
全世界10億人のサイバーパンクファン(※スパくん調べ)にとって、ネオンがきらめく近未来的なバーで『サイバーパンク2077』をプレイすることは、まさに夢のような体験でしょう。ナイトシティさながらの環境の中、リッチなグラフィックスで快適にゲームを遊べたら、きっと誰もが本物の「没入感」を覚えるはずです。
そんな妄想を実際に叶えたくなってしまったGame*Spark編集部は、MSIの17インチサイズゲーミングノートPC「Cyborg 17 B2RW」と15インチサイズの「Cyborg 15 B2RW」に目をつけました。スペックやデザイン、そしてネーミングに至るまで『サイバーパンク2077』との親和性は非常に高いそうです。

更に今回は『サイバーパンク2077』のプレイヤーとして、ゲーム配信者/コスプレイヤー/モデルとして活動されているAdele Lave(アデリー)さんが扮する“ジュディ”も参加。彼女と共に『サイバーパンク2077』をプレイして、ゲーミングノートPC「Cyborg」シリーズ2製品を体験。 まずは、この2台のマシンのビジュアルからチェックしていきましょう。
「MSI Cyborg 17 B2RW」の公式サイトはこちら「MSI Cyborg 15 B2RW」の公式サイトはこちら「Cyrborg」シリーズから17インチ/15インチモデルを紹介!

「Cyborg」シリーズのビジュアルを印象付けるのは、近未来的な雰囲気を漂わせるプリント、直線的なデザイン、キーボードに仕込まれたLEDイルミネーションです。
今回紹介するうちのひとつである17インチモデル「Cyborg 17 B2RW」は、ワイド感と重厚さ、臨場感の高さが際立つ質感。ディスプレイはもちろん、キーボードやトラックパッド周囲の余白も大きいため、デスクに置いたときの安心感もグッドです。

15インチモデルの「Cyborg 15 B2RW」はより軽快で、モビリティの高さとサイバーなディテールを両立。どちらも「サイバーパンク」ジャンルが好きなゲーマーにワクワク感を与えてくれます。
「Cyborg」シリーズの基本設計&スペック

それでは、MSI Cyborgシリーズの基本性能をチェックしましょう。両モデルとも、インテル Core CPUとNVIDIA RTX 50 シリーズGPUを搭載し、異なるディスプレイサイズから選ぶことができます。
「Cyborg 17 B2RW」「Cyborg 15 B2RW」スペック概要
本稿で紹介する機種:「Cyborg-15-B2RWEKG-5050JP」「Cyborg-17-B2RWEKG-6655JP」
OS: Windows 11 Home
ディスプレイ:
「Cyborg 17 B2RW」 - 17.3インチ、フルHD(1,920×1,080)、ノングレア、144Hz
「Cyborg 15 B2RW」 - 15.6インチ、フルHD(1,920×1,080)、ノングレア、144HzCPU: インテル Core 7 プロセッサー 240H 10コア(6P+4E)16スレッド / 最大5.2GHz
GPU: NVIDIA GeForce RTX 5050 Laptop GPU 8GB GDDR7
メモリ: 32GB(16GB ×2)DDR5
SSD: 512GB(M.2 NVMe)
キーボード: 4ゾーンRGBバックライト内蔵日本語キーボード
I/Oポート: USB3.2 Gen2 Type-C ×1、USB3.2 Gen2 Type-A ×2、HDMI ×1、オーディオコンボジャック ×1
※詳細は記事末尾をご参照ください。
いずれのモデルもGPUはエントリーモデルとなるGeForce RTX™ 5050 Laptopですが、最新世代だけあり『サイバーパンク2077』をはじめとするAAA級タイトルを高画質・高フレームレートで遊べるポテンシャルを持っています。

ちなみにベンチマークを起動してからプレイしたところ、テクスチャ設定は「高」となりました。上図のスクリーンショットではオフにしていますが、追加でレイトレーシングを「低」設定にしてもプレイは安定。DLSS機能もサポートしているので、フレームレートに関しても心配することはほとんどありません。
本体も徹底チェック。操作性や持ち運びやすさはどれほど?

