
さまざまなダンスゲームにおいてギネス世界記録を所持しているアメリカの教師のキャリー・スウィデッキさんが、ギネス世界記録2026において新たな記録に挑むことをギネス世界記録公式サイトの特集記事が報じています。
2011年には『DDR』、2015年には『ジャストダンス』で世界記録を打ち立てた教師が再び世界記録に挑む
キャリーさんは高校生の頃はアスリートでしたが、社会人となり教師となってからは体重が大幅に増え、運動とは無縁の時期が続いたといいます。
2000年ごろに『ダンスダンスレボリューション』を見かけ、遊んでみたところ10歩程度で息が切れゲームオーバーに。それをたまたま見ていた男性に「お前は最低だな」と言われたことが心に突き刺さり、これを見返すために運動とダンスゲームにキャリーさんはのめり込んでいきました。
そして彼女の体重は95キロから61キロまで実に34キロの減量を遂げ、この自らの経験をもとに学校生徒たちの放課後の課外学習プログラムにダンスゲームを取り入れるよう提案しました。
そして他の教育者にもダンスゲームの効果を呼び掛けるべく、彼女はダンスゲームで世界記録を目指しました。

まずは2011年に『ダンスダンスレボリューション』を15時間17分44秒連続プレイし続けたという記録で、ギネス世界記録を初取得。
2015年には『ジャストダンス』を138時間34秒プレイし続け、世界最長のダンスゲームマラソン記録としてこれもギネス世界記録に登録されています。
しかし2021年にキャリーさんは交通事故に遭い、その後遺症で2年半リハビリ生活となってしまいます。しかし現在はトレーニングを再開、「2015年の自らの世界記録を破る」ことを目標に、地元の支援者たちと共にトレーニングを続けてきました。
そしてギネス世界記録2026でも、彼女は新たな記録を打ち立てるようです。詳細な世界記録の内容は記事では触れられていませんが、やはりダンスゲームで何らかの記録に立ち向かうものと思われます。
「49歳になった今、ゲームとダンスのおかげで人生最高のコンディションです。サウジアラビアで開催される2027年初開催のオリンピックeスポーツ大会では私は51歳になりますが、歴史を作る旅になると思います。オリンピックという世界の舞台で、私が持つ象徴的な138時間『ジャストダンス』のギネス世界記録タイトルをライブで破りたいと思っています。私は、eスポーツ界で私と同年代の女性が直面する壁を打ち破り、次世代の女性eスポーツ界への扉を開きたい」とキャリーさんは語っています。