
世界最大規模の格闘ゲーム大会「EVO」について、サウジアラビアのギガプロジェクトQiddiyaは、共同オーナー兼運営会社のRTSを買収したと発表しました。
QiddiyaがEVO運営会社を買収
格闘ゲームの祭典であるEVOは、2025年8月にソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が株式持分をNODWIN Gamingへ売却しており、今後はEndeavorのe-Sports事業から誕生したRTSとNODWIN Gamingが共同で株式を所有し運営に携わると発表しました。
Qiddiya最高戦略責任者のMuhannad Aldawood氏は、RTSを完全買収したことをLinkedinで報告。RTSの買収はeスポーツ事業をさらに強化し、ゲームエコシステム全体に新たな機会を切り開くための戦略的な1歩であると説明しました。
QiddiyaはSIEのEVO株式売却に際してRTSへの投資を発表していましたが、今回の発表で完全子会社化したことが明らかになりました。Aldawood氏は格闘ゲームコミュニティの願いを実現するために、EVOの進化において新たな高みに到達するための道を切り開くとコメントしており、eスポーツ事業を強く推進する姿勢を見せています。