17インチモデルは没入感あふれる大画面と高速な映像出力が魅力で、きらびやかな世界とそこで起きるさまざまなイベントや戦闘から、フレーバーテキストに至るまでくっきりと堪能できます。

一方、15インチモデルは携行性と操作しやすさを両立。通勤や外出先などの環境でも扱いやすく、いつでもどこでもハイスペックなゲーミング空間を展開できる機動力の高さが、嬉しいポイントです。

どちらのモデルもキーボードはテンキー付き。マルチカラーバックライトに対応し、視認性・雰囲気ともに抜群です。打鍵感も軽快で、どのようなロケーションであってもゲームや作業も自然に行えます。


I/O端子の数やWi-Fi 6E対応も充実していて、外部機器を複数接続したり、配信や共同作業にも対応できます。
「MSI Cyborg 17 B2RW」の公式サイトはこちら「MSI Cyborg 15 B2RW」の公式サイトはこちらジュディが、そこに、いる……!! アデリーさんにその場で『サイバーパンク2077』をプレイしてもらった

今回は特別に、ジュディに扮したアデリーさんに『サイバーパンク2077』をその場でプレイしていただきました。
『サイバーパンク2077』プレイヤーなら誰でも思い出に残っているであろう「アフターライフ」のシーンから遊んでもらいつつ、ゲーミングノートPCとしての使い心地を伺いました。

――普段からPCでゲームを遊ばれているとのことですが、『サイバーパンク2077』はどれくらいプレイされていましたか? 特に好きなシーンなどもあれば、ぜひ聞かせてください。

アデリー: プレイ時間は、400時間くらいです。好きなシーンは……エンディングですね! すべてのエンディングをプレイしたけど、どれもとてもエモーショナルですよね。パナムが絡むエピソードが特にお気に入りです。ダウンロードコンテンツのエンディングも、苦い後味はありながらも『サイバーパンク2077』らしさが色濃く表れていて、良かったです。
――ちなみに『サイバーパンク2077』を遊ぶときのプレイスタイルの好みはありますか? 「ストリートキッドで始める」とか「特に選ぶことが多いビルド」など。

アデリー: 初めて遊んだときは「コーポ」で、その次のプレイでも「コーポ」で始めましたね(笑)。一番しっくり来ます。あと、ハッキングをメインにしたネットランナービルドが好きです。どんどん敵をハックしていく戦闘が楽しくって。
――今回はロケーションにぴったりなシーンということで、ゲーム内で「アフターライフ」を訪れるところからプレイしていただいていますが、プレイフィールはどうでしょうか。

アデリー: そうですね! 実際にプレイしてみてますが、快適に遊べています。照明効果も登場NPCも多いし、昔私が使っていたノートPCではキーボード周辺が熱くなることもあったけど、「Cyborg」だとファンの音や発熱もあまり気にならないですね。『サイバーパンク2077』を起動し続けてるけど、良い感じです。
――ゲーミングノートPC「Cyborg」を実際に触ってみて、どんな印象を感じましたか?

アデリー:15インチは家のどこにも置きやすいですし、外で使ったりするときも良い感じかも。17インチは大きくて見やすいし、他のディスプレイに出力したりせず「これ1台」で充分遊べそうですよね。
――なるほど。
アデリー: あと、キーボードも使いやすいですね。自然に手を置けるし、WASDのキーキャップもかわいいです。やっぱりFPSのようなゲームをプレイするときは大事ですから。

(ゲーム内でジャッキーが喋るシーン): ……ウォッカのロックにライムジュースとジンジャービア。そして忘れちゃいけない……愛情だ。
アデリー: そうそう、このセリフも大事ですよね(笑)。
――(笑)。

