TGS2025で注目を集めたビッグタイトル5選―「バイオ」や「ゼルダ無双」シリーズ最新作など発売が待ち遠しいタイトルがズラリ

毎年恒例の大規模イベントからチェック必須の作品を紹介!

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TGS2025で注目を集めたビッグタイトル5選―「バイオ」や「ゼルダ無双」シリーズ最新作など発売が待ち遠しいタイトルがズラリ
TGS2025で注目を集めたビッグタイトル5選―「バイオ」や「ゼルダ無双」シリーズ最新作など発売が待ち遠しいタイトルがズラリ 全 18 枚 拡大写真

TGS(東京ゲームショウ)とは、1996年に始まり、2023年で34回目を迎えた大規模ゲームイベントです。コンピュータエンターテインメントの主催で例年9月に開催され、多くのゲームメーカーがブースを構えます。今年は9月25日(木)から9月28日(日)にかけて開催され、前半2日のビジネスデイと後半2日の一般デイともに大きな盛り上がりを魅せました。

そこでこの記事では、今年のTGSで話題となったタイトルから5つをピックアップして紹介していきます。ぜひ最後までご覧ください。

◆2025年10月30日(木)発売『ドラゴンクエストI&II HD-2D版』(ニンテンドースイッチ/PS5/Xbox Series X|S/Steam/PC)

『ドラゴンクエストI&II HD-2D版』は、『ドラゴンクエスト』及び『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』をHD-2Dによる新たな映像表現で生まれ変わらせた作品です。

まず原作を振り返ってみると『ドラゴンクエスト』では、かつて勇者「ロト」によって平和をもたらされた「アレフガルド」を舞台に、ロトの血を引く主人公が、世界を闇で支配しようとする「竜王」を倒し、攫われた姫を救い出す物語が描かれました。

そして『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』では、『ドラゴンクエスト』の時代から100年後を舞台に、主人公「ローレシア王子」と、「サマルトリア王子」、「ムーンブルク王女」が、世界滅亡を企む大神官「ハーゴン」に闘いを挑む物語が描かれています。

そんな『ドラゴンクエストI&II』のHD-2D版として期待される本作では、旅立ちのシーンが謎の声から世界の危機を伝えられ目を覚ますとラダトーム城……ではなく、森の中で魔物に襲われていたラダトーム兵たちの窮地を主人公が救う場面から始まることが判明しているなど原作とは違う点が所々に存在しており、過去作をプレイ済みの方であっても新鮮な気持ちで楽しめる作品といえますね。

戦闘に関しては、パーティメンバーのひとりに「サマルトリアの王子」の妹である「サマルトリアの王女」が参加したり、キャラクターごとに使える魔法の属性が分かれるなどの変更が加わったことで戦いにおける役割分担のようなものが生まれました。

新たに名作を描き直すにあたり随所に変更や進化が加えられた本作は、新規プレイヤーが名作を楽しむという点はもちろん、ファンが改めて楽しむという点においても期待できるものになりそうです。


ドラゴンクエストI&II - Switch
¥6,838
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

◆2025年11月6日(木)発売『ゼルダ無双 封印戦記』(ニンテンドースイッチ2)

『ゼルダ無双 封印戦記』は、『ゼルダの伝説』を舞台とした無双ゲーム『ゼルダ無双』シリーズの最新作です。

遠い未来から本作の時代に迷い込んだ「ハイラル王国」の姫「ゼルダ」は、初代国王「ラウル」と初代王妃「ソニア」と出会い、魔王「ガノンドロフ」の野望を阻止するべく、後に「封印戦争」と呼ばれる戦いに身を投じていく物語が描かれます。

「無双」シリーズおなじみの大軍勢との戦闘では、ゼルダやラウルだけでなく、ラウルの姉「ミネル」や愛らしい「コログ」をプレイアブルキャラクターとして臨機応変に切り替えて戦いましょう。新たに実装された仲間との強力な連携技「シンクストライク」は、キャラクターの組み合わせによって技の性質が変わるため多彩なアクションも期待できますよ。

ゾナウ族の技術を用いた装置“ゾナウギア”も登場します。火を吹く火龍の頭を持ち歩いて攻撃したり、時限爆弾を敵に敵に投げつけて攻撃することができるほか、属性を持つゾナウギアは組み合わせることで様々な効果を生み出すこともできるので、こちらも組み合わせを考えるのが楽しそうです。

「無双」シリーズらしい派手で多彩なアクションも、ゼルダ作品らしい自由なプレイスタイルに引かれた方はぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。


ゼルダ無双 封印戦記 -Switch2
¥7,819
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

◆2026年2月12日(木)発売『龍が如く 極3 / 龍が如く3外伝 Dark Ties』(ニンテンドースイッチ2/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Steam)

『龍が如く極3』は、『龍が如く』シリーズを最新のゲームエンジンでリメイクする「極プロジェクト」の最新弾です。今回は2009年に発売されたシリーズ第3作『龍が如く3』が“極”となって蘇ります。

