なりませんでしたし、「自分が書くしかないかもしれない」と話していたところに、山口さんが「非営利の同人であればOK」という許可をアカツキゲームスさんからいただいたことで腹をくくりました。

山口:小高さんから「僕が書きますよ」と言っていただいたので、「プロのクリエイターにそこまで言わせてしまったのなら本気で動くしかない」と。杉中さんも「絶対にやるべきですよ」と後押しをしてくれて、明確に誰かが言い出したというよりは、流れの中で自然と「ねおねおんトライブ」という形に収束していきました。

杉中: 僕は小高さんと山口さんが物語の完結に向けた取り組みを進めているのを知らない状態で、山口さんに直接「何か協力できませんか」と相談したときに、実は小高さんと一緒にやろうと思っているという話をいただいたので、「僕にもやらせてください」と話しました。そのため僕だけ別ルートでの合流になりましたが、「ねおねおんトライブ」が立ち上がったのは三人それぞれが、「『トライブナイン』をなんとかしたい」という強い思いがあったからです。

――そういえばサークル名の「ねおねおんトライブ」はどういった意味が込められていますか。作中に「NEON」というキャラクターがいましたが。

小高:サークル名の由来としては、言われた「NEON」というキャラクターの名前に、舞台の「ネオトーキョー国」と同じく「ネオ」を付けてみました。ひらがなの理由はそっちのほうがダサくて同人らしいかなと(笑)。実はゲーム版で「ミナトトライブ」のみんなはどこへ行ったのかなど、まだ設定が考えられていなかったものがあって日々頭を悩ませています。

――ゼロと神谷瞬が似ている謎も……。

小高:そうですね。ゼロと神谷は似ているけど、アカツキゲームスさん側で最終的にどういうオチをつけるつもりだったのかは、我々三人誰も知らないという(笑)。アニメで人気だったけどゲームでは出てきてないオオタトライブなどをどうやってストーリーに絡ませるかなど、僕なりの結末を描いていこうかなと。人から丸々シナリオを受け継ぐパターンは初めてですが、自分で執筆していても冒頭を書いたときにどうやって着地させるのか、後で考えるのはよくあることなので、他人から出されたお題であろうが、自分から出したお題であろうが、なんとかなるとは考えています。

――サービス終了したゲームを、非営利・非公式のサークルとして完結させるのは前代未聞だと思いますが、今後どのような展開を考えていますか。

小高: 読み物ベースのユーザー参加型のエンターテインメントという形を考えているのと、世界観やストーリーが受け継がれていくようにしたいですね。もしかしたらいつか再ゲーム化の流れもできるかもしれないですし。

――アカツキゲームスさんから公式の許諾を得るまでのプロセスはどのような感じでしたか。

山口: はじめに小高さんとお話したときは、正当な作品として残したいと考えていたので、最初は公式に正式ライセンスという形で許諾をいただけないかとお願いしていたのですが、さまざまな事情が絡んで難しいと。それであとはどういうやり方があるかと話し合って辿り着いたのが、「非営利の同人創作」という手段であればという決着でした。本来同人は公式から許諾をもらうものではありませんが、元関係者が手がけることもあり筋を通して承諾していただけた流れでした。

――元関係者が同人サークルを立ち上げるのは、たしかに複雑な関係ですよね。

山口:そうですよね。世の中には、企業がIPをホールドしているけど、そのIPを立ち上げたクリエイターさんは退社してしまっていて、望まれていても続編が作れない、という作品は多くあります。今回の「ねおねおんトライブ」のやり方は相当イレギュラーで、再現は難しいとは思いますが、本当は価値があるのに埋もれてしまっているIPを再評価するような流れが作れたら、面白いですね。

小高:正直な話「『トライブナイン』の精神的続編」として、0から物語をやり直したほうが自由に作りやすいので、僕たちとしても手っ取り早いんです。お金だって稼げるので、できる事も増えますし。ただ、それだとファンの方々としては「自分たちが好きだった『トライブナイン』ではない」と考える方が出てきてしまう。

結局今回、我々がサークルを立ち上げた理由として、行き場を失った『トライブナイン』ファンを救いたいという気持ちが大きいんです。そういった意味で、公式あるいは公式に準じる作品にしなければならないというのが我々の共通認識でした。そのため現在公式として公開済みのメインストーリー5章までの内容に関して、すべて忠実に引き継いでいかなきゃいけない。打ち切りにあった漫画の続きを考えるようなやり方しかないと考えています。

「ねおねおんトライブ」今後の活動について

――まずはWebストーリーという形で物語の完結を目指されるということですが、今後の活動の流れについて聞きたいです。

山口:まずは完結まで物語をきちんと描き切る事を最優先に考えています。ユーザーが本当に求めているのは原作のアクションゲームとしての体験だと重々承知していますが、僕らの能力ではWebストーリーとして提供することしか最初はできません。ただワールドワイドで展開していたタイトルで日本以外にもファンの方が多数おられるので、たとえば有志に翻訳を手伝っていただいたり、あくまで同人で元の素材を使えないのでイラストを描いていただいたりと、ファンと作品がインタラクティブな関わりができたら、面白い体験になるのではないかと考えています。

