1986年に記念すべき1作目が登場して以来、2横スクロールACTを中心に数多くのシリーズ作を積み重ねてきた『悪魔城ドラキュラ』。海外向けには『Castlevania』の名前で知られ、国内外のゲームファンを数多く魅了しています。
シリーズの中には、広大で行き来可能なマップを舞台に探索を楽しむ作品もあり、後に「メトロイドヴァニア」と呼ばれるカテゴリーの走りとなりました。
そんな探索系作品の中でも、特に人気の高い3作品をセットにした『Castlevana Dominus Collection』のパッケージ版が、本日9月18日にリリースされました。対応プラットフォームはニンテンドースイッチとPS5の2機種で、パッケージ版の価格は通常版が4,980円(税込)、DELUXE EDITIONが8,980円(税込)です。
■パッケージ版『Castlevana Dominus Collection』はお高い? それともお得?

本作には、ニンテンドーDS向けに発売された3作品と、アーケード版『悪魔城ドラキュラ(Haunted Castle)』をアレンジした『悪魔城ドラキュラ Revisited』が収録されています。
4本遊べるお得感はありますが、同様の内容が楽しめるダウンロード版は2,750円(税込)で配信中。パッケージは通常版でも4,980円なので、比較すると少々高い印象を受けてもおかしくありません。
ですが、この印象もあくまでひとつの見方に過ぎず、別の角度から考えると、かえってお得感が増す可能性もあります。そこで、収録作のオリジナル版の中古価格と比べてみました。
■『蒼月の十字架』だけでもかなりお得!?
『悪魔城ドラキュラ』シリーズにおける探索系アクションの歴史は『月下の夜想曲』から始まりましたが、『悪魔城ドラキュラ 蒼月の十字架』はDS初の探索アクションとして注目を集めました。
通常のパッケージ版の価格を収録作の本数で割ると、1本あたり1,245円。オリジナルのDS版を今購入するとしたら、価格差はどれくらいになるのでしょうか。中古商品を扱うオンラインの通販サイトを複数調べ、概ねの相場を確認してみます。

在庫がなかったりプレミア価格で販売されている店舗もありましたが、出来るだけ安いサイトを探したところ、3,000円台前半で販売されている『悪魔城ドラキュラ 蒼月の十字架』を発見しました。

DS版の『悪魔城ドラキュラ 蒼月の十字架』を今遊ぼうと思ったら、ざっくり考えても3,000円ほどの出費になりそうです(配送料については、店舗によってばらつきがあるため、除外して考えたいと思います)
1本あたり1,245円のラインを大きく超えるどころか、DS版の『悪魔城ドラキュラ 蒼月の十字架』だけで、パッケージ版『Castlevana Dominus Collection』の価格を半分以上占めています。早くもお得感が出てきました。