物語の舞台にはこれまでの神室町に加え、新たに沖縄・琉球街が登場。沖縄へ渡って養護施設「アサガオ」を営んでいた主人公「桐生一馬」は、土地を巡ってとある事件に巻き込まれ、再び戦いの中に身を投じることとなります。

本作では、“堂島の龍・極”と“琉球スタイル”の2つのバトルスタイルを操り戦うことが可能です。“堂島の龍・極”は、桐生の王道スタイル“堂島の龍”を進化させたスタイルで、シリーズ史上最多の攻撃技を使った豪快な喧嘩アクションが楽しめます。一方で“琉球スタイル”は、沖縄に伝わる8種類の武器を使ったテクニカルな武器アクションが楽しめますよ。

また、本作には桐生の前に立ちふさがる強敵、峯義孝を主人公とした外伝『龍が如く3外伝 DARK TIES』も収録されています。こちらでは、ベンチャー企業のトップだった男が極道の世界に身を投じるに至った歩みがドラマチックに描かれるとのこと。

桐生一馬と峯義孝、異なる道を歩む2人の物語に注目です。


◆2026年2月27日(金)発売『バイオハザード レクイエム』(ニンテンドースイッチ2/PS5/Xbox Series X|S/Steam)

『バイオハザード レクイエム』は、物凄く怖いけれどやめられない「やみつきになる恐怖」をコンセプトに開発された『バイオハザード』シリーズ最新作です。欧州最大級のアワード「gamescom award 2025」で4冠を達成するなど、発売前から注目を集めています。

舞台はバイオでおなじみの「ラクーンシティ」。本作では、この地で自身の母親を失った過去を持つ女性「グレース・アッシュクロフト」が、廃ホテルで起こった変死事件調査のため"滅菌作戦"が実行され廃墟となったラクーンの地を訪れ、世界を震撼させた「ラクーン事件」に隠された真実を探っていくことになります。

戦闘・探索・謎解き・リソースマネジメントなどシリーズが継承してきたバイオらしさの真髄はそのままに物凄く怖い仕上がりとなっている本作ですが、ファン待望のFPS/TPS切り替え機能が導入されたことで、1人称視点でのホラーが苦手なプレイヤーでも遊びやすくなりました。これまでバイオは怖くて苦手と思っていた方は、3人称に切り替えて遊んでみると緊張感が和らいで良いかもしれませんね。

また、バイオの主人公というと戦闘能力に長けた人物が一般的ですが、グレースは推理や分析など自身の専門の分野ではずば抜けた集中力と洞察力を発揮するものの、戦闘経験が乏しく、内気で怖がりなFBI捜査官の女性です。この新たなキャラクターがバイオの世界をどのように広げてくれるのか注目ですね。

◆2026年発売予定『レイトン教授と蒸気の新世界』(ニンテンドースイッチ2/ニンテンドースイッチ)

『レイトン教授と蒸気の新世界』は、レイトン教授こと「エルシャール・レイトン」と助手の「ルーク・トライトン」が、万能の蒸気機関でロンドン以上に大きな発展を遂げたアメリカの都市「スチームバイソン」を舞台に活躍する謎解きファンタジーアドベンチャーゲームです。

『レイトン』シリーズが3DSに初上陸した際はその機能を活かしてキャラクターの立体視に対応しました。その後も様々な過去作で3Dが採用されてきましたが、本作ではグラフィックがさらに向上し、動きはより滑らかなものになっています。3Dで描かれた背景により生まれた画面上の奥行きはカーソルを動かすことで可視範囲が変わるため、距離感を活かした演出に注目です。

ナゾトキの際には、タッチペンなどを使ってゲーム内で重要な情報をメモ書きしましょう。メモ機能はこれまで画面を切り替えて行っていましたが、本作ではナゾトキ中のメイン画面に直接メモを書き込むことができるのでより直感的なナゾトキが楽しめそうですね。

そのほか新要素として「ひらめきコイン探知モード」「ワールドマップメニュー」「一新された移動モード」「町を発展させるナゾ」「新たな仲間キャラクター」「フルポリゴン演出」などが搭載される予定です。

さて、そんな長年のファンも満足させてくれそうな「レイトン」シリーズ最新作ですが、発売時期が2025年から2026年に延期されることが発表されました。延期が良い方向に転ぶことを期待したいですね。


以上、2025年TGSの話題タイトル5選でした。発売日がまだ先の作品もありますが、気になるものがあれば予約するなどして備えておきましょう。


Nintendo Switch Joy-Con(L) ネオンブルー/(R) ネオンレッド
¥31,980
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
PlayStation 5 デジタル・エディション(CFI-2000B01)
¥62,980
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

《sen》

sen

2023年12月よりライターとしての活動を開始。趣味が高じてライター業を営むように。FPS・アクションの合間にシミュレーションを挟み心の平穏を保っている。

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