その後、編集部でも「Cyborg」を使って『サイバーパンク2077』をプレイ。銃撃戦や人の多い場面などではグラフィック処理のための負荷が高まりますが、映像のブレや遅延、重さを感じることはありませんでした。

17インチのCyborgでは広大な世界を見渡せるスケール感で、圧倒的な情報量を見渡せました。
ネオン・夜景・車や人々の細部も精密に描写され、オープンワールドをただ散策するだけの街ブラも捗ります。

15インチモデルはコンパクトになった分、「いつでもすぐに『サイバーパンク2077』の世界に帰れる」という安心感があります。HDMIポート/USB Type-Cポートによる外部ディスプレイ出力もサポートしているので、設定を調整しながら大きな画面で遊ぶのもまた一興です。

共通して印象的だったのは、冷却システムと静音性の高さ。重負荷・長時間プレイでもファンノイズが抑えられ、部屋や夜のバーカウンターでも、周囲や自分のプレイを妨げない環境が整っています。
「これ1台」で完結させる17インチモデル、「持ち運び可能なゲーム環境」として充分な強みを持つ15インチモデルのいずれも、PCゲーマーにとって有用な選択肢になるのではないでしょうか。

サイバーパンクカルチャーからインスパイアされたデザインの「Cyborg」シリーズは、15インチ/17インチの2つのラインナップを展開。今回試用したモデル「Cyborg 15 B2RW」と「Cyborg 17 B2RW」は、公式オンラインショップ「MSIストア」ほか各小売店で販売中です!
「Cyborg 17 B2RW」「Cyborg 15 B2RW」スペック詳細

本稿で紹介した機種:「Cyborg-15-B2RWEKG-5050JP」「Cyborg-17-B2RWEKG-6655JP」
OS: Windows 11 Home
ディスプレイ:
「Cyborg 17 B2RW」 - 17.3インチ、フルHD(1,920×1,080)、ノングレア、144Hz
「Cyborg 15 B2RW」 - 15.6インチ、フルHD(1,920×1,080)、ノングレア、144HzCPU: インテル Core 7 プロセッサー 240H 10コア(6P+4E)16スレッド / 最大5.2GHz
GPU: NVIDIA GeForce RTX 5050 Laptop GPU 8GB GDDR7
メモリ: 32GB(16GB ×2)DDR5
メモリ空きスロット:なし(2スロット合計最大96GB ※1)
SSD: 512GB(M.2 NVMe)
有線LAN: 1Gbps
無線LAN: Wi-Fi 6E(11ax)、Bluetooth 5.3
キーボード: 4ゾーンRGBバックライト内蔵日本語キーボード
スピーカー: ステレオ2スピーカー
Webカメラ: 92万画素(マイク内蔵)、プライバシーシャッター付き
I/Oポート:USB3.2 Gen2 Type-C(映像出力、USB PD*対応)×1 ※2 、USB3.2 Gen2 Type-A ×2、HDMI ×1、オーディオコンボジャック ×1
バッテリー駆動時間: 最大5時間(JEITA 3.0 動画再生時)、最大10時間(JEITA 3.0 アイドル時)
本体サイズ(WxDxH/mm):
「Cyborg 17 B2RW」 - 399.3×258×23.2mm
「Cyborg 15 B2RW」 - 359.3×245.25×23.15mm本体質量:
「Cyborg 17 B2RW」 - 約2.6kg
「Cyborg 15 B2RW」 - 約2.2kg
※1:MSI公認サポート店でのみ増設可能
※2:Thunderbolt非対応
*:USB PDで本体へ給電する場合、システムのパフォーマンスに制限が掛かります。
システム起動時の負荷状態により、バッテリーへ充電が行われない場合があります。
すべてのUSB PD対応デバイスの動作を保証するものではありません。
システムの状態によりバッテリー充電に必要なUSB PDの出力が異なります。
システム稼働中(S0)、スリープモード中の充電:90W以上(最大100W)
休止状態(S4)、電源オフ中(S5)の充電:45W以上