2025年9月25日から28日にかけて、国内最大級となるゲームの祭典「東京ゲームショウ(以下、TGS2025)」が開催中です。
パソコン通販・マウスコンピューターのG TUNE&NEXTGEARブースでは、連日さまざまなステージイベントを開催。26日の10時30分からは、NEXTGEAR新製品発表:ストリーマートークセッションが行われました。
株式会社マウスコンピューター 開発・購買本部 製品部の林田奈美氏、YouTuber・ストリーマーであるたこまるさんとまざー3が登壇したステージでは、NEXTGEARの新製品が紹介されました。また、鋭意開発中という新商品のサンプルお披露目もありました!
そんな本ステージの様子をお届けしていきます。

◆NEXTGEARの拡張性・静音性がアップされ、より洗練されたデザインに進化
今回紹介されたNEXTGEAR製品は、ミニタワーゲーミングPC(NEXTGEAR JG-A7G6T)と、フルタワーゲーミングPC(NEXTGEAR HD-A7A70)の2つ。カラー展開はブラック、ホワイトの2つです。



ミニタワーについては従来品がよりブラッシュアップされ、アップデートが入ったとのこと。
具体的には、まずフロントデザインが、よりメッシュ部が全面に押し出されたデザインに変更されました。これにより、フロント部分のロゴもエンボス加工に変更。見る角度によって表情が変わり、思わず触ってみたくなる凹凸が特徴です。

フロントIOポートも刷新されました。従来品ではUSB Type-A端子が2つ、3極 AUDIO 端子が2つという構成でしたが、USB Type-A端子2つ、USB Type-C端子が1つ、ヘッドセット端子(4極、CTIA)が1つ、という構成に変更。現行で使用されることが多い端末に合わせ、アップデートされました。

そして今回初登場したばかりのフルタワーモデルについては、拡張性を重視した設計として、大型グラフィックスカード、DDR5メモリが追加搭載可能な余白を残しています。BTOでのHDDの搭載にも対応しているので、容量や動作が心許ないなら増設できるのが嬉しい仕様です。
いずれも、冷却ファンの回転数などの設計を見直すことにより、静音性が従来品よりも約15%アップしています。もちろん、冷却性能はそのままです。よりゲームや作業に集中できる環境ができあがること間違いなしです。
ボタンで簡単にファンのライトカラーも変更できるので、プレイするゲームや気分によって色を変えてみるのも一興。推しカラーにしてテンションを上げるのもいいですね。


◆曇りガラスとクリアガラスをボタンで切り替えられる⁉新製品が登場
本ステージでは、現在開発中である新商品のサンプルも2つお披露目されました。
まず1つめは、2025年11月に発売予定のノートPC(NEXTGEAR J6)。こちらは従来品のアップデート製品になり、その最大の特徴は白を追究したこと。


キートップが黒かった従来品から、キートップも真っ白へ変更。ゲームや作業に集中しやすいように、キー配置なども変更されているそうです。
そして、ゲストのたこまるさん、まざー3の反応がとくによかったのがもう1つの新商品。
ステージ中央には曇りガラスのようなケースで覆われたPCが置かれていたのですが、ボタンをポチッと押すと、中身が丸見えになりました!


いったいどういう仕組みになっているのか……不思議でなりません。
クリアな状態で眺めるバキバキ発色のRGBファンもいいですが、曇りガラス越しのふんわりとした発色になるRGBファンも乙なものです。
こちらの商品は2025年内の発売を目標に、鋭意開発中とのこと。続報が楽しみですね!
◆お得なクーポン配布とたこまるさんコラボPCも販売中
現在、マウスコンピューターでは、NEXTGEAR新製品発売を記念したお得なクーポンを配布しています。
その割引額、なんと驚異の11,000円引き。ゲーミングPCってそもそものお値段が高いので、1,000円引きとかされても反応しづらい金額なんですが、いや11,000円引きはすごい。

このすごすぎるクーポンは今月いっぱい、9月30日10時59分まで配布されています。気になる方は公式サイトの製品ページをチェックしてみてください。
また、このお得なクーポンはたこまるさんがカスタマイズしたNEXTGEARコラボPCにも適用されるとのこと。
コラボモデルなのになぜか通常モデルより安く買えるというたこまるさんコラボPC。さらにお安くなっちゃいます。
このコラボPCはマウスコンピューター公式サイトにはなく、たこまるさんのYouTubeに製品のリンクページの記載があります。


たこまるさんいわく、NEXTGEARは見た目、コスパ、保証がしっかりしているため、ゲーミングPC初心者におすすめの製品だそうです。
初めてのゲーミングPCにNEXTGEARを検討してみてはいかがでしょうか。
◆林田奈美氏インタビュー

――以前はロゴに使用されていたマゼンタが、アップデート製品ではケースに差し色として配色されています。この変更はどういった経緯で行われたんでしょうか。
林田あのマゼンタのロゴは印象強いものなので、もう少し活かしたいよね、と開発部で話していたんです。それで、いっそケースのデザインに入れてみてはどうか、という話になり、入れてみたらかっこよかったので採用されました。
そしてもともとマゼンタが使われていたロゴも変更することになって、そのときにはもうフロントがメッシュになると決まっていたのもあり、エンボス加工を試したらこれもかっこいい! と採用された流れです。けっこう直感的に決まっていきましたね。
――従来品が発売されて、今回のアップデートは約2年ぶりですよね。
林田はい。NEXTGEARの購買層は若年層なので、デザインもつねにフレッシュでいたいという思いがあります。
――フルタワーモデルの登場も踏まえて、G TUNEとNEXTGEARとで、どういった風に棲み分けをするか、方針はあるんでしょうか。
林田G TUNEブランドはどうしてもハイスペックになってしまうので、その分価格も高めに設定してあります。ですので、よりスペックの高いPCを求める方向けにG TUNEを、初心者やコスパを重視した方へNEXTGEARを、という風に考えています。
――新しいNEXTGEARは静音性が約15%も高まっていますが、このアップデートを行った理由は何でしょうか?
林田今までだと、「何dB以下であれば不快感がないから問題ない」という認識だったんですが、いや静かなら静かなだけいいでしょう、と更なる静音性を目指すことになりました。冷却性能自体は落ちていない、というところがミソです。
――今回発表された新製品で、ケースがボタンひとつでスモークとクリアを切り替えられるタイプがありました。こちらの開発経緯はどういったものでしたか?
林田あの表現を切り替える技術自体はそこまで珍しいものではなくて、すでに世に出回っているものです。開発に至った経緯は、トレンドは掴みたいけどそのまま乗っかるのではおもしろくない、という考えからですね。「最近ピラーレスケースが流行っているけど、うちでも作る?」「そのままじゃおもしろくないから何かひとつギミックを入れようよ」といった感じです。この製品に新鮮味があるかどうかちょっと不安だったんですが、今日、ステージでみなさんが驚いている反応を見て安心しました。みなさんの反応を見て、きっと開発スタッフも気合いが入ったと思います。
――ありがとうございました。新製品の発売を楽しみに待ちたいと思います。