―― 参加型の作品は面白いですね。自分のイラストが掲載されたら嬉しいファンも多いでしょうし。

小高:完全に非営利の同人活動なので、できることにはどうしても限界がありますし、こちらからクリエイターの方を正式に雇ってプロジェクトに参加してもらうのも難しい状況です。ただ応援してくださるファンの方々の力をお借りしたいと思っていますし、ゲーム業界で働きながら「創作活動に挑戦したいけれど仕事が忙しくてなかなか手を出せない」という方も少なくないと思います。そうした方々に「同人活動なら面白そうだし、気軽に関われそうだ」と感じてもらい、仲間が少しずつ増えていけばうれしいですね。

――ちなみに、音楽を流す予定はありますか。

小高:高田に頼んだら快諾してくれたので、音楽を付けようと思っています。ただイラストと同じく元々の楽曲は流せないので、あくまで「『トライブナイン』っぽい曲で」と依頼しようかなと(笑)。ただ、デザイン関係は小松崎(類)やしまどりるを絡ませることは難しい状態にあります。

まだ未確定状態ですが「ねおねおんトライブ」を立ち上げたニュースを見て参加したいと声を上げてくれた会社さんが2社くらいいてくれて、ゲーム業界も捨てたもんじゃないなと。

そのおかげで見た目はある程度リッチに、テキストで説明する小説スタイルではなくキャラクターとしてユーザーにわかる形で提示してファンアートや挿絵を描いていただき、最終的には漫画のように派手になればいいかなと考えています。そうした形のWebストーリーが可能なシステムを、杉中さんのクロノゲートで作っていただいています。

杉中:Webストーリーでもブラウザゲームのスタイルにすることはできますし、よくある音楽が再生される公式サイトのようなイメージで、ストーリーや演出がうまく表現ができればと思って鋭意制作中です。現状はノベルゲームに近いプレイ感覚になりそうですね。

――それは楽しそうです。「ねおねおんトライブ」としての最終的なゴールや活動を通じてファンにどういうことを感じてほしいですか。

小高: やはり感動のフィナーレを迎えられるように頑張るのが第一目標ですが、ユーザーの盛り上がりや実際に出来上がった作品の質を見て、今度こそ非営利ではなく商業としてもう一度トライしてみようという空気になってほしいですね。

ただ個人的には以前から作ってみたいゲームのひとつに、フリーゲームのような無料でプレイできる作品をリリースしてみたいとは薄っすら考えていました。まさか『トライブナイン』がそうなるとは思っていませんでしたが、結果的に無料で僕の作品を楽しめるのは面白い試みですし、やりきった後には達成感がありそうだと前向きに捉えています。

山口: 同じくまずは完結させることが目標でありつつ、ファンの方たちとのコミュニケーションを通じて熱量や関係性が深まっていき、「ねおねおんトライブ」の活動が大きなものになったときに、また異なる作品が生まれる土壌になっていく事にも期待をしています。ファンの方々に、マイナスの気持ちを埋めるだけではなくて、新たなプラスの価値を提供する場になれたらと思います。

杉中: 僕もお二人と同じくユーザーの心にしっかりとした完結をお届けすることが重要だと考えています。『トライブナイン』の関係者やスタッフが現場に関わったことを誇れるように誠心誠意最後まで書き切りたいです。

――最後になりますが、『トライブナイン』ファンへ一言ずつお願いします。

山口: 「ねおねおんトライブ」を発足してからあまり具体的な動きが見えなくて心配されているかと思いますが、今回の取材を通じて我々が活動していることが伝わってほしいです。2025年の秋ごろには具体的な成果物をお見せできそうな形で動いているので、お待ちいただければと思います。

杉中: ユーザーの声があったからこそ私たちが立ち上がれたのは紛れもない事実です。これからファンの皆さんと共創しながら『トライブナイン』という作品の灯火を燃やしていけたらと思っていますので、一緒に盛り上げていけたら嬉しいです。

小高: 正式に『トライブナイン』がサービス終了するのが11月27日なので、最初の方はゲームをなぞるお話になると思いますが、その前には連載開始できるように動いています。そして『トライブナイン』は完結まで僕らが続けていくので、プレイできる間にぜひゲームとしての体験を頭に刻み込んでいただけたら、より面白くなるんじゃないかなと思います。

あとは「ねおねおんトライブ」を手伝っていただける個人や会社の人は大歓迎ですが、非営利なのでスポンサーや出資という話になると困ってしまいますね。そして活動をはじめたらユーザー同士で揉め事が起きるなど、さまざまなことが考えられます。仕事であれば「運営しっかりしろ」という声には真摯にお答えしますが、今回はあくまで同人活動なので優しい気持ちで見守ってほしいです(笑)。

そして手前味噌ですが山口さんの89PRODUCE、杉中さんのクロノゲートや賛同いただいた会社など、一銭にもならないけどクリエイティブな活動をしたいという会社は本当にすごいです。そういった人たちの熱量がこれからのゲーム業界を支えていくでしょうし、ユーザーの方はぜひ参加している人たちのことを覚えて応援してほしいですね。

―― ありがとうございました。

《SIGH